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目的を誤った入浴法ではダメ!? ダイエットを成功させるお風呂術とは?

石川泰弘

三十路間近のライター操(みさお)が「働く女子に味方する健康ダイエット」を求めて、ダイエットの正しい知識や巷で噂の方法をリサーチ。体当たりでチャレンジしていきま~す! 名づけて、操主催「女子ダイエット大学」。働く女子が求める「お手軽、簡単」そして「キレイにやせる」のリアルタイム・ドキュメント。さっそくスタート☆

前回】は、入浴で温まった体は睡眠、食事にいい影響を及ぼし、消費カロリーを高めることがわかりました。でも“お風呂博士”こと石川泰弘さんが言いにくそうに「半身浴は必ずしもそうとは限りません」と仰っていたのが気になります。

操「半身浴でないとすると、ダイエットにはどんな入浴方法がオススメなのですか?」

石川さん「肩までしっかりとお湯に浸かる全身浴がいちばんです。肩まで浸かると水圧が860kgもかかります。ウエストなんて水の中では1~2cm減りますよ。お腹はろっ骨に囲まれていませんから影響が大きいのです。もちろんお風呂から出れば元に戻りますが。水圧によって肺活量が9%も減りますので、それを補おうと呼吸をがんばり、体をめぐる酸素が増えて心臓のポンプ機能が高まるため、血のめぐりがよくなります」

操「たしかに、半身浴より全身浴のほうが、より水圧がかかりますね」

石川さん「もとから半身浴は心臓に持病がある場合の入浴方法です。健康なら全身浸かったほうが体をめぐる酸素量も増えますから、ダイエット効果は高まります」

 

ダイエットにオススメの入浴方法

 

☆オススメ1☆

ぬる目のお湯に、長い時間、肩まで入ってゆっくり浸かりましょう。ただし熱くてがまんできなくなったら、半身浴に切り替えてもOK。

☆オススメ2☆

温冷交代浴。お湯に肩まで浸かったあとに、冷たい水をかける。これを3回繰り返す。最後は冷たい水で終えるのがポイント。

温まった血管が広がり、冷えるとキュッと引き締まる。これを繰り返すと血管自体がポンプみたいになり血のめぐりがよくなる。最後は冷水で終わらせることで、引き締まった血管がジワッと拡張されて保温される。

※ぬるま湯の目安……春~夏は39℃くらい、秋~冬なら40℃くらい

※熱めのお湯に浸ることについては効果がまだ検証されていない。熱いとすぐに出たくなるし疲れるので、ココチよい温度でゆったり長く浸かるように

(構成:小池直穂、イラスト:松井晴美)

2.【下半身太りを解消する入浴方法を公開!】

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