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幅6m高さ3mでかっ!巨大招き猫「とこにゃん」知っていますか?

通りを歩いていて……ふと見ると、大きな招き猫が道路の上からこちらを見ているのです。みんな驚きます。このかわいらしい巨大招き猫は「とこにゃん」という名前で常滑市にいます。なぜこのような巨大な招き猫がいるのでしょうか。愛知県常滑市の商工観光課の安藤麻美さんにお話を伺いました。


――「とこにゃん」ができた経緯を教えてください。

安藤さん とこにゃんは2007年(平成19年)に誕生いたしました。常滑市は焼き物で有名な町なのですが、一番観光客の皆さんが来られる「やきもの散歩道」という観光スポットがあります。そこへ続く、歩道側が擁壁(ようへき)になっている道が以前は少し殺風景でした。

そこで、この道にもなにか飾りをして観光に来られる方に楽しんでいただこうと考えて、道路南側の擁壁に「御利益陶製招き猫」39体、「本物そっくりの陶製猫」11体を設置いたしました。とこにゃんもこのような経緯で誕生したんです。

――名前は公募されたとのことですが。

安藤さん はい。2008年に愛称を募集して1,404点(1,092種類)の応募があった中から原田さん(女性)の作品が選ばれました(複数の同回答があったので抽選)。とこにゃんは「とこなめ見守り猫 とこにゃん」というんですよ。

――なるほど。とこにゃんは常滑市を見守っているんですね。

安藤さん はい。とこにゃんがいる通りは「とこなめ招き猫通り」と呼ばれています。

――大きな招き猫が通りから見切れているので、通る人はみんなビックリすると思いますが、かわいいですよね(笑)。

安藤さん おかげさまで全国の猫好きの方々がとこにゃんに会いに来られているようです。

――常滑市は招き猫の生産で有名だそうですが……。

安藤さん ちょっとたれ目で、小判を持っていて、二頭身ぐらいの招き猫は、常滑型の招き猫といわれています。

――それでとこにゃんも少したれ目のかわいらしい顔つきなんですね。

安藤さん はい。

――とこにゃんは顔と左手しかないとのことですが、全身を作る予定はなかったのでしょうか?

安藤さん いえ、コンセプト上は胴体はあるんですよ。擁壁に隠れて見えないだけなんですよ(笑)。

現在では、とこにゃんのステッカーなどのグッズも販売されており、そちらも好評だそうです。とこにゃんグッズは常滑市陶磁器会館のほか、名鉄常滑駅前にある常滑市観光案内所でも入手できるとのことです。

招き猫の右手はお金を、左手は人を招くといわれています。とこにゃんは左手を上げて、皆さんが常滑に来てくださるのを待っています。ぜひ皆さんも会いに行ってみませんか。

(高橋モータース@dcp)

※……とこにゃんは幅6.3m、高さ3.2m。

常滑市の「とこにゃんの紹介ページ」
http://www.city.tokoname.aichi.jp/kbn/25100160/25100160.html

『とこにゃん』の場所
http://maps.google.co.jp/maps/ms?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E5%B8%B8%E6%BB%91%E5%B8%82%E6%A0%84%E7%94%BA%EF%BC%92%E4%B8%81%E7%9B%AE&brcurrent=3,0x6004874c5c107fb7:0x932ce9344c772fab,0&ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=106133077104288221907.00000112d67195ebf1419&sll=34.890195,136.838705&sspn=0.018306,0.032015&ll=34.891268,136.837748&spn=0.00209,0.003439&z=18&iwloc=00000112d6c17682b45d4

※この記事は2013年05月10日に公開されたものです

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