ようやく戦争が終わった……。→イケメンパラダイスで目の保養! #朝ドラの時間です!

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視聴率20%以上の大台を全話で維持し、好調をキープしている『まんぷく』。第5週目は戦争が終わり、福子(安藤サクラ)、萬平(長谷川博己)、鈴(松坂慶子)は疎開先から大阪へ戻るけれど、家も仕事場も全て空襲で焼かれてしまい、唯一残った克子姉ちゃん(松下奈緒)の家に居候させてもらうことに。克子姉ちゃんの子どもたちがみんな成長し、子役が変わっていて、なんと長女のタカが、岸井ゆきのさんになっていた。最近では『99.9-刑事専門弁護士』で松本潤さんに心酔する役や、『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』で高橋克典さんの娘役などを演じた女優さんで、実年齢は26歳! だけどトトロのめいちゃん結びをして、どこかあどけなさが残る14歳の役を完璧にこなしているの。これから物語にどう関わってくるか楽しみ!

5週目は、戦地から世良(桐谷健太)、忠彦(要潤)、真一(大谷亮平)といった主要メンバーが続々と帰還。戦争で家も家族も失い、路頭に迷って、克子姉ちゃん宅に泥棒に入った帰還兵の神部茂(瀬戸康史)も加わり、いや~本当に『まんぷく』は眼福ドラマ! イケメンが続々登場し、朝から目の保養になる!

でもネットでは、帰還兵なのに肌がツルツル、髪型が整いすぎと、ツッコミが続出。私は戦争を知らない時代に生まれたので、戦後のことはわからないし、きっと批判している人たちもそうだと思うけれど、そんなに見た目のボロボロ感が必要? とギモン。表面的なことじゃなくて、もっとひとりひとりの苦悩や葛藤などの心理描写に注目してほしいんだけどな。最近もシリアで拘束され、日本に戻ってきたジャーナリストのことを、肌ツヤが良いから拘禁は自作自演なのでは? なーんて批判している人がいてビックリ。みんな、どうしてそんなに肌ツヤが気になるんだ? むしろそう思っている人たちの方が、このストレス社会にやられてお肌ボロボロなんじゃないかと心配になるよ。

もちろん帰還後にPTSDなどで苦しむ人がたくさんいたと聞くし、2011年度下半期に放送された朝ドラ『カーネーション』でも、ヒロインの幼なじみが自殺未遂する場面があった。『まんぷく』では、たしかにその苦悩を真っ正面からは描いてはいないけれど、忠彦は照明弾の光を浴びたことで色彩感覚を失い、寡黙だった真一が信じられないほど饒舌になっていたり、みんなそれぞれ辛い思いを抱えながら、気丈に振る舞っているように見えたけれど。リアリストの世良だって今はヤミ屋をやっているけれど、萬平の発明家としての能力を高く買っていて、ひとつの光を見出している。神部だって、天涯孤独になり、魔がさして泥棒するけれど、福ちゃん一家の優しさに触れて、心を入れ替えるわけだし。お肌はツルツルだけど、何とか生きていかないといけないという気持ちがよく表れていると個人的には思ったけれどなー。

福ちゃんたちは、萬平のアイディアでハンコ作りを始めてなんとか生計を立てるんだけど、そんなときに闇市で変わり果てた姿の加地谷(片岡愛之助)を発見。こいつのせいで萬平は憲兵隊に捕まったのに、そんな極悪非道な人にも手を差し伸べる萬平は、なんて懐が深いのかしら。「あなたの人生の主役はあなたなんですから」という伝言とともに、神部に「加地谷」と入ったハンコを届けさせるの。いつも人の役に立ちたいと言っている萬平さんの本心が、このシーンによく表れていた。ハンコは身分を証明するものだから、あなたみたいな人にも生きる権利があるということを伝えたかったんじゃないかな。萬平に生きる希望を与えてもらった加地谷は、今度どうなっていくんだろうか……。

ほかにも5週目は、まんぷくの序盤を支えた主要メンバーが次々に再登場。牧善之介(浜野謙太)、恵(橋本マナミ)夫婦や、福ちゃんの2人の親友も元気そうでよかった。でも野呂缶こと野呂幸吉(藤山扇治郎)の安否は誰も気にせず、消息不明のまま。次週から、克子姉ちゃんの家を出て、大阪南部の泉大津に引っ越して舞台が変わってしまうから、野呂缶はもう出てこない可能性も……。んー、牧も野呂缶もあまり出演しないとなると、ツッコミどころ満載のキャラは、鈴さんだけになってしまう。

にしても鈴さんはまたしても、萬平と福ちゃんについていくんだね。孫の顔が早く見たいというくせに、全然2人っきりにさせてくれないからね。

NHKの高瀬アナも「通常、朝ドラはヒロインとお母さんが早い段階で離れ離れになることが多いんですが、鈴さんはついていきます。だって武士の娘だから」とツッコミを入れていた。鈴さんは、物語の本筋である、発明家として大成していく萬平とそれを支える福ちゃんの役には立たないかもしれないけれど、視聴者を退屈させないようにおもしろおかしく盛り上げてくれる点において、大活躍してるよ。ネットではウザイだの、イライラするだの言われる損な役回りだけれど、それを松坂慶子さんにさせるなんて、さすが朝ドラ。助演女優賞をさしあげたい。来週も鈴さんに注目だ!

(文:チンチロ鈴)

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第4週:浴衣姿の萬平の「おいで」に悶絶! ラブラブの新婚生活から目が離せない
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この記事のライター

小学生の頃に放送されていた『ずっとあなたが好きだった』(1992年)に衝撃を受け、TVドラマ好きに。3姉妹の末っ子のため、チャンネル権争いに負けて号泣することもしばしば。一人暮らしを始めてからは、誰にも邪魔されずテレビ独占で、毎日ドラマ漬けの日々を送る。一番好きな朝ドラは『カーネーション』(2011年下半期)。
twitter:@ChenChiroRin