潤う冬[1] 40歳の砂漠肌を抜け出そう。オイルでしっとり潤いケア

ヘアも、メイクも、ファッションも、カラダの中も。 40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。

潤う冬[1]  40歳の砂漠肌を抜け出そう。オイルでしっとり潤いケア

湿度が低く、暖房で水分を奪われがちなこの季節は、お肌も髪も体の中も砂漠状態。ちょっと気を抜くと目の下や、口まわり、腕やすねが粉をふいたりと、あちこちカサカサに……。刻々と肌や体の状態が変わる40歳。この冬はもう一度、乾燥との向き合い方を見直してみましょう。今回から、スキンケア、ヘアケア、インナーの選び方、レシピと、美のスペシャリストがリレー形式で、多角的に乾燥対策を伝授します。第1週目はスキンケア編からスタート!

オイル使いでしっとり。心地いいなめらか肌へ

どうしても、年齢とともに水分を維持するのが難しくなるお肌。これまでのお手入れに、限界を感じている人も多いのでは? しかも、乾燥を放っておくとシワやシミなどのトラブルを引き起こす原因にもなります。そこで、メイクアップアーティストの高松由佳さん、髙木大輔さんがおすすめするのが“オイル”をプラスしたケア。油分の少なくなった肌から水分が逃げるのを防いで、しっとり潤わせるのはもちろん、肌をやわらかく整えて、スキンケア化粧品の浸透をあと押ししてくれます。

CARE1 洗顔後&お風呂上がりのオイル

オイルケアは、どんなところがすごいの? 「いつもはお肌の皮脂が外からの刺激から守るバリア機能の役割をしてくれていますが、35歳を過ぎた頃から皮脂量が低下していき、バリア機能が弱りやすくなります。オイルはそんなお肌の水分の蒸発を防ぎながら、水分と油分のバランスを整えてくれます」と高松さん。

また、お肌の乾燥が激しいと、せっかくのスキンケア化粧品もうまく働いてくれないそう。「乾燥が進んだ肌は刺激に弱く、スキンケアの効果を正しく得られないこともしばしば。洗顔後のオイルで肌を柔らかく整えていくことによって、お手入れの効果をしっかり実感できるようになります」と髙木さん。

水分と油分のバランスが取れた状態であれば、お肌は自然と潤いを保てます。つまり、保湿には、水分だけじゃなく油分も大切ということ。では、さっそくオイルの取り入れ方をマスターしましょう。

ケアはとても簡単。洗顔後、すぐに頬を中心にオイルを伸ばすだけ。オイルがなじんで肌がやわらかくなったら、いつもどおりスキンケア化粧品を。

顔のケアといっしょに体も潤いチャージ

顔だけでなく、腕や足などの乾燥が気になる人は、体にもオイルケアを取り入れて。「洗顔料やボディーソープは、汚れといっしょに皮脂も洗い流してしまうので、洗顔後やお風呂上がりのお肌は、水分が蒸発しやすい状態になっています。入浴直後は潤っているように感じますが、思っている以上に早く乾燥してしまうもの。お風呂上がり10分以内を目安に、オイルをつけるといいですよ」と髙木さん。夜のリラックスタイムは顔のお手入れだけでなく、体もいっしょにケアしましょう。

手先から肩にかけて、手のひらでなでるようにオイルをなじませて。

指先も乾燥しがちなパーツ。手に残ったオイルで、指や爪をマッサージするようになじませましょう。

CARE2 メイクに取り入れるオイル

乾燥がひどいときは、日中のメイクにもオイルをプラスして。「肌につけるものなので、オイルは天然素材のものがいいと思います」と高松さん。暖房のきいたオフィスも、オイル使いで乗り切りましょう。

リキッドファンデーションにオイルを1滴たらし、よく混ぜたら肌にすっと伸ばす。いつものファンデーションの塗り方と同じでOK。

1年のなかでも、特に乾燥が厳しいこの季節。これまでのケアでは追いつかないと感じている人は、ぜひオイルを使ったケアをプラスしてみましょう! そして、リレー連載はメイクチームからヘアチームへバトンタッチ。

次回は、潤う髪を目指すヘアケア編をお届けします!

(文:宮浦彰子/撮影:小川健[willcreative])

今回教えてくれたのは、この2人。「チームオトナノ」メンバーPROFILE

高松由佳さん/美容師を経験後、資生堂SABFA卒業。ヘアメイクアーティスト山本浩未氏に師事した後、独立。年齢にとらわれない女性の内なる美しさを引き出すメイクを得意とし、『美的』『oggi』『MORE』『リンネル』『anan』『LEE』といった女性誌、TVCF、企業広告などで幅広く活躍。

髙木大輔さん/Atelier Salon DD代表。資生堂SABFA、(株)資生堂を経て独立。日本で初めてヘアメイクアップアーティストとして「化粧ファッション学」修士号を取得。『ELLE』『marie claire』等の媒体やTV、CDジャケット、国内外でのショーやデモンストレーション等、幅広く活躍。

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この記事のライター

40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。各業界のトップで活躍するメイクアップアーティスト、ヘアスタイリスト、スタイリスト、料理家が、さまざまな角度から“40歳の美”を提案します。