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節約生活終了! 気になる1カ月あたりの節約金額は!?

こんにちは、浪費家ライターのユミです。

友人から、独身最後の(私ではなく友人が、です涙)思い出づくりに海外旅行に行こうと誘われた私。「行きたい!!」とふたつ返事をしたはいいが、実は海外旅行にサクッと行ける貯金がなかったことを知り愕然……。「なんでこんなにお金がないの……。なんとかして、笹沼さん、梶井さん!!」と半ば泣きつく形ではじまった節約生活。体当たりで節約術をレポートしてきたこの体験コラムも、なんと今回が最後の更新となります!!

笹沼さん(以下笹沼)「ユミちゃん、初めて会った日から数えると、あっという間の数カ月でしたね」
ユミ「節約をはじめて、どれぐらい経ったんでしたっけ?」
梶井さん(以下梶井)「3カ月以上よ!」
ユミ「わ、そんなに!? なんか、年々、時が経つのを早く感じます……(笑)」

毎週いろんな節約ネタにトライしてきましたが、最初は不慣れだった節約も、「今月はこれだけ抑えられたぞ、うふふふ」と結果が出るたびに喜ぶようになってきて(笑) 最後のほうは楽しささえ感じるように。

笹沼「さて、この3カ月でいったいどれだけ節約できたのか、節約ネタ別に見てみましょう!」

“ちまこま財布”でムダ使いカット

一日600円以上使っていた、コンビニや自動販売機でのムダ使いを節約。“ちまこま”した買い物専用のお財布を持ち、一日あたりの出費をカット。
節約前 12,000円(月)
節約後 6,000円(月)

クレジットカードの断捨離!

使っていないクレジットカードを解約。会員費などが浮き1,400円ほど節約に成功。

かさむ忘年会費を半額に♪

15回、入っていた忘年会の予定のうち、4回をホームパーティに。外食は毎回5,000円前後したが、ホームパーティだと一回あたり2,000円前後ですんだので、計12,000円程度の節約に成功。

二台持ちで通信費を節約!

通話をよくするため、毎月のケータイ代に15,000円前後使っていたが、2台持ちに切り替えて合計10,000円にコストダウン。約5,000円の節約!

待機電力カットで電気代ダウン

オール電化のマンションで、月13,000円ぐらい使っていたが、待機電力をカット、暖房をあまりつけずに電気マットのみで冬をすごし、8,000円台への節約に成功!

 

梶井「固定費だけでひと月あたり17,400円、12月は約30,000円も節約できたわよ!」
ユミ「す、すごい! 飲み会に4回は行ける!!」
笹沼「基準、そこなのね……」
ユミ「えへへ、つい(笑)」
梶井「これに加えて“5,000円で休日を遊びつくすプラン”や“レンタルでドレス購入費を浮かす”など、その都度節約してきた金額も加えたらもう少しいっているんじゃない?」
ユミ「浪費家と言われた私でも、こんなに節約できるなんて……。少し感動~(涙)」
笹沼「金額はもちろんだけど、ユミちゃんのお金に対する考え方も節約をはじめる前と後ではずいぶん変わったんじゃない?」
ユミ「そうかも。モノをひとつ買うだけでも、“これは今買うタイミングじゃないな”とか、買いどきを意識するようになったり、コンビニに寄るクセもだいぶ減ってきたように思います」
笹沼「1カ月で100万円貯めるのは難しいですが、一年かければどうでしょう? ボーナスもうまく活用すればできそうな気がしませんか?」
ユミ「確かに……。チリツモで考えればけっこうな金額になりますもんね。よし、この調子でいけば、ハワイ旅行も夢じゃないかも!!」
梶井「でもユミちゃん、気をつけなきゃいけないことがひとつあるわよ~」
ユミ「な、なんですか?」
梶井「それは、我慢をしてしまうこと。たとえば、食事などを我慢してダイエットして痩せられても、結局いつもリバウンドしてしまうことってない?」
ユミ「あ、耳が痛い……」
梶井「節約も一緒。一時的にできても、すぐに逆戻り、我慢をしても続かないのね。マネー美人になるポイントは、やはり楽しく、長く続けること!」
笹沼「今までやってみた節約術のなかで、自分で続けられるものかそうでないかを見極めて、今後も続けていくのがポイントかな」
ユミ「無理せずに“自分のなかでこれだけはやろう!”というルールを決めて、マイペースに続けていけばいいですかね♪」
笹沼「そうね♪ どうしたらお金を使わずに楽しめるかを、工夫をしながら楽しむことだと思います! 夢のハワイ旅行を目指してがんばってね!!」

 

 これからも自分のペースで続けてみます♪

「自分が何にお金を使っているかわからない」「ざっくりレベルでも毎月の固定費がわからない」などと、最初は正直どうなることかと思った節約生活(笑)。でも笹沼さんと梶井さんに教わっていくうちに、自分でできる節約のレベルがわかってきて、気づいたら意識がだいぶ変わっていきました。せっかく根づいたものを消すのはもったいないので、このまま続けて習慣にしたいと思います!!

浪費家ライター 高木ユミ(28歳)

とにかく楽しいこと好きで、興味があるものにはなんでも飛びつくフットワークの軽さがとりえ。収入の2割は天引き貯蓄、服飾費は月に2万まで、などと自分なりにやりくりをしているつもりだが、なぜか月末はいつも赤字。

続けるためには、まず“楽しむ”こと!

ユミちゃん、お疲れさまでした。数カ月の節約生活はいかがでしたか? 数字で見ると、大きく変わりましたね! これからも、節約を続けて=お金を大切に使って、ぜひ自分の「土台」を作ってほしいと思います。いつかユミちゃんが人生の岐路に立ったとき、そのお金が味方になってくれるはず。自分の人生を自由に選べるよう、土台作りをしてください! (監修:笹沼純子、梶井彩)

 

笹沼純子/梶井彩

外資系金融機関で女性をメインに、個人個人に合わせたライフプランコンサルティングを行っている。いつでもハッピーに自分の人生を選択できる、そんな賢い女性が増えてほしいという願いを込めて「SmartLady講座」という勉強会を主催。

Illustration:加藤愛里

※この記事は2013年02月27日に公開されたものです

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