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酒飲みの先輩がアドバイスする、新社会人のための酒席マナーとは?

酒文化研究所は、同社が実施している、酒飲みの酒飲みによる酒飲みのためのマンスリーアンケート調査「酒飲みのミカタ 第4回」として、「新社会人のために酒飲みの先輩がアドバイス~知っているようで知らない酒席のマナー」を実施した。調査対象は、同社の酒好きモニター約1200名(「ほとんど毎日酒を飲む」という人が7割)、期間は4月3日~4月6日。

●ビールを注ぐときは必ず両手で

飲み会・宴席での振る舞い方についてきいたところ、支持の高かったのは「目上の人にビールを注ぐ時は両手を添える(83%)」だった。そのほか、過半数の支持を得ているのは「日本酒のお酌を受けるときは盃に両手を添える(65%)」、「ワインを注いでもらう時にはグラスは置いたままでよい(59%)」、「日本酒を飲むときは、相手に注いでから自分の器に注ぐ(53%)」、「オンザロックをつくる時は、グラスに氷を入れてから酒を注ぐ(53%)」となっている。

これらの回答は、過半数の人が「YES」と答えており、酒席での常識になっていると考えられる。

●ビールの注ぎ足しは、相手に一声かけて

お酌の仕方に焦点を絞った質問では、「ビールは相手のグラスの中身が減っていたら随時注ぐようにする(41%)」、「ワイングラスに注ぐときは酒がグラスの半分を超えないようにする(41%)」、「焼酎のお湯割りはお湯を先にいれてから焼酎をいれる(33%)」、「他の人のビールはなくなるまで注ぎ足さない(27%)」、「ワインは自分で自分のグラスには注がない方がよい(27%)」、「ハイボールは、ウイスキーに氷を加えてよくステアしてからソーダを注ぐ(23%)」、「お銚子から酒を注ぐときは、振ってお酒が入っているかを確認して注ぐ(11%)」となった。

「瓶ビールの注ぎ方」では、相手のグラスの中が減り始めたときに、注ぎ足すかどうかで判断がわかれている。このことから、宴席では相手のビールが減り始めたら、黙って注ぎ足すよりも「お注ぎしましょうか」と一声をかけることで、評価されると考えられるという。

同調査ではそのほかにも、宴会を途中で抜けなければいけないときは、「幹事格の人・上司には事前に断っておく」や「皆の酔いが回らないうちに抜けること」、「トイレに行くときに他の人を動かさない席に座れ」、「新人ばかりで固まって座らない」などの「酒飲みからのアドバイス」が寄せられている。

※この記事は2013年04月12日に公開されたものです

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