スタイリスト渋谷さんが提案する、梅雨でも気分があがる雨の日コーデ

ヘアも、メイクも、ファッションも、カラダの中も。 40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。

スタイリスト渋谷さんが提案する、梅雨でも気分があがる雨の日コーデ

あと少しで、梅雨シーズンがやってきます。空がどんよりした雨の日は、どうしても気分もどんよりしてしまうもの。今回は、気分を上げる“雨の日コーデ”をスタイリストの渋谷美喜さんが提案します。

晴れた日にも使えるアイテムを選べば2倍楽しい

傘 7,500 円(参考価格)/HUNTER、コート36,000円/デミルクス ビームス 新宿(トラディショナルウエザーウェア)、タートル 26,000円/デミルクス ビームス 新宿(リト)、デニムスカート 23,000円/デミルクス ビームス 新宿(シビリア)、レインブーツ 8,500円/Jasmin Speaks(bella moda)

渋谷さん自身も、「雨の日に暗い色を着ると、気持ちも引きずられてしまうので、明るい色を着るようにしています。泥はねがあるので、ボトムスは落ち着いたカラーにする方も多いと思うのですが、トップスに明るい色を持ってきたり、かわいいレイングッズを取り入れたりすると、気持ちがずいぶん変わりますよ。それから、電車の中や人とすれ違ったときに、服や小物が濡れてしまうと気分が下がりませんか?  なので、私も雨に弱い革アイテムなどは避けて、濡れても平気なものを持つようにしています」と話します。

渋谷美喜さん/文化服飾学院スタイリスト科卒業。アイドルから俳優、アスリートまで幅広いスタイリングを手掛ける。化粧品や家電メーカーなどのCM・広告、映画の劇中衣装も担当。

でも、雨の日のためだけのアイテムを買うと考えると、ちょっと手が出ないという人もいるのでは? 
「たとえば、レインコートなら晴れた日でもスポーティなコーデに取り入れられますし、肌寒い日のアウターとしてもピッタリ。アウトドアやスポーツが趣味という人は、日常的に使えますよね。それから、私も傘などは雨晴兼用のものを使っていますが、雨の日以外でも活躍してくれるアイテムを選べば、もっと気軽に手にできると思います」と渋谷さん。
そこで日常でも使いやすい、渋谷さんおすすめ雨の日アイテムを教えてもらいました。

スポーティコーデにも使い回せる、おしゃれなレインコート

(左から)黒プリーツナイロンコート 37,000円/HUNTER、ピンクフードジャケット(ゴアテックス)28,000円/マムート、イエローコート 39,000円(参考価格)/HUNTER 、ネイビーナイロンコート 20,000円/Jasmine Speaks(inconnue)

「レインコートは外で着るものなので、オフィスファッションにこだわらず、ピンクや黄色などの明るい色を選んでみて。黒やネイビーといった落ち着いたカラーにするときは、プリーツやカシュクールなどを取り入れた、デザイン性の高いコートで差をつけるのが大人世代にはおすすめ。最近はアウトドアメーカーのおしゃれなアウターもたくさんあるので、ファッション的にもいろいろ楽しめると思いますよ。ゴアテックス(防水透湿の素材)なら着心地もよく、雨の日コーデ用としても優秀です」

大人に似合う、細身&さりげないあしらいの雨晴兼用傘

傘(赤)30,000円 、傘(グレー)36,000円/ともにヴァルカナイズ・ロンドン(フォックス・アンブレラ)

「日傘としても使える雨晴兼用傘で、大人らしく“ちょっといいモノ”をひとつは持っておきたいもの。アラフォー世代なら、柄の部分にさりげないあしらいがあるものや、細身の傘が上品に見えると思います。また、直接身に着けるものではないので、ふだん洋服では挑戦しにくい色や、チェックなどの柄ものを選ぶのもいいと思いますよ。いまはビニール傘もデザイン性の高いものが多く出ているので、傘の置忘れが多くて高いものは抵抗があるという人は、“ひと味ちがうビニ傘”でおしゃれ度を上げてみては?」

途中で雨が上がっても違和感ナシ! いまどきレインシューズ

(左から)黒ワンストラップ 3,990円/ABCマート(NUOVO)、ネイビーサイドゴアブーツ 12,000円/ヴァルカナイズ・ロンドン(フォックス・アンブレラ)、ネイビーバレエシューズ 23,000円/デミルクス ビームス 新宿(レペット)、白ペニーローファー レインシューズ 15,000円/HUNTER、茶レースアップシューズ 6,482円/アシックス商事(アキュアーズ)

「サイドゴアや編み上げのブーツタイプは、機能的にも使いやすく、コーデのアクセントにもなりますよね。オフィススタイルと合わせるなら、パンプスやローファータイプのレインシューズがおすすめ。途中で雨が上がっても違和感がないので、手軽に取り入れられると思います。レインシューズはいつもの靴と素材が違い、少し重さもあって疲れやすいので、私も取り入れる日はインソールを敷くようにしています。また、濡れた靴は“匂い問題”が発生しやすいため、靴下を履く、晴れた日に干すといった、ひと手間を惜しまないのも大切です」

気分を上げる雨の日コーデで、これからの梅雨シーズンを楽しくハッピーに迎えましょう。次回は、料理家の両角舞さんが登場。気候的にも年齢的にも、移ろいやすいアラフォーのカラダに対して、両角さんがふだん“健康や美容のために、ちょっとだけ気をつけていること”を教えます。

(取材・文:宮浦彰子/撮影:梅沢香織)

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この記事のライター

40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。各業界のトップで活躍するメイクアップアーティスト、ヘアスタイリスト、スタイリスト、料理家が、さまざまな角度から“40歳の美”を提案します。