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「忙しい」が口癖の彼。本当は忙しくない?どう対応したらいいの?

「いやー、もう本当に忙しくってさ」いつもそんなことを言っている彼。でも、一体いつになったら忙しくなくなるの?実は「忙しい」と言っている人には、本当に忙しい人と、「忙しい自分」を周りにアピールしている人がいます。今回は「忙しい!」を連発する心理に迫ってみたいと思います。


■「忙しい」は頑張っている自分を褒めてもらいたい

「忙しい」といつも言っている人の中には、実は「忙しい自慢」をしている人がかなりの確率で存在しています。もちろん、実際に忙しいのかもしれませんが、なぜそんなに「忙しい自慢」をしてしまうのでしょうか。忙しさをアピールする理由を探ってみましょう。

一つ目に挙げられるのは、就業時間内に仕事を終わらせられないため、あえて「忙しい」ことをアピールするケース。この場合の「忙しい」は、自分の立場を守るための自己防衛的な使用と言えます。仕事が終わらないのは自分が悪いのではなくて仕事が忙しいからだ!と周りにアピールして、自分の立場を守ろうという心理が働いているのです。

そして二つ目は自分の働きぶりを褒めてもらいたい、認めてもらいたいという気持ちからくるアピールです。この場合、もしかしたら実際には周囲から仕事ぶりを褒められることが少ないのかもしれません。それだけに、「仕事がんばってるんだね」とか「そんなに忙しいなんて、仕事をたくさん任されてるんだね」などと言った言葉をかけてほしいと、無意識に思っているのです。

また、「忙しい自慢」には「忙しく働く自分」を格好いいと思う気持ちも感じられます。忙しさをアピールというよりも、もしかしたら「格好いい自分アピール」なのかもしれませんね。


■できる男に余計な言葉はいらない!

ここまでで何となくお分かりかもしれませんが、「忙しい自慢」は、本当に仕事ができる人はしないものです。できる人は、本来評価されるべき仕事の部分で周囲から認められ、自然と評価の言葉が集まってくるので、何かをアピールする必要がないのです。

さらに、忙しさをアピールすることが、自分自身のスケジュール管理能力が低いことを露呈させてしまう…ということにも気が付いています。

ちょっと古風な言い方ですが「男は黙って仕事する」。結局のところ、この言葉が「できる人」を表現しているのかもしれません。

とはいえ、あなたの大事な人が「忙しい」を連発していても、「本当にできる人は…」なんて話は禁物。彼はねぎらいの言葉を期待しているのです。「忙しくって大変だね」など、彼の「忙しい自慢」を受け止めてあげてくださいね。

※この記事は2013年06月15日に公開されたものです

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