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平積みはNG! 汚デスクをキレイに保つコツとは?

いつも仕事に追われていてデスクが散らかり放題。「書類が見つからなくて会議に間に合わない」、「いただいた名刺が行方不明でアポ取りに手間取ってしまう」など、仕事上で困ったことはありませんか? それもこれも乱雑な“汚デスク”が原因です。いつもきれいな“美デスク”を味方につけて、絶好調な日々を過ごしましょう。

■平積はNG! 書類は立てて収納が基本

資料や提出書類、回覧資料、ノートやメモなど、オフィスのデスクはなにかと書類がたまりがち。気づけば一日の始まりはいつも探し物から始まるというあなた、もしかして書類を平積みにしていませんか? 書類の山が崩れると、隣接するデスクにまで迷惑をかけてしまいます。

山積みにしても覚えていられる自信があるものの、積み重ねた時点で整理がしにくくなるのが紙モノの宿命。書類は立てて整理整頓しておきましょう。案件ごとにクリアフォルダーに入れて、進行中のものはファイルボックスにまとめて収納。フォルダーの中身がわかるように、ラベルを貼るのを忘れずに。資料と重要書類とを区別するために、フォルダーを色分けしてもよいでしょう。提出期限のあるものは、期日を入れておくのも有効です。

デスク上に置くのはボックスを一つまでと決めておけば、デスクが広々と使えて平積みのときとは大きな差が出ます。そして、ボックスが満杯になったら不要な書類を処分。必要な書類だけに絞っておけば、サっと出せるから仕事の能率がグンとアップ。終業時はサっと片付けて帰りましょう。

■引き出しの中は区切って使いやすく整理

デスクの引き出しは、ちょっと入れておきたい時に手早くしまえるから便利です。その反面、とりあえずのつもりでたまってしまったモノを避けないと、必要なモノが取り出せないといった不愉快なことにつながります。気が付けば、化粧ポーチや袋菓子などの私物が事務用品と一緒に混ぜこぜ!

そんな“汚デスク”でも、まずは一番上の引き出しをキレイに整えてみましょう。引き出しの中のモノをいったん外に出して広げ、使用頻度で仕分けをします。いつも使うモノ、まったく使っていないモノ、すぐには使わないモノの3分類が目安です。その際に、使えないとか壊れているモノは処分して、予備のモノや使わないモノは備品庫に返却。また、いつも使うモノ以外は一時保管用の箱か袋に入れて、使う場面があるかどうか1カ月間だけ様子を見ます。もしも使わなければ、もちろん処分です。

最後に、使うモノだけを引き出しの中に戻します。引き出しに備わっている整理トレーが使いにくい時は、そのトレーを外して出し入れしやすく改良しましょう。100円均一のプラケースや菓子の空き箱が仕切り用に使えます。浅めの引き出しは小物を重ねずに、パっと見て全体が分かるように平置きにするのがおススメ。ハンドクリームなどの私物があっても、キレイに並べて入れればOK。

どんなに忙しくても、余裕の笑顔でいられる美デスクに今からチェンジしましょう。

(住生活アドバイザー・すはらひろこ)

※この記事は2013年02月26日に公開されたものです

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