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日本人がやってしまいやすい、あの国でやってはいけないタブー「ガムはNG」

海外には、その国特有のやってはいけないタブーがあるものです。例えば、人に向かって中指を立てるジェスチャーなんかは、有名なタブー行為ですね。さて今回は、日本人がついやってしまいやすい、海外の国のタブー行為を紹介します。

長時間のシャワーはタブー!?

●ガムはNG
日本ではガムを常用している人が多いですが、シンガポールはガムを食べる、所持する、持ち込む、はすべてNGです。これはかんだ後のガムのポイ捨てで街が汚れないようにするためのもの。医療用ガムなどは例外とされていますが、基本的には持っていかないようにしましょう。持ち込みが発覚すると罰金を取られてしまいます。

●長時間のシャワーはダメ
オーストラリアでは水の使用に関して厳格なので、地域によってはシャワーを長時間使用することがあまり良しとされていません。水の無駄遣いをしないように、ということですね。日本と同じ感覚で水をジャブジャブ使わないようにしましょう。

●ビーチで飲酒はNG
ハワイではビーチでお酒を飲むことは禁止です。また、公園などでも飲酒はご法度。つまり飲食ができるレストランやプライベートな場所以外での飲酒は駄目ということです。日本では飲酒場所に関してはかなりオープンですが、ハワイで同じようにすると罰金を支払わないといけません。ちなみにハワイではお酒は「21歳」からです。

●トイレのドアはノックしない!
日本では、トイレに人が入っているのかどうか確かめるためにドアをノックしますが、アメリカなどではこれはNG。ドアをノックすることは「早く出てこい!」と催促する意味なのです。もし人が入っていた場合、大変に不愉快な思いをさせてしまいます。確かめるときはドアノブをひねって使用中かどうか確認しましょう。

●OKサインでケンカ勃発
日本では当たり前のように使っているハンドジェスチャーも海外ではタブーな場合があります。例えば、親指と人さし指で輪を作る「OKサイン」。これはギリシャやトルコ、ブラジルなどいくつもの国で「侮辱」や「性行為」を意味するタブーなジェスチャー。トラブルに発展することもあるので、こうした海外ではタブーなジェスチャーも覚えておくといいですね。

●写真撮影がタブーの国も
海外では、写真撮影もいろいろと気を付けないといけません。普通の景色だと思って撮影したら、実は国の機関の建物が写っていて注意された、なんてこともあります。インドでは電車を撮影するのに鉄道局の許可が原則必要となるので、日本と同じ感覚で撮影するのはやめた方がいいようです。

●子供の頭はなでちゃダメ
タイでは子供の頭をなでることがタブーとなっています。子供の頭は精霊の宿る神聖な場所といわれているので、その神聖な場所に触ってはいけないということです。日本だと子供の頭をなでて「いい子いい子」してあげますが、所変わればやってはいけないことになるんですね。

●靴を履いたまま寺院に入っちゃいけません
イスラムやヒンズー教の寺院には、靴を脱いで入らないといけません。観光気分でつい、ということがないよう、神聖な場所に入るということをしっかり意識しておくといいかもしれません。

また、イスラム圏では女性はベールが必要となる国が多いです。寺院の前でベールを貸し出してくれることが多いので、必ず着用しましょう。

●場所によっては革製品も駄目
宗教によっては、革を使った製品を持ち込んではいけないこともあります。特にヒンズー教では牛は神聖な生き物とされているので、牛革の財布など牛革製品を持ち込まないようにしましょう。

●露出の高い服はNG
気温が高い国などを訪れた際、思わず薄着で外出する女性もいますが、女性が肌を露出することがタブーの国もあります。教徒ではないから大丈夫と言う人もいますが、その国の人たちにとってタブーなことを堂々とはしないようにしましょう。


その国のタブーを覚えておけば無用なトラブルを避けることもできます。海外旅行の際には、これらのタブーを覚えておいて、楽しい旅をお過ごしください。

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2013年06月15日に公開されたものです

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