40歳のペタンコ髪を蘇らせるには? ふんわりトップ&色気ほんのりニュアンスヘア

ヘアも、メイクも、ファッションも、カラダの中も。 40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。

40歳のペタンコ髪を蘇らせるには? ふんわりトップ&色気ほんのりニュアンスヘア

年齢とともにボリュームがなくなって、多くの人がぶち当たる“ペタンコ髪”“ツヤなし髪”との向き合い方。今回は、前回の「ドライヤー+スカルプエッセンス」のスタイリングより、さらにボリュームがほしい、ニュアンスをつけたいという人に、スタイリング法を2パターンご紹介します!

【レクチャー1】トップをふんわりさせる魔法のピンテク

ドライヤーでふんわりとさせることは可能ですが、さらにトップにボリュームがほしい人は、ドライの最後にクリップピンを使ったワンテクをプラスしてみて。
やり方は、とても簡単。3カ所くらい毛束を挟んで、温風と冷風を交互に当てるだけ。「ボリューム感が変わるのはもちろん。温風と冷風を当てることでホールド力も上がりますよ」とヘアスタイリストの坂狩さん。

1. 前髪をザクッと取り分けて、クリップピンが頭皮と平行になるように毛束を挟む。

2.分け目付近のトップの髪を2、3カ所同じように、クリップピンで挟む。

3.ドライヤーの風が逃げないようにトップを手で囲いながら、温風と冷風を交互に10秒ずつくらい当てる。温風と冷風は3回ずつくらい当てるとベスト。

ピンを外せばトップがふんわり。ワックスやスプレーでキープして、無造作なナチュラルヘアに仕上がります。

【レクチャー2】カーラー使いで、ニュアンスのあるオトナ髪にチェンジ

ちょっぴり色気をまとったニュアンスのあるスタイルが似合うのが、オトナの特権。ボリュームにプラスして、ほんのり動きをつけたいときはドライヤーのあとにカーラーを使うのが正解です。ヘアアイロンを使わなくても、すぐにおしゃれ髪に! 「大きめのマジックカーラーなら絶妙な動きが出しやすく、髪全体を巻くのもラクチン」と坂狩さんもおすすめします。

1.前髪をとって、前方向にカーラーを巻く。

2.トップの髪は前後2束に分けて、どちらも後ろ方向にカーラーを巻く。

3.サイドの髪は耳より前の毛束をとって、内巻きにカーラーを巻く。

4.カーラーを巻いた部分に、温風と冷風を交互に10秒くらいずつ当てる。温風と冷風は3回ずつくらい当てるとベスト。

5.カーラーを外したら、ボリュームアップ用のヘアスプレーをふる。

手グシで全体を整えたら完成!

【recipe】オトナノさんのための食のお話

朝はカラダの状態を見極めて、ちょうどいい物を与える

朝食は、脳を起こして活性化させるのはもちろん、睡眠中に休んでいた胃腸を動かして便通を促すという役割も持っているので、カラダにいいものをキチンと摂ることが大切。

ただし、前日の食べすぎ・飲みすぎで胃がもたれているときは、ムリは禁物。料理家で漢方スタイリスト(漢方養生指導師)でもある両角舞さんは、「白湯を飲むか、消化によいものを口にして、お腹がすいたと感じるまで胃腸を休めましょう。朝食を摂ることも大切ですが、それ以上に重要なのは“自分のカラダの状態を見極めること”。前日の食べ物が体内で渋滞しているところに、さらに押し込むとかえって負担になってしまいます」と話します。

前回提案した作り置き可能なレシピ「黒ごまペースト」は、日常のヘルシー朝食としてはもちろん、胃腸を休めたいときにもおすすめ。両角さんいわく、「ペーストに入ったたっぷりのゴマやナッツ類は、ビタミン、ミネラル(特に亜鉛)、ポリフェノールを多く含んでいるから習慣的に取り入れたい食材。ナッツは塩分、油分が多い商品も少なくないですが、最近は油、塩不使用のものも増えているのでそちらをチョイスしましょう」。

また、漢方養生指導師の視点では、「腎という体の組織が健康であれば、髪が若々しく美しく保たれると考えられています。その腎によい食べ物が黒ゴマ、くるみ。さらにカラダに潤いを与える松の実、貧血によいとされるハチミツを加え、手軽に摂れるペーストに仕上げました。そのまま食べても、ヨーグルトなどにあわせてもOK。冷えが気になる人は、ヨーグルトをレンジで少し温めるといいですよ」と両角さん。

クリップピンやマジックカーラーを使ったヘアスタイリングと、ヘルシー朝食で、40歳の髪がもっとキレイに! 次回からは、ツヤなし髪に悩む人に向けたヘアスタイリング法と、寒い季節にホッと温まるヘルシーお粥をご紹介します。

(文:宮浦彰子/撮影:小川健[willcreative])

* * * * * * * * * * * * * * * * * *
【オトナノきれい塾 記事一覧】
第1回 各界のスペシャリストが「40歳の美」をサポート。チーム オトナノ発足!
第2回 座談会第2弾。40歳からの美容って“ちょうどいい自分”を探すこと
第3回 ある日、黒が似合わなくなった…スタイリスト渋谷さんの葛藤&取り入れ術
第4回 【黒を味方に①】“なんだか寂しく、疲れて見える”解決の極意
第5回 【黒を味方に②】“全体的に重くて表情が暗く見える”解決の極意
第6回 【黒を味方に③】“顔がぼんやりやぼったく見える”解決の極意
第7回 40歳がぶち当たるペタンコ髪・ツヤなし髪の壁、どうすればいいの?
* * * * * * * * * * * * * * * * * *

今回教えてくれたのは、この2人。「チームオトナノ」メンバーPROFILE

坂狩トモタカさん/ヘアサロン『SHEA』代表。資生堂美容専門学校卒業。『STORY』などの女性誌をはじめ、『PREPPY』、『SHINBIYO』などの業界紙でも多く取り上げられる。『PREPPY』では大人世代コンテストで優勝。ロレアル、アリミノ、ナプラなど企業主催の美容師向けセミナーで講師を務める。

両角舞さん/フードコーディネーター、漢方スタイリスト。調理師、漢方養生指導士の資格を持つ。2012年『ELLE a table』フードバトルグランドチャンピオン。海外のレストラン立ち上げ、コカ・コーラ、ホテルニューオータニなどの広告・カタログのスタイリング、日本ハム、高島屋といった企業のレシピ開発など幅広く活躍。

この記事のライター

40歳は「美に対する意識」が変わるとき。 目指したいのは、取り繕うことじゃなくて、これからの自分を大切にしたくなる美容。 ココロとカラダが心地よくリンクする、“ちょうどいい”自分を探しましょう。各業界のトップで活躍するメイクアップアーティスト、ヘアスタイリスト、スタイリスト、料理家が、さまざまな角度から“40歳の美”を提案します。