想定外の紫外線……! “当日の緊急ケア”をヘアメイク加藤さんが伝授

ヘアも、メイクも、ファッションも、カラダの中も。 40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。

想定外の紫外線……! “当日の緊急ケア”をヘアメイク加藤さんが伝授

ますます紫外線がきつくなる季節。もちろん事前にケアするのがいちばんですが、「思ったより焼けてしまった」「マズい……!」と思ったその日こそ、緊急ケアが大切。今回はヘアメイクの加藤さんに、日焼け当日のケアについて教えてもらいます。

ダメージを最低限に抑える“即日ケア”とは?

こまめに日焼け止めを塗る、帽子をかぶるなど、紫外線対策はいろいろありますが、意外と知られていないのが、保湿が日焼け対策にとって大切だということ。

「日々のケアでボディクリームを塗るなどして潤いを保っておくと、肌の戻りが早くなります」と加藤さんは話します。

日々、気をつけているつもりでも、「これくらいなら」とちょっと気を抜いてしまったり、やむを得ず日に当たり続けることになってしまったり、ということもありますよね。

「そんなときは、即日対処することが大切。早めにクールダウンして、適切な化粧品をつけることで、ダメージを最低限におさえましょう。また、循環をよくしすぎたり、乾燥した状態を続けたりすると、よりダメージが大きくなる」そう。

加藤恭子さん(ヘアメイク)/国際文化理容美容専門学校渋谷校卒業。美容師免許取得。資生堂SABFA サロンメーキャップコース修了。専門学校卒業後、サロン勤務の傍ら数々のタレントを手掛ける。10年のサロンに勤務したのち、ヘアメイク事務所allureに所属。2017年に独立し、ヘアメイク事務所GLUECHUと提携。アーティストや女優、アイドル、モデルなどのヘアメイクを中心に、TVや広告、ミュージックビジュアル、ファッション誌などマルチに活動。

「当日は、お風呂で温まりすぎないほうがベター。できれば、シャワーだけのほうがいいですね。また、保湿が大切なので、体の中から潤いをチャージする意味で、水分を多めにとってくださいね」。

さっそく、たっぷり紫外線を浴びてしまった日の緊急ケアをマスターしましょう。

“即日ケア”3つ

まずは、できるだけ早くクールダウン。

「日焼けした場所に、タオルでくるんだ保冷剤などを当てて熱をとります。ただし、やりすぎると肌がヒリヒリするので、ちょっとお肌がひんやりしたかなと思ったらOK!」。

「次に、ビタミンC誘導体または、ビタミンE誘導体をブースターとして塗るといいですよね。肌を刺激しないように、頬を手で包んでゆっくり浸透させて」。

さらに、化粧水を塗布。

「肌が赤くなる人は炎症がおきやすいので、突発性の皮膚トラブルを助ける『グリチルリチン酸2K』または『グリチルリチン酸ジカリウム』が入ったものがおすすめ。ほとんどの化粧水に入っている成分ですが、成分表記の前にあるほど含有量が多めです」。

最後はしっかり保湿します。

「紫外線を浴びると壊れやすい『ビタミンA』を含んだクリームを選ぶといいですよ。ただし、焼けて赤くなる人は刺激でしみる可能性があるので、ふだんご自身が使っている乳液や美容液、クリームなどで保湿しましょう」。

加藤さんの日焼け止めの“選び方”ポイント

「私は焼けやすくて、なかなか戻らないタイプ。以前は、SPFが高いものを使ったほうがいいと思っていたのですが、最近は日焼け止めに入っている“成分”を意識して見るようになりました」と話す加藤さん。

「私が使っている日焼け止めは“紫外線吸収剤”ではなく、“紫外線錯乱剤”。肌の表面で紫外線を反射させるので、負担も少なく低刺激と言われています。その錯乱剤となる成分が酸化亜鉛剤。ただ、金属アレルギーの人は酸化亜鉛は肌荒れにつながる可能性があるので、避けるのがベターかもしれません。大切なのは、SPFの高さより、できるだけ肌にやさしいものを選んで、こまめに塗りなおすこと」と教えてくれました。

日焼けは“事前対策”が何より大切ですが、不測の事態が起こったときは、いかに早くケアできるかがカギ! 万が一の対策として、日焼けした当日のケア方法をしっかり覚えておきましょう。

次回は、料理家の両角舞さんが、体を冷えから守るレシピをご紹介。エアコンで冷え性が悪化したり、冷たいものの食べすぎ飲みすぎで体を冷やしがちなこの季節に、ぴったりなメニューです。

(取材・文:宮浦彰子/撮影:アベユキヘ)

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この記事のライター

40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。各業界のトップで活躍するメイクアップアーティスト、ヘアスタイリスト、スタイリスト、料理家が、さまざまな角度から“40歳の美”を提案します。

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