各界のスペシャリストが「40歳の美」をサポートする、チーム オトナノ発足! #オトナノきれい塾

ヘアも、メイクも、ファッションも、カラダの中も。 40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。

各界のスペシャリストが「40歳の美」をサポートする、チーム オトナノ発足! #オトナノきれい塾

各業界のトップで活躍するメイクアップアーティスト、ヘアスタイリスト、スタイリスト、料理家が「チーム オトナノ」として、毎週さまざまな角度から“40歳の美容”を提案します。そんな頼もしいメンバーは、この6人。

メイクアップアーティスト ~MAKE UP

高松由佳さん/美容師を経験後、資生堂SABFA卒業。ヘアメイクアーティスト山本浩未氏に師事した後、独立。年齢にとらわれない女性の内なる美しさを引き出すメイクを得意とし、『美的』『oggi』『MORE』『リンネル』『anan』『LEE』といった女性誌、TVCF、企業広告などで幅広く活躍。

髙木大輔さん/Atelier Salon DD代表。資生堂SABFA、(株)資生堂を経て独立。日本で初めてヘアメイクアップアーティストとして「化粧ファッション学」修士号を取得。『ELLE』『marie claire』等の媒体やTV、CDジャケット、国内外でのショーやデモンストレーション等、幅広く活躍。

ヘアスタイリスト ~HAIR

坂狩トモタカさん/ヘアサロン『SHEA』代表。資生堂美容専門学校卒業。『STORY』などの女性誌をはじめ、『PREPPY』、『SHINBIYO』などの業界紙でも多く取り上げられる。『PREPPY』では大人世代コンテストで優勝。ロレアル、アリミノ、ナプラなど企業主催の美容師向けセミナーで講師を務める。

松島春樹さん/ヘアサロン『EVOKE TOKYO』取締役。AFLOAT入社後、宮村浩気氏専属のカラーリストを経験後、スタイリストとしてデビュー。『AFLOAT D’L』代表として活躍したのち独立。『STORY』など大人世代のヘアも得意とする。

スタイリスト ~FASHION

渋谷美喜さん/文化服飾学院スタイリスト科卒業。アイドルから俳優、アスリートまで幅広いスタイリングを手掛ける。化粧品や家電メーカーなどのCM・広告、映画の劇中衣装も担当。

料理家 ~FOOD

両角舞さん/フードコーディネーター、漢方スタイリスト。調理師、漢方養生指導士の資格を持つ。2012年『ELLE a table』フードバトルグランドチャンピオン。海外のレストラン立ち上げ、コカ・コーラ、ホテルニューオータニなどの広告・カタログのスタイリング、日本ハム、高島屋といった企業のレシピ開発など幅広く活躍。

「チーム オトナノ」の作戦会議に潜入!

多忙な6人全員のスケジュールが合ったのは、8月末の1日だけ。それぞれが仕事を終えて集まったのは21時でした。まずは、仕事で触れて感じる40歳女性のリアルを話し合うことに。連載初回、第2回は、その模様をお伝えします!

40歳は、似合っていたものが、突然似合わなくなる境目。自分を見直すいいタイミング。

写真左:松島さん/右:坂狩さん(ともにヘアスタイリスト)

坂狩 20代はトレンド、30代は自分への理解とかがテーマだとしたら、40代が向き合っていくのは髪質の変化だなと感じます。僕のお客様にも40代の方がたくさんいますが、ボリュームダウン、うねり、白髪といった悩みが増えてくる世代。ウェイトが下に落ちてくるのでボリュームの調整が必要だし、分け目が見えるのを嫌がられる方も多いので、「根元を隠すアプローチ」も大事だなと感じますね。

松島 坂狩くんが言った通り(笑)。ツヤもなくなっていきますしね。髪って頭皮から修復するパターンと、髪だけをケアするパターンとあるんですけど、やっぱり持続性を考えると「頭皮からの修復」が大切になる。意外と自分の髪の現状を知らない人って多いんですよ。だから、20代のころと同じ手入れを続けて、どんどん弱っていく。髪には自己修復機能がないので、自分の髪や世代にあったケアを知ることはすごく大事ですよね。

高松 たしかに。シャンプーとか、何を選べばいいかわからなくなってきますよね。メイクも、40歳って変化するときだと思うんです。“アラフォー”とひとくくりにしがちですけど、38歳と39歳、40歳と41歳みたいに、1歳違うだけで悩みが全然ちがったりするんです。いままで合っていたものが、急に合わなくなる。そういう境目の世代であり、さらに半年ごとに悩みが変わるくらい繊細な時期なんですよね。

「黒が似合わなくなる」!? 肌の悩みがファッションの悩みに直結する

写真左:渋谷さん(スタイリスト)/右:髙木さん(メイクアップアーティスト)

渋谷 境目という意味では、洋服も同じ。お肌の変化と直結していると思うんですけど、「黒が似合わなくなる」んですよ。お肌がくすみがちだから、黒がキレイに見えない。ある種、ワードローブが減っていくときなんですよね。着るものは自由であってほしいんですけど、好きなものの中でも似合うものを選ぶことは必要になる世代。ファストファッションが流行っていますけど、チープな素材だとどうしても難しくなるんですよね。

高松 たしかに、肌にツヤがなくなってくるから、素材感で肌の映りが変わりますよね。

渋谷 そうそう。色と形と質感のバランスですよね。

松島 そのキーワードって、ヘアもメイクも同じですね。

髙木 直結しますもんね。僕もヘアメイクを提案するときに、普段着ているものや、ライフスタイルを聞きますから。やっぱり首から上だけを当てはめればいいっていうものじゃないので、全体で考えるじゃないですか。でも、ファッションに迷っていると、ヘアメイクもなかなか定まらなくなるんですよね。

坂狩 そうですよね。実際、何がいまの自分に合うのか分からず、結局、20代の髪型を引きずって、いまの自分にフィットしてない人って、少なくないんですよ。

両角 たしかに変えるタイミングがわからないまま、ここまできたという人、意外と多いと思います。

付け焼刃ではない、情報に左右されない「美のものさし」を

写真左:高松さん(ヘアメイクアーティスト)/右:両角さん(フードコーディネーター)

高松 まさに、40歳はいろいろと気になるときかもしれないですね。「いまのままでいいのかな」って、見返すタイミング。その道しるべになる連載になるといいですよね。

渋谷 あと、ファッションで言うと、体型も変わりますしね。言葉は悪いけど……カラダの中もポンコツになっていくので(笑)。

両角 生きた月日のぶんだけ、ポンコツになるのは自然なことですもんね(笑)。ひと晩寝ても疲れがとれない、肌や髪もいままでのケアでは追いつかない、というのが当たり前になってくる。それで、食も手っ取り早く流行っているものを摂り入れがちだけど、盲目的にそれだけをやっていればいいわけじゃないんですよね。“自分のカラダに対して”何を摂るか。例えば、みんながみんな毎日2リットルの水を飲めばいいわけじゃないんですよね。

松島 え! そうなんですか。

両角 そうなんですよ。日本は海に囲まれていて、地形的にカラダに湿気がたまりやすいともいわれます。その上に水を飲みすぎるとよくない体質の人も少なくないと、漢方ではいわれているんですよ。 自分のカラダや四季に合わせて、摂り入れるものを覚えるのは、すごく大切。食でカラダをケアするのは、気の長い作業ではありますけど、知っておいて絶対損はないと思います。

髙木 そういう根本的な部分が、疎かになっていますもんね。いまってカバー法が主流じゃないですか。太ったら着やせ、顔がむくんだらヘアメイクで隠す、みたいな。アラフォーって忙しい世代だからこそ、効率のいいものを選んで、とりあえず続けるという「付け焼き刃なケア」になっちゃっている人って多いんじゃないかな。そう考えると、情報に左右されない“美のものさし”みたいなものを伝えていくことが大切だなと思います。


まだまだ、作戦会議は続く……。「チーム オトナノ」のメンバーが感じているリアルに対して、いま40歳女子に必要なものは何か、この連載でどんなことを伝えていくのかなど、アツい会議の模様は後編にて! 

(文:宮浦彰子/撮影:瀬尾直道)

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この記事のライター

40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。各業界のトップで活躍するメイクアップアーティスト、ヘアスタイリスト、スタイリスト、料理家が、さまざまな角度から“40歳の美”を提案します。