潤う冬[4] 白い食材で内側からカラダを潤す“美容ミルク鍋”

ヘアも、メイクも、ファッションも、カラダの中も。 40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。

潤う冬[4] 白い食材で内側からカラダを潤す“美容ミルク鍋”

スキンケア、ヘアケア、インナーの選び方、レシピとスペシャリストたちが多角的に乾燥対策を伝授するリレー連載。今回は、お料理で乾燥対策を目指します!

乾燥対策は、カラダそのものを健康に保つことも大切です。カラダの内側と外側、両方から潤い対策をすれば相乗効果も抜群。今回は料理家の両角舞さんが、肌機能の正常化をうながす食材と、漢方の視点からカラダを潤すと考えられる食材とを取り入れた、ヘルシーで美味しいお鍋を伝授します。

肌の乾燥に必要な栄養素=たんぱく質

乾燥したお肌は、ターンオーバーが乱れていることが多いもの。両角さんは「ターンオーバーを活発にして、お肌の機能を正しく整えることが、乾燥を防ぐ第一歩。一般的に肌機能の正常化には、タンパク質、必須脂肪酸、亜鉛、ビタミンA、B2、B6、E、セラミドが必要と言われています。特に、タンパク質は毎日摂りたい栄養素」と話します。

また、「漢方の考えでは“滋陰生津(じいんせいしん)”と言って、肺に潤いを与えることで皮膚や呼吸器の乾燥を防ぐのがいいとされています。漢方ではれんこんや大根、白ごまなどの“白い食べ物”が肺や体を潤す食材と言われているんですよ。そこで今回は“白い食材”と、タンパク質豊富な鶏肉、亜鉛を含む牛乳、セラミドを持つしらたきを始め、ビタミン類を補う野菜をたっぷり使って、一般的な栄養学と漢方の考え方の両方を取り入れた鍋レシピを考案しました」と漢方スタイリスト(漢方養生指導師)でもある両角さん。さっそく、お肌とカラダを乾燥から救う『白ごま入りれんこん団子の潤いミルク鍋』をマスターしましょう。

まろやかな味わいがクセになる! 『白ごま入りれんこん団子の潤いミルク鍋』

【材料(2人前)】

●鍋つゆ

1 牛乳 200cc
2 醤油 大さじ2
3 鶏がらスープの素 大さじ2
水 800cc

●れんこん団子のタネ

4 鶏ひき肉 100g
5 れんこん 150g
6 片栗粉 大さじ1
7 白ごま 大さじ1
8 卵白 1個分
塩 ひとつまみ

●具材

9 しらたき 100g(食べやすい長さに切る。必要なら灰汁抜きを)
10 豆苗 1/3パック(食べやすい長さに切る)
11 大根 1/10本(皮をむいて1cmの半月切りにする)
12 にんじん 1/3本(皮をむいて1cmの輪切りにする)

【作り方】

①れんこんは皮をむき、すりおろしてしぼる。しっかり水気をとっておくことが、おいしい団子にするポイント!

② ①と「れんこん団子のタネ」の残りの材料とを合わせ、よく混ぜ合わせる。

③ 鍋に「鍋つゆ」の材料を合わせて入れ、にんじん、大根を加えて煮る。ポイントは沸騰させず、フツフツするくらいの火加減を保つこと。鍋のふちに小さな泡が立つくらいがベスト。

④ ②のタネを食べやすい大きさに丸め、鍋に加えて5分ほど煮る。火が通ったら豆苗と白滝を加えさっと火を通して完成。

鶏の出汁と牛乳のまろやかさが絶妙にマッチ! 野菜もたっぷり摂れる上、団子やしらたきでお腹も満たされます。

「潤う冬」のリレー連載はこれが最終回。プラスひと手間のスキンケアとヘアケア、毎日のインナーにちょっとこだわるファッション、手軽にできる鍋料理など、いろいろな角度から潤いケアを取り入れてみてください。

(文:宮浦彰子/撮影:小川健[willcreative])

今回教えてくれたのは、この方。「チームオトナノ」メンバーPROFILE

両角舞さん/フードコーディネーター、漢方スタイリスト。調理師、漢方養生指導士の資格を持つ。2012年『ELLE a table』フードバトルグランドチャンピオン。海外のレストラン立ち上げ、コカ・コーラ、ホテルニューオータニなどの広告・カタログのスタイリング、日本ハム、高島屋といった企業のレシピ開発など幅広く活躍。

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この記事のライター

40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。各業界のトップで活躍するメイクアップアーティスト、ヘアスタイリスト、スタイリスト、料理家が、さまざまな角度から“40歳の美”を提案します。