2018年10月13日 公開
2019年8月30日 更新

格安スマホ契約時の注意点7つとは? 契約前に確認して賢く節約しよう

月額料金がお得な格安スマホに大きな魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、格安スマホには注意点もあるんです。格安スマホを契約する前に知っておきたい注意点を7つピックアップしました。格安スマホならではのメリットやデメリットを理解し、満足いく契約で賢く節約しましょう。

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格安スマホにすれば月額料金をぐっと抑えられることがあります。格安スマホに興味がある方のために、この記事では格安スマホを契約するときの注意点を紹介します。紹介する7つの注意点をよく理解し、賢く格安スマホを契約しましょう。

キャリアとは違う、格安スマホの注意点を知っておこう

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格安SIMを提供する会社の多くはMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれ、ドコモやauなどの回線を借りてサービスを提供しています。一方、ドコモやau、ソフトバンクなど自社で回線のインフラを持っている携帯キャリアはMNO(移動体通信事業者)と呼ばれます。

MVNOが提供する格安SIMを入れたスマホは「格安スマホ」と呼ばれます。格安スマホは月額料金の安さや自由度の高いプランが人気ですが、キャリアとは違う点がたくさんあります。乗り換えをしてから困らないように、注意点を確認してからの契約がおすすめです。格安スマホにする前に、キャリアとの違いについて知っておきましょう。

格安スマホを契約する前に知っておきたい7つの注意点

格安スマホを検討している方に知っていてもらいたい注意点を7つピックアップしました。注意点だけでなく対処法も紹介するので、検討する際に参考にしてみてください。

注意点1:格安スマホではキャリアのメールが使えなくなる

大手キャリアには、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」という固有のメールアドレスが用意されています。このキャリアのメールは格安スマホにすると使えなくなってしまうため注意が必要です。

格安スマホに乗り換える際に電話番号は引き継げますが、残念ながらメールアドレスを引き継ぐことはできません。継続してキャリアメールを使いたい場合は格安スマホ+メールアドレス保持用のガラケーなど、2台持ちする方法があります。しかしそれでは2台分の料金がかかってしまうので、料金の節約のために格安スマホに変える意味がありません。

対処法は?

キャリアメールがなくても、Yahoo!(ヤフー)メールやGmail(ジーメール)などフリーメールを利用する手があります。すでにフリーメールを利用している場合、格安スマホでもこれまでどおり使えるので問題ありません。

また、格安スマホを提供する会社によってはキャリアメールのようなアドレスが用意されていることもあります。固有のメールアドレスが欲しいのであれば以下のような会社の格安SIMを契約しましょう。UQモバイルはメールアドレスの発行に月額216円かかりますが、その他は無料です。

ただしもう1つ注意しなくてはいけないのは、携帯メールアドレスの登録が必要なサービスを利用するときに格安スマホのメールアドレスは登録できない場合が多いこと。いつも使っているサービスに登録できるメールアドレスを確認しておくといいでしょう。このなかでY!mobileだけはMVNOではなく自社で回線をもつMNOですが、格安SIMを提供しています。ドコモやauなどのキャリアに近いサービスがあり、メールアドレスも携帯メールアドレスとして登録できることがあります。はじめての格安スマホが不安ならY!mobileを検討するといいでしょう。

注意点2:MNPで乗り換える場合は日数に注意

現在契約しているキャリアから電話番号はそのままで乗り換える場合、日数に注意してください。MNPでの乗り換えにはMNP予約番号が必要ですが、発行されてから15日間以内に利用しなければ無効になってしまいます。さらに契約する格安スマホによっては、有効期限が10日以上残っていないと手続きができない場合があります。

またMNPで乗り換える場合、数日間スマホが使えない不通期間が発生することがあります。多くの会社では不通期間なく手続きができるようにはなっていますが、念のため確認しておきましょう。

対処法は?

MNP乗り換えをする際、MNP予約番号を取得したら速やかに格安スマホを契約してください。次に利用する格安スマホの契約に関する書類を事前に用意しておくと、スムーズに乗り換えられます。

また、MNPによる不通期間を避けたい方は即日開通ができる格安スマホを選びましょう。家電量販店などの店舗で受付をして即日乗り換えの手続きができる会社もあります。下記で紹介している格安SIMであれば取扱店舗数が比較的多いため、契約しやすいのが特長です。

注意点3:決済方法のほとんどはクレジットカード

キャリアでは幅広い決済方法が用意されていますが、ほとんどの格安スマホはクレジットカード決済のみの対応です。クレジットカード持っていない方は契約する格安スマホの選択肢が狭くなってしまいます。

対処法は?

クレジットカード決済以外にも口座振替などに対応している会社がいくつかあります。クレジットカードを持っていなくても、銀行口座さえ持っていればスマホ代金の決済ができます。

例えば、楽天モバイルやOCN モバイル ONE、UQモバイルなどは口座振替に対応しています。クレジットカードを持っていない方はこれらの会社で格安スマホの契約を検討してみましょう。

注意点4:時間によって通信速度が遅くなることも

MVNOはキャリアとは違い、自社で回線の設備をもっていません。キャリアから一定量の通信が同時にできる回線の帯域幅を借りて格安スマホに利用しています。借りている回線に対して格安スマホの利用者が多くなってしまうと、通信が混雑して遅くなります。

そのため、平日の昼どきや夕方などの利用者が集中する時間帯には通信速度が落ちることがあります。格安スマホの公式サイトに書かれている◯Mbpsといった通信速度はあくまでも最大値で、実際の速度は混雑状況や電波状態で変わります。

対処法は?

通信速度が安定している格安スマホを契約しましょう。auと同じKDDIグループの格安スマホであるUQモバイルは通信速度が安定していると評判が良いサービスです。公式サイトでも実速(実際に測った速度)ナンバー1をうたっています。

また、2018年7月からLINEモバイルがサービスを開始したソフトバンク回線の格安SIMでは「格安スマホ最速チャレンジ」として混雑時でも1Mbps以上の速度を維持するチャレンジをしています。通信速度が心配であれば、このどちらかを選ぶのがおすすめです。

注意点5:回線と端末の相性に注意

今使っているスマホのまま格安スマホとして使いたいという場合、機種と格安SIMの回線の相性に注意が必要です。MVNOではドコモ、au、ソフトバンクのいずれかの回線を使って格安SIMを提供しています。今使っているスマホを購入したキャリアと使いたい格安SIMの回線が別の会社の場合、特に気をつけなくてはいけません。

今ドコモのスマホを使っているならば、ドコモ回線の格安SIMにすることで今の機種をそのまま格安スマホとして使えます。

しかし、au回線やソフトバンク回線の格安SIMを使いたいならSIMロック解除という手続きが必要です。SIMロック解除は購入から一定期間が経過している、などの条件を満たせば、キャリアのマイページなどから簡単に手続きできます。

ただしSIMロックを解除してもauやソフトバンクの通信方式と合わない機種の場合、通信ができなかったり、電波が悪かったりすることがあります。

auやソフトバンクのスマホでも同様にSIMロック解除や通信方式の対応について確認する必要があります。さらに、auとソフトバンクで購入したスマホについては同じ回線の格安SIMを使う場合にも注意点があります。

auのスマホをau回線のMVNOで使いたい場合、2017年8月までに発売されたVoLTE対応端末だとSIMロック解除が必要です。ソフトバンクのスマホをソフトバンク回線で使いたい場合は、iPhone以外の機種は動作確認されていない事業者が多いため注意しましょう。

対応状況やSIMロック解除が必要かどうかなどは格安スマホを提供するMVNOの公式サイトの動作確認端末のページにまとまっています。契約前に確認しましょう。

別の回線の場合はSIMロック解除が必要ですが、特にau端末とソフトバンク端末はSIMロック解除をしていても使えなかったり電波が弱かったりすることがあります。

対処法は?

回線とスマホの相性が不安な方や相性を考えずに契約したい方は、スマホセットの購入が安心です。スマホの機種と格安SIMがセットになっているスマホセットなら回線の相性を気にせず、すぐに格安スマホが使えます。初期設定も済んだ状態で送られてくるのでおすすめです。楽天モバイルやIIJmioはセット販売されているスマホの種類も多く、セールなども不定期で実施しているのでチェックしてみましょう。

注意点6:家族割や完全かけ放題が少ない

格安スマホでは大手キャリアのような家族割引や時間や回数無制限で電話がかけ放題なるオプションがあまりありません。基本使用料や通信料金が安いのはメリットですが、通話が多いと毎月の支払い金額が高くなってしまうことも。家族割やかけ放題が必要な方は注意が必要です。

対処法は?

家族割引やかけ放題のオプションがつけられる格安スマホを利用しましょう。UQモバイルでは2台目以降の月額料金が安くなる家族割を提供しています。IIJmioには1度に3分または10分までの通話が回数無制限でかけ放題になる通話定額オプションがあります。このIIJmioの通話定額では、家族間の通話の場合3分→10分、10分→30分とかけ放題の時間が延長されます。

通話をよくするならY!mobile。基本料金のプランの中に1度に10分までの国内通話かけ放題のサービスが含まれています。

また、時間制限なしで話したいなら、オプションをつけることで時間も回数も無制限でかけ放題になります。通話する相手が特定の人だけなら、OCN モバイル ONEの「トップ3かけ放題」もあります。このオプションに加入すると月間の通話相手上位3電話番号への通話料が無料になります。

注意点7:店舗を持っていない・店舗数が少ないMVNOもある

格安スマホを提供する事業者では、安くサービスを提供するために店舗を構えずにサポートコストを削減している場合もあります。その場合はサポート窓口がチャットや電話のみになります。また、NifMoやQTmobileなど店舗はあるけれど少なかったり、特定のエリアにのみあるということも。

質問をしたり各種手続きをしたりと店舗でのサポートが必要なら、店舗の有無を契約前に確認しましょう。

対処法は?

店舗を全国展開している格安スマホの会社もあります。店舗を持つMVNOでおすすめなのは楽天モバイル、mineo、イオンモバイルなどです。ほかにも、MVNOではありませんがY!mobileも全国的に店舗を展開しています。

MVNOの店舗では新規契約やMNP乗り換え、各種手続きなどができますが、なによりも店員に直接いろいろと質問ができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

格安スマホの注意点を理解して賢く契約しよう

格安スマホにする際に知っておきたい7つの注意点を紹介しました。格安スマホに興味がある方は、ぜひ事前に確認しておいてくださいね。MVNOはキャリアとは違う点はたくさんあります。契約してから困らないよう、きちんとサービス内容を理解して自分にあった格安スマホを選べば賢く節約できますよ。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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そらとすまほ編集部 そらとすまほ編集部