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相手を上手に誘う、心理テク『ドア・イン・ザ・フェイス』

気になる相手の態度がそっけない、誘っても断られるなど、この人は自分に脈がないと感じたことはありませんか?でもその恋、あきらめるのはまだ早いかもしれませんよ。今回は相手を上手に誘う、心理的テクニックをご紹介します。

人間の心理を利用して相手にOKと言わせよう

皆さんは『ドア・イン・ザ・フェイス』という言葉を御存じでしょうか。これは心理学的な法則に基づいたテクニックのひとつで、直訳すると「ドアを開けるとすぐに顔を突っ込む」になります。

本来の目的より大きな要求をして、相手に「No」と言わせることで再び断ることへの罪悪感を持たせ、次に小さな目的をお願いすることで「Yes」と言わせるという方法です。初対面の相手にいきなり「結婚してください!」では断られるのがオチ。「まずは友達から……」で落ち着くケースが大半のはず。

友達になることを断られるケースがほとんどないのは、まさにこの法則に基づいています。「付き合ってください」の返事が「No」なら、まずは食事に誘うことから始めてみましょう。ディナーが駄目ならばランチと、状況に応じて要望を下げたり上げたりしてみるのがオススメです。

ドア・イン・ザ・フェイスの効果的な使い方

ドア・イン・ザ・フェイスは要求のタイミングを短い間隔で行うこと。時間がたちすぎると返答時の罪悪感が薄れてしまいます。

例えば、新聞屋さんの勧誘にいきなり乗る人はまずいないはず。「じゃあ半年だけでも」「せめて3カ月……」といった具合に話がすすみ、短期間の契約をしてしまう方が多いことでしょう。

一度の会話でOKがもらえないなら、朝と夕方などにわけるのもアリです。ただし強引な誘いは相手に悪い印象を与えてしまうことも。相手の性格を考え、無理のない範囲で要望をぶつけてみましょう。

かたくなに断られるには理由がある?

断る方も、断ると相手に罪悪感を持ってしまうと同時に、相手が傷ついたり怒ったりしているのではないかと思います。さらに、相手もトラブルは避けたいですから、可能な範囲でOKを出してくれるはず。

ただ、相手にパートナーがいたり、誘いに乗れない特別な理由があれば、ドア・イン・ザ・フェイスの誘いに乗ってくれないこともありますのでご注意を。何度も断られる場合は理由をたずねてみるのも良いでしょう。

※この記事は2013年04月28日に公開されたものです

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