2018年5月24日 公開
2018年10月1日 更新

格安スマホでiPhone 7を使うには? 流れと注意点を解説

iPhone 7は格安スマホで使うことができますが、いくつか注意する点があります。この記事ではiPhone 7を格安スマホで使う流れ、気をつけることをまとめました。キャリアから格安スマホに乗り換えてiPhone 7を使いたい人、中古のiPhone 7を格安スマホで使いたい人は必見!

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「格安スマホでもiPhone 7は使えるのかな」と思っている人はいませんか? ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアのiPhone 7は2016年9月に発売されたので、分割払いの終わるタイミングで格安スマホへの乗り換えを考えている人もいると思います。

そこで、キャリアで買ったiPhone 7を使っていた人が格安スマホへ乗り換える際に注意すべきことをまとめました

2016年にiPhone 7を買った人の2年縛りは2018年に終わる

NTTドコモ (3649)

キャリアの料金プランには2年縛りと呼ばれる、2年単位で更新される契約があります。

たとえばドコモの場合、基本プランの『カケホーダイ』や『カケホーダイライト』は『2年定期契約あり』と『2年定期契約なし』があり、『カケホーダイ』の月々の料金はそれぞれ2,916円、4,536円となっています。

料金が安いのは2年定期契約ありのため、多くの人が「まあ2年は使うだろう」という考えでこちらを選んでいると思います。ショップ店員も2年定期契約ありの方をすすめる傾向があります。

この2年定期契約ありの方を契約すると2年間同一回線を継続利用する必要があり、途中で契約変更や解約をした場合は1万260円の解約金を支払わなくてはなりません。

似たような制度はauにもソフトバンクにもありますが、どれも2年使う約束で安くなるという仕組みなので利用している人は多いでしょう。このような変更、解約をすると解約金が発生する2年定期契約が2年縛りです。

iPhone 7が発売されたのは2016年9月なので、2016年中にキャリアでiPhone 7を買った人は2018年中に2年縛りが終わることになります。

また、ドコモには機種ごとに決められた金額を月々のスマホ代から割り引いてくれる『月々サポート』という制度もあります。ドコモ以外のキャリアでも同様の制度が用意されています。

iPhone 7を月々サポートを使わずにドコモで購入する場合、2018年5月時点の価格は8万2,296円、使った場合の実質的な価格は1万368円です。「2年間はちょっと長いかも……」と思いながらも月々サポートを利用する人は多いでしょう。

月々サポートは2年間同一回線を継続利用する必要はありませんが、契約変更や解約をした場合はその時点で月々サポートの適用は打ち切られます。分割払いでiPhone 7を買った人は、残りの期間は月々サポートによる割引がなくなります

月々サポートは2年縛りとはやや異なりますが、月々サポートの恩恵を最大限に受けようとすると2年間使わざるをえません。

キャリアで買ったiPhone 7は格安スマホでも使える!

キャリアで買ったiPhone 7は格安スマホとしても使えます。ただし、いくつか注意することがあります。

格安スマホは基本的にドコモ、au、ソフトバンクのいずれかの回線や設備を使ってサービスを提供しています。格安スマホで利用したい回線とiPhoneを購入したキャリアの組み合わせによって注意すべき点が違います。

格安スマホの回線別に紹介していきましょう。

ドコモ(docomo)回線の格安スマホでキャリアのiPhone 7を使う場合

まずドコモ回線の格安スマホでキャリアのiPhone 7を使う場合です。

キャリアのiPhone 7には、ドコモ版iPhone 7、au版iPhone 7、ソフトバンク版iPhone 7がありますが、このうちドコモ版iPhone 7であればドコモ回線の格安スマホで問題なく使えます(念のため各社の公式サイトの動作確認端末を確認するようにしてください)。

ただしau版iPhone 7、ソフトバンク版iPhone 7はSIMロック解除という手続きが必要です。

SIMロックというのは特定の会社が発行したSIMカード以外は使えないようにスマホ側にかけられた制限のことです。au版iPhone 7、ソフトバンク版iPhone 7はそれぞれau、ソフトバンクのSIMカードしか使えないようになっているので、ドコモ回線の格安スマホで使う場合はこの制限を解除しなくてはいけません。

SIMロック解除はau、ソフトバンクそれぞれのショップもしくはネットで行います。ショップで行う場合は3,240円の手数料がかかりますが、ネットで行う場合は無料です。

ちなみにドコモのSIMロック解除はショップ、ネット、電話の3つで行えます。ショップで行う場合の手数料は3,240円、ネットと電話は無料です。キャリア各社のSIMロック解除の詳細はそれぞれのキャリアのWEBサイトで確認してください。

楽天モバイルやDMM mobileなど、格安スマホの多くはドコモ回線です。ドコモで購入したiPhone 7からの乗り換えであれば、使い方にあわせて豊富な事業者の提供するぴったりなプランを選びやすいでしょう。

au回線の格安スマホでキャリアのiPhone 7を使う場合

次にau回線の格安スマホでキャリアのiPhone 7を使う場合です。au回線の格安スマホはドコモ回線の格安スマホに比べると選択肢が少なくなります。au回線の格安スマホは主に以下の9つです。

  • mineo
  • UQモバイル
  • BIGLOBEモバイル
  • IIJmio
  • イオンモバイル
  • J:COM MOBILE
  • QTmobile
  • Fiimo
  • TikiTiki

上記9社のau回線の格安スマホすべてでau版iPhone 7の動作確認がとれていますが、これらの格安スマホでau版iPhone 7を使う場合、SIMロックの解除が必要になる場合があります

スマホの販売元と格安スマホの回線提供元が同じ場合、普通はSIMロックを解除しなくてもスマホが使えますが、iPhone 7の場合はSIMロックの解除が必要な場合があります。事前に事業者の契約予定の公式サイトで確認をしましょう。

もちろんドコモ版iPhone 7、ソフトバンク版iPhone 7をau回線の格安スマホで使う場合もSIMロック解除が必要です。

au回線の格安SIM事業者の中ではユーザーが増えているmineoや通信速度についての評判が良いUQモバイルが人気です。どの事業者を契約するか迷っている場合はまずはこの2つをチェックすることをおすすめします。

ソフトバンク(SoftBank)回線の格安スマホでキャリアのiPhone 7を使う場合

最後にソフトバンク回線の格安スマホでキャリアのiPhone 7を使う場合です。

これはauの場合と同じで、ドコモ版iPhone 7、au版iPhone 7を使う場合はSIMロック解除が必要です。ソフトバンク版iPhone 7を使う場合は基本的にSIMロックを解除しなくても使えますが、SIMロック解除が必要な場合があります。au回線同様に、契約予定の事業者の公式サイトを確認しましょう。

ソフトバンク回線の格安スマホはかつてほとんどありませんでしたが、ここ1、2年で少しずつ増えてきました。ソフトバンク版iPhone 7は以下の7ブランドすべてで動作確認がとれています。

  • U-mobile S
  • Y!mobile
  • b-mobile S
  • QTmobile
  • nuromobile
  • スマモバ
  • H.I.S.モバイル

このうちnuromobileのソフトバンク回線を使ったプランはSIMロック解除ができないiPhone 6以前のモデルで使うことを想定しており、iPhone 6s以降のモデルはドコモ回線で使うことを推奨しています。

iPhone 7でインターネットやアプリをたくさん使うなら大容量プランのあるU-mobile S、通話が多いならかけ放題オプションのあるY!mobileを検討してみてください。

キャリアのSIMロック解除は契約者本人でないとできない!

ここまで何度もSIMロック解除という言葉が出てきましたが、実はキャリアでのSIMロック解除は契約者本人以外ではできません

キャリアから格安スマホへ乗り換えてiPhone 7を使う場合、MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)で同じ電話番号のまま乗り換えても、キャリアを解約して格安スマホを新規契約しても、キャリアでの手続きが必要です。SIMロック解除の手続きも同時にしてしまうのがよいでしょう。

注意が必要なのは中古のiPhone 7を買って格安スマホで使う場合です。SIMロック解除がされていないキャリア版iPhone 7を買うと、後からSIMロック解除をすることができません

ドコモ版iPhone 7をドコモ回線の格安スマホで使う場合は問題ありませんが、それ以外のケースではSIMロック解除が必要になることがあります。中古のキャリア版iPhone 7を買う場合はSIMロック解除済みのものを買うようにしてください。

SIMフリー版iPhone 7ならSIMロックがない

iPhone 7には各キャリアから発売されたキャリア版の他に、Appleが発売したSIMフリー版iPhone 7があります。

これはキャリア版のようにSIMロックがかけられていないので、最初からどの格安スマホでも、どのキャリアでも自由に使えます

実は2015年以降に日本国内で発売されているiPhoneはキャリア版、SIMフリー版はすべて同じ型番になっています。違いはキャリア版が各社用のSIMロックをかけている点のみで、SIMロックを解除するとどれもほぼ同じです。

これから中古スマホでiPhone 7を買う人はSIMフリーiPhone 7がおすすめですが、キャリア版iPhone 7に比べると少し高めの金額になっています。

格安スマホでiPhone 7を使うにはAPN設定プロファイルのインストールが必要

格安スマホでiPhone 7を使うためには、APN設定のため、構成プロファイルのインストールが必要です。

APN設定とはiPhone 7を使って格安スマホの回線でインターネット接続するために必要な設定で、構成プロファイルはその情報が書き込まれたファイルです。

AndroidスマホやSIMフリー版iPhone 7はAPNの設定を手動で行えますが、キャリア版iPhone 7ではできません。そのため格安スマホ各社が自社回線を使うために必要な設定が書き込まれたプロファイルを利用者向けに配布しています。

配布方法が格安スマホによって異なりますが、たとえばmineoの場合はiPhone 7でQRコードを読み取るとプロファイルがダウンロードできるようになっています。

mineo (3665)

APN設定の構成プロファイルは、基本的にインターネットからダウンロードする必要があります。インストールのときにはiPhone 7でWiFi接続できる環境を用意しておくのがベストです。

WiFi環境を用意できない場合は、パソコンや別のスマホなどに一旦プロファイルをダウンロードしてからiPhone 7にUSBケーブルなどを使って移動させる方法もあります。mineoではそれが可能ですが、格安スマホによってはこの方法がとれない場合もあるので事前に十分確認するようにしてください。

まだまだiPhone 7は現役! 格安スマホでお得に使おう

ここまでキャリアのiPhone 7を使っていた人が格安スマホへ乗り換える際に注意すべきことを紹介しました

次から次へと新しいiPhoneが発売されますが、新しいものは高機能な分だけ価格も高くなっています。「そこまで高機能じゃなくてもいいからiPhoneを使いたい」という場合、iPhone 7のように前の世代のモデルを使うのも悪くありません。

iPhone 7であればまだまだ現役で使うことができますし、なんといっても新品で買っても最新型のモデルに比べると安く買えるという点が魅力です。登場から少し時間が経っているということもあって中古市場でも数が増えているため、予算や好みに合わせて容量やカラーを選べるようになっている点も見逃せません。

ぜひ格安スマホでお得にiPhone 7を使ってみてください!

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※画像はイメージです

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そらとすまほ編集部 そらとすまほ編集部