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バストは崩れたら元に戻らない!? バストを支える“命綱”は?

社会人になってから外食が増えたり、生活のリズムが不規則になったり、ハッと気づけば、ボディのシルエットもなんとなーくゆるんできたような……!? 肌のハリ感低下や、体のゆがみなど、20代半ばからは“ダイエット”だけでは解決しないお悩みも気になりはじめるお年ごろでは? そんな働く女子に向けて、簡単&楽しく実践できる、美ボディキープ術をお伝えします!

「あれれ、なんだか胸が小さくなった気がする」「ブラがビミョーに合わなくなったかも……?」そんなふうに感じたことはありませんか? もしそうだとしたら、実はひそかに“バストのエイジング”が進行しているかもしれません! 今回は女子なら誰もが気になる“美胸”キープ術について、検証したいと思います。

バストのエイジングは、“上胸”からやってくる!

今回取材に伺ったのは、下着メーカーのワコール。1964年から女性のボディに関する研究を続け、現在なんと4万人以上(!)の女性のデータを有するそうです。

「研究のひとつに、女性のボディが年代とともにどんなふうに変化していくかを検証したデータがあるんです。100名の女性の20代~50代の30年間のボディ変化を観察し続けた結果、女性のバストは年齢とともに“まったく同じパターン”で変化していくことが判明しました」(ワコール広報担当・平塚恵子さん)

な、なんと! 女性のバストは形も大きさも十人十色(十人十胸!?)。なのに、誰もが等しく同じ道をたどるとは驚きです。そしてその第一段階は、ズバリ“上胸のボリュームが落ちること”なのだとか。まずは下記の写真をご覧あれ。

この写真、実は同じ20代用のブラをつけた、年代の違う女性なんです。左側の女性は20代、バスト全体がちゃんとブラの中に収まっています。一方右側の女性は40代。上胸の部分がスカスカなのがおわかりになるはず。

「このように、たとえカップ数が同じでも、年齢とともに“上胸”のボリュームが落ちてくることで、“サイズが小さくなった”“下着が合わなくなった”と感じる方が多いようです。上胸がやせると、下胸のボリューム感が目立つため、“バストが垂れてきた”という印象も抱きやすいんですよ」(平塚さん)

ひえー、そうだったんだ~。

「さらにエイジングのステップが進むと、バストの下部がたわんできます。やがて、バスト全体が外側に流れ、シルエットも大きく下垂するんですね。どんな女性も一様に、このステップでバストラインが変化していくんです」(平塚さん)

2.【小さいバストでも、エイジングは進行する!?】

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