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やっておかないと損をする!? 「自動引き落とし」の見直しでグンと節約

こんにちは、浪費家ライターのユミです。

さてさて節約してお金を貯めるための最初のステップ「支出を減らす」。最後の難関(!?)は口座から自動的に引き落とされている固定経費の見直しです!

まずは「光熱費」「水道代」「通信費」をはじめ、「習い事代」「クレジットカードの年会費」など、自分が自動引き落としで払っているものを洗い出し……。まずはなくてはならない“生活インフラ”から洗い出し。

光熱費  (オール電化マンション) 10,000円前後

通信費  (スマートフォン)    13,000円前後

通信費  (Wi-Fi)         5,000円前後

水道代                3,000円前後

 

洗い出しをするまでもなく、実は光熱費については自覚がありました……。やっぱり高い! オール電化のマンションだから、通常よりも電気代自体が高くなることは理解していたけど、これは使いすぎですよね(汗)。消費の原因はなに!?

笹沼さん(以下笹沼)「ユミちゃん、暖房ってよくつけてる?」
ユミ「は、はい……。冷え性なんで、つい」
笹沼「何度ぐらい?」
ユミ「27度ですね」
笹沼「それ高すぎ! どうせユミちゃんのことだから、あたたかさよりも見た目重視のかわいい部屋着を着たいがために、そんな温度設定にしてるんでしょ!」

ぎくり。
はい、そのとおりです……。笹沼さんスルドイ。

原因は、高い設定温度で暖房をしょっちゅうつけてしまっていることと、「音がないと寂しいから」とテレビをつけっぱなしにしていること。そして待機電力の大量消費……家にある大量の電化製品のコンセントをずっと差しっぱなしにしてしまっていること、のようです。そりゃあ高額になりますわ。

笹沼「電気代はすぐに結果がわからないので、まずは使いすぎないように心がけてみましょう。薄着せずきちんとあたたかい格好をして、暖房の設定温度は20度~21度と適温に。あと、前回紹介した節電タップを使って、使っていない家電製品のコンセントはスイッチをオフにして切っておきましょう。」

続いて通信費。Wi-Fiは半年前に契約したばかりだから変更できないとして、問題はケータイ電話。今持っているものはアンドロイドのスマートフォンなんですが、私、実はものすごい電話好き。メールを一通送るのを「手間だ」と感じてしまうタイプで、すぐに電話をかけてしまいます。まだガラケー時代はそこまでじゃなかったものの、スマホにしてからは拍車がかかり、ますますメールを使わなくなりました(笑)。この13,000円前後のケータイ料金、その原因はきっと通話料……。

笹沼「通話が多いユミちゃんは、通話専用として固定料金で通話できるケータイと、スマートフォンの二台持ちにしたほうが、結果的に料金を節約できるかもしれません。通話を抜いたスマートフォンのデータ使用料のみとなれば、通信費は、数千円単位で、今より抑えられると思いますよ。一度お店に行ってプランの相談をしてみてください。ちなみに私の友人も、先日二台持ちに切り替えたのですが、一カ月だいたい4,000円程度節約できたと言っていました」

一カ月4,000円の節約!? それってオトク!

笹沼「ほかにも自動引き落としされている金額の中で、ムダがないか調べてみましょう。ユミちゃん、何か思い当たるものある?」
ユミ「え、えっと……料理教室の受講料とスポーツジムの年会費……」
笹沼「ユミちゃん、それ行ってる?」
ユミ「さ、三カ月に一回ぐらい? ホットヨガは一回行ったきり、面倒くさくなって、つい……」
笹沼「もったいない!!」

ひいっ!
つ、つい友だちと体験入学行ったとき、「楽しそう」とノリで入ってしまったこのふたつ……。ただライターという不規則な仕事柄、夜も遅いのでスケジュールがなかなかあわず、結局行かずに忘れてしまっていました……。

笹沼「ユミちゃん、ほかにもつつけばいろいろありそうだけど(笑)、電気代の節約と通信費の節約、習い事の費用カット……これでだいぶ変わってきますよ~」
ユミ「うう……。なんか自分のダメダメなところが一番あらわになった回でしたけど、カットしなきゃいけないいろんな部分が見えてきたのでよかったです!」
笹沼「まずは気づくことが大事。今回の節約は明細が出るまでどれだけの金額が節約できるのか見えないものもあるから、また後日、見直しをしてみましょう!

 

 さっそく、二台持ち実践!

自分が予想以上に払いすぎている可能性があったことを知った今回……。まず、ケータイショップに行って、自分のプランを調べてみたら、予想的中、二個持ちにしたほうが節約できることが判明! さっそく契約して、通話用とSNS利用&情報収集用とわけて楽しんでいます♪ 来月の明細がちょっと楽しみ(笑)

 

浪費家ライター 高木ユミ(28歳)

とにかく楽しいこと好きで、興味があるものにはなんでも飛びつくフットワークの軽さがとりえ。収入の2割は天引き貯蓄、服飾費は月に2万まで、などと自分なりにやりくりをしているつもりだが、なぜか月末はいつも赤字。

「~ぱなし」は節約の大敵!

今回の見直しは、「節約」が目に見えず、すぐに結果が出ないので実感がわきにくく難しかったかもしれません。電気をつけっぱなし、水を出しっぱなし、加入しっぱなし……何ごとも「~ぱなし」は、もったいないですよ! 自分自身の生活習慣を、あらゆる角度から見直して、毎日を大切に暮らしてみてくださいね。一カ月後の結果が楽しみですね! (監修:笹沼純子)

 

笹沼純子/梶井彩

外資系金融機関で女性をメインに、個人個人に合わせたライフプランコンサルティングを行っている。いつでもハッピーに自分の人生を選択できる、そんな賢い女性が増えてほしいという願いを込めて「SmartLady講座」という勉強会を主催。

Illustration:加藤愛里

※この記事は2013年01月16日に公開されたものです

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