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「英語」「資格」「趣味」5分でできる自己啓発法

細切れ時間を制する者は、人生を制すと言われます。5分間あれば自己啓発ができます。5分間の活用法のヒントをこのコラムから得ましょう。

●まずは、何をするかを決める

まずどのような自己啓発をするか、という目標を明確にしましょう。例えば、資格を取る、英会話の学習をするなど、いろいろな自己啓発があります。目標を明確にするところから、自己啓発はスタートします。

目標を立てる時には、極力具体的にしたいもの。しかし、漠然としている、という場合は、系統から徐々に具体的にしていきます。大まかに、(1)資格などの学習系、(2)趣味の世界系、そして(3)一般教養系の中から選びます。そこからさらに具体的に、例えばTOEIC100点アップなどと決めます。

TOEIC100点アップの場合、リスニングとリーディングに分けて、細切れ時間で学習できる工夫をします。

●細切れ時間を有効活用するには、準備が必要

5分間などの細切れ時間を有効活用するためには、準備が必要。例えばTOEIC100点アップのために、リスニングはオーディオ・プレーヤーを使えば、いつでもOK。5分だけでなく、通勤・通学の時にずっと聞くこともできる。リーディングの場合は、テキスト本を小分けにして分解して持つか、コピーをとって1枚ずつ持ち歩く。また、マーカーペンなどを持っていることも準備にあたる。

●細切れ時間学習計画を立てる

こうした準備ができたら、1日の中で5分間の細切れ時間がいつ、何度取れるかを考える。例えば、通勤・通学の時、電車がラッシュでもリスニングは可能。また、駅で待っている時には準備したシートを取り出して読む。分からないところは、マーカーペンで赤く塗るなどする。

こうした時間がいくつ取れそうか、計算する。1日あたり例えば12回取れれば、1時間になる。これを1週間にすると、7時間は取れる。1か月で30時間となる。目標も立てやすくなる。

●見落とされがちな細切れ時間

通勤・通学時間だけではない。主婦の場合は、お湯を沸かす時間、電子レンジを待つ時間など、3分程度の中途半端時間がある。そういう場合は、例えば、キッチンに置く本やコピー、CDラジカセなどを使えば、啓発がやりやすくなる。

そのほか、見落としがちな細切れ時間は、病院の待ち時間(これは退屈しないためにも、有効)、掃除機をかける時、自動車に乗ってのオーディオ活用。こうした時間はばかにできない。1日で計算すると、1時間程度はすぐに取れる。

これら参考に、細切れ時間で資格や教養など自己啓発を始めませんか?

(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)

著者プロフィール

コミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。 http://www.miyamacg.com/ お問合せ先:info@miyamacg.com
執筆協力:石井公一(いしいきみかず 中小企業診断士)

※この記事は2013年05月06日に公開されたものです

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