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新宿思い出横丁の名店はここだ!『「煮込み」が最高! ささもと』『地鶏が旨い! あがっしゃい』

東京 新宿で飲み屋さんを探すと、多くの場合、歌舞伎町方面か、三丁目方面へ向かうのではないでしょうか。しかし、新宿には、(最近はずいぶん行きやすくなった)「ゴールデン街」と並んで、飲み助には見逃せない飲み屋街があるのです。それが「思い出横丁」です。新宿思い出横丁の名店をご紹介します。

思い出横丁の歴史は焼け跡から始まった

まず新宿「思い出横丁」について簡単に紹介します。思い出横丁は、新宿駅西口に連なり、JRの線路沿いにある小さな商店街です。店舗のほとんどが飲食店、飲み屋さんになっています。

この思い出横丁の歴史は、戦後すぐ昭和20年代にまでさかのぼります。昭和21年ごろは、新宿駅西口はまだ戦災の爪跡が残る場所でした。そこに露天商、屋台などが軒を連ねるようになります。

戸板1枚で仕切られた店が並ぶ、この風情が現在の思い出横丁にまで受け継がれています。思い出横丁は昭和の情緒を色濃く残しているのです。そのため現在では外国人が観光に訪れるほどになっています。

「煮込み」が最高! ささもと

「ささもと」は「もつ料理」です。串を刺したもつを焼くか、煮込むかして供されます。大鍋でぐつぐつと煮込まれたみそ仕立ての「もつ煮」は、見ているだけでも食欲をそそります。ぜひ一度味わってほしい逸品です。

また、野菜串を煮込んだものも意外なおいしさです。キャベツの煮込みも大変においしいのですが、これは「〆の合図」ですので、最後に注文しましょう(なかなか出ません)。

なぜか看板がありませんし、一見さんは入りにくい店ですが、勇気を奮い起こして足を踏み入れてください。

地鶏が旨い! あがっしゃい

「あがっしゃい」は鳥取県の大山地鶏を供する店として知られています。ぷりぷりの肉汁あふれる鶏肉はなかなかの人気です。鶏もも肉のたたき、鶏レバ刺しなどの生肉系のメニューでは地鶏の滋味あふれるおいしさを味わえます。

また、ソースレバカツなどのざっかけないメニューの味わいも見逃せません。思い出横丁では珍しく、酒のメニューが充実している点も飲み助から支持される理由でしょう。

名物はソイ丼! つるかめ食堂

飲み屋さんというよりも、ご飯屋さんとして有名です。中でも有名なのは「ソイ丼」です。ソイ丼は、大豆をたくさん使った「カレー味の具」をかけた丼で、簡単にいうと「大豆とひき肉のキーマカレー」みたいなものです。

また「元気丼」も有名です。牛筋の煮込みと、「ハムと野菜のマリネ」をご飯の上に乗せたものです。合うのか? と思うかもしれませんが、牛筋のしょっぱさ、マリネの酢の加減などが口の中で絶妙に調合され、ご飯が進むのです。

焼酎がシャーベット! ウッチャン

「ウッチャン」はもつ焼きの名店です。新鮮で、もつの種類も豊富。各部位をくし焼きでおいしく食べられます。「ちれ」「谷中だんご」といった珍しく、人気の焼きものは、早く行かないと売り切れになることも。煮込みもうまさにも定評があります。

この店の名物はシャーベット状で供される焼酎です。例えば「酎ハイ」を頼むとシャーベット状の焼酎に炭酸水を注いだものが出てきます。シャーベット状のため口当たりが良く、その分おいしく感じます。ただし「みぞれ酒」などは酔いやすいといいます。飲みすぎに気を付けましょう。

ご飯に最強! やぶ天

「やぶ天」は飲み屋としてもいいのですが、ここはやはり「ご飯」を食べに行きたい店です。やぶ天の店内は狭いカウンター席ですが、席の前のガラスケースにはお総菜がずらりと並んでいます。

定食を頼んでもいいのですが、例えば、ほかほかご飯に「たらこを軽めにあぶってください、あとみそ汁はしじみで」なんて注文はいかがですか? やぶ天の「玉子焼き」は特においしいので、これも追加したいところです。

新宿思い出横丁にはほかにも名店が数多くあります。皆さんもぜひ行ってみてください!


新宿思い出横丁の公式サイト
http://shinjuku-omoide.com/


(高橋モータース@dcp)

※この記事は2013年06月11日に公開されたものです

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