超ミニマム! ヘアメイク・加藤恭子さんのコスメポーチ、驚きの中身を拝見

ヘアも、メイクも、ファッションも、カラダの中も。 40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。

超ミニマム! ヘアメイク・加藤恭子さんのコスメポーチ、驚きの中身を拝見

ジメジメとした梅雨時期、盛大に汗をかく夏と、ここから本格的な“化粧崩れとの戦い”が始まります。外できれば持ち歩くコスメは最小限にして、効率よくお直しをしたいもの。そのヒントを探るべく、ヘアメイク加藤恭子さんのポーチの中身を見せてもらいました。

メイクの工程はシンプルに。それを長持ちさせるアイテムを持ち歩く

加藤さんのポーチの中身は、意外にもミニマム。コスメと呼べるようなものは、プレストパウダーくらいで、ほかは保湿アイテムと、リラックス用アイテムが入っているだけだそう。

「以前はファンデやリップはもちろん、アイシャドウやマスカラ、コンシーラーまで持ち歩いていたんです。でも、年齢を重ねるほどシンプルがいちばんと感じるようになって、メイクの工程が減ったんですよね。それとともに、ポーチの中身も減っていきました」と加藤さん。

加藤恭子さん(ヘアメイク)/国際文化理容美容専門学校渋谷校卒業。美容師免許取得。資生堂SABFA サロンメーキャップコース修了。専門学校卒業後、サロン勤務の傍ら数々のタレントを手掛ける。10年のサロンに勤務したのち、ヘアメイク事務所allureに所属。2017年に独立し、ヘアメイク事務所GLUECHUと提携。アーティストや女優、アイドル、モデルなどのヘアメイクを中心に、TVや広告、ミュージックビジュアル、ファッション誌などマルチに活動。

年とともにメイクの工程を減らせたのは、加藤さんが土台となるお肌作りを大切にしているからこそ。「日々のスキンケアで肌をいい状態に保っていれば、メイク崩れはかなりふせげます。あとは、必要最低限のアイテムで、朝に仕上げたメイクを、いかに長持ちさせるかがポイント」だと話します。

プロが使う、メイク直しの三種の神器

タイムシークレット ミネラルプレストパウダー(ナチュラルオークル)

お仕事でタレントさんのメイク直しにも使っているという、お気に入りのアイテム。「私の場合、顔がテカりやすくて、メイク後、少し時間が経つと脂が浮いてくるんです。でも、このパウダーはマットだけど、自分の皮脂とまじって、ほどよいツヤが出るんですよ」と加藤さん。
つけてから、2時間くらいでいい状態になって、それがずっと続くのがうれしいポイントだそう。「メイク直しのときも、Tゾーンや鼻周りなどを少しおさえるだけで、肌が復活するのを実感します」。

ニベアリッチケアカラーリップクリーム

リップのお直しは、口紅ではなく“ほんのり色づくリップクリーム”が加藤さんの定番。「リップクリームだから乾燥予防にもなるし、同時にツヤが出るので顔色がよく見えるんです。色味とツヤ感を与えながら、乾燥ケアをできるので、めんどうくさがりな人にもおすすめ」とうれしいポイントを教えてくれました。
また、チークが薄くなって血色が悪く見えるときには、手の甲にカラーリップをつけ、指で頬にトントンとなじませるという裏ワザも。

UJリップバームCPA

乾燥ケアには、ヴァセリンが威力を発揮。くちびるを潤すのはもちろん、「手の乾燥が気になるときは爪のつけ根に塗り込んで、ネイルケアに活用したり、冷房などで髪のパサついてきたときには、指になじませて毛束をつまむようにつけたり、と万能なアイテム」だそう。
また、乾燥がひどいと化粧水がしみるタイプだという加藤さん。「そんなときは、デイリーのスキンケアにも使っています。クレンジング&洗顔のあと、直接ヴァセリンを薄く伸ばすだけ。肌の休息日にしながら、角質を保護して乾燥を防ぐことができます」と話します。

リフレッシュに2種類の香りを持ち歩き

バレード モハーヴェゴースト

「ちょっと重めで、個人的にとても好きな香り。サイズも持ち歩きにちょうどいいので、いつもポーチに入れています」。ただ、人によって好き嫌いのわかれる香りだそうで、「仕事中は使わず、プライベートの時間で楽しむ用。撮影終わりにひと息つきたいとき、直接ボトルから香りをかいだり、少し手元につけたりしています」と加藤さん。

ニールズヤード レメディーズ アルマパルス トラベル

ラベンダーやローズマリー、ベルガモット、ビターオレンジなどのアロマオイルが配合されたパフューム。「気分で上記のゴーストと使い分けています。こちらは、リラックスできる香りがお気に入り。少し手首につけて、自分の癒しアイテムとして活用しています。あと、爪のつけ根につけてネイルケアにすることも」あるそう。

【Column】ミニマムなアイテムだけでOK! 加藤さん流メイク直し

雨に降られたり、湿気や汗でメイクが落ちてしまったりしたときに、出先で手早く、キレイにメイク直しをする方法とは? 
「私がよくやるのは、お手洗いにあるペーパータオルを使ったお直し。ペーパーを水でぬらして絞り、紙全体に水分が均一にいきわたった状態にします。その湿ったペーパーを顔にのせて、トントンと指でおさえるだけ。雨や汗で崩れたメイクはムラになっているので、余分なものを取ってならすイメージですね。あとは、プレストパウダーで軽くおさえて、カラーリップを塗れば完成。これだけで、かなり復活しますよ」と加藤さん。ペーパータオルがないときは、ティッシュでもOK!

まずは、自分のポーチの中身をいま一度チェックして、余分なものは取り出しましょう! また、「紫外線が多い季節は、日焼け止めクリームを常に持ち歩いて、こまめに塗り直してくださいね。また、冷房がきいた場所にいる時間が長い人は、オイルと化粧水の2層になったスプレーを持っておくと便利。乾燥ケアはもちろん、香りで癒されますよ」と教えてくれました。

次回は、料理家の両角舞さんの回。ご自身がアラフォーになって直面したカラダの不調と対処法を、実体験に基づいてお話しします。

(取材・文:宮浦彰子/撮影:須田卓馬)

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この記事のライター

40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。各業界のトップで活躍するメイクアップアーティスト、ヘアスタイリスト、スタイリスト、料理家が、さまざまな角度から“40歳の美”を提案します。

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