お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

狭い部屋をすっきり見せるインテリアのヒント

「部屋がごちゃごちゃしている……」というのは一人暮らしによくある悩み。でも、「部屋が狭いから」「センスがないから」仕方がないと諦めてしまっていませんか。いくつかのポイントをおさえれば、狭い部屋でもすっきりと見せることができます。広く見せる部屋作りための3つのヒントをお届けします。

■部屋のベースカラーを決めよう

あなたの部屋に置かれている家具や家電、ファブリック、雑貨などにはどんな色が使われていますか。センスがある人ならカラフルでもまとまりのあるインテリアを作り上げられますが、ちょっと自信がない人はまずベースカラーを決めるのがポイント。狭い部屋にたくさんの色があふれていると、ごちゃごちゃして見える原因になります。

部屋の中でも広い面積を占めるのが壁・天井・床です。家具や家電は壁沿いに並べておくことが多いので、できるだけその色に合わせて揃えていくと、すっきりとした印象になります。一般的な賃貸住宅の壁は白が多いので、白い家具で統一するのは誰にも失敗のない方法。また、床の色に合わせると、安定感のある落ち着いたインテリアになります。

ただ、部屋中が全部同じ色になってしまってもつまらないので、面積の広い部分をベースカラーで統一したら、あとはファブリックや雑貨などに違う色を取り入れて、アクセントカラーとすると、すっきりしながらも個性のある部屋作りができるでしょう。

■素材や質感を意識しよう!

部屋に置くものを買うとき、色に加えて、素材や質感も意識すると、よりまとまりのある部屋が作れます。例えば、同じ色合いの木製の家具であっても、木目の出方や表面の塗装の違いで雰囲気が大きく変わります。また、家具の取っ手などにも木製、金属製、プラスチック製などの違いがあります。細かいところまで意識して揃えていくと、部屋に統一感が出てきます。

新しいものを買う前には、手持ちの家具の写真を撮っておくのがおすすめです。人の記憶は心もとないもの。お店で見比べながら選ぶと、失敗が少ないです。

■家具は低めに。高さと奥行きを揃えると◎

狭い部屋に高さのある家具を置くと、圧迫感が生じ、より窮屈に感じてしまいます。部屋を広く見せたいなら、低めの家具で揃えるのがポイントです。もしすでに背の高い家具を持っているのであれば、入り口の方から手前に高い家具を置き、奥にいくにつれて低くしていくと、奥に広さを感じさせるレイアウトになります。

また、家具を複数並べるときには、高さや奥行きを揃え、壁周りをデコボコさせない方が部屋がすっきりとして見えます。新しい家具を買うときには、手持ちの家具の大きさも測り、バランスよく配置することを考えましょう。

(一人暮らしアドバイザー・河野真希)

※この記事は2013年03月19日に公開されたものです

SHARE