この記事の目次
- ドコモ(docomo)から格安スマホへの乗り換え手順
- 1.MNP予約番号を取得
- 2.本人確認書類、クレジットカードを準備
- 3.格安スマホへ乗り換えよう
- 格安スマホに乗り換えるメリットは?
- 月額料金が安い
- 最低利用期間(縛り)が短い
- 豊富な会社・プランから選べる
- 特殊なオプションが充実しているサービスも
- ドコモ(docomo)で買ったスマホが使える
- 格安スマホの機種代金も安い
- ドコモ(docomo)から格安スマホへ乗り換える前の注意点
- ドコモ(docomo)のキャリアメールが使えなくなる
- ドコモ(docomo)の月々サポートがなくなる
- 2年契約(自動更新)とドコモ(docomo)の解約金
- LINEのID検索が使えない
- ショップ(店舗)が少ない
- 時間無制限のかけ放題が少ない
- 通信速度が少し遅い
- ドコモ(docomo)から格安スマホへ乗り換えて、お得に使おう!
ドコモ(docomo)から格安スマホへ乗り換えるには何が必要で、どんなことに気をつけて、どの格安SIMを選べば良いのでしょうか? 今回の記事では電話番号をそのまま移行する方法から注意点と対策、SIMカードの選び方まで、まとめて解説します!
ドコモ(docomo)から格安スマホへの乗り換え手順
ドコモから格安スマホへ乗り換えるときはMNPで手続きを行います。MNPは今使っている電話番号を他社へ引き継ぎできるサービスで、新しい電話番号を使いたいなどの理由がない限りは、MNPを利用して乗り換えましょう。
音声通話ができる格安SIMプランを契約するには、本人確認書類と毎月の支払い設定用のクレジッドカードが必要です。さらに電話番号を引き継いで乗り換えたい場合には、これらに加えてMNP予約番号という10桁の番号も必要になります。
1.MNP予約番号を取得
格安スマホへ乗り換えを決めたら、まずはMNP予約番号を発行しましょう。
MNP予約番号とは電話番号を引き継いで乗り換えるために必要な10桁の番号情報で、今使っている携帯電話会社にて取得可能です。現在ドコモを利用しているのであれば、乗り換え前にドコモで発行してもらいましょう。
ドコモでは主に3種類の取得方法があり、ドコモ インフォメーションセンターへ電話するか、My docomoのオンライン手続きで取得するか、もしくはドコモショップなどの実店舗で手続きするか、いずれかです。
【電話で手続き】
- ドコモ携帯電話から「151」
- 一般電話などから「0120-800-000」
【オンラインで手続き】
- My docomo
【店頭で手続き】
- ドコモショップ
電話での受付時間は9時~20時、オンライン受付時間は9時~21時30分、ドコモショップでの店頭手続き受付時間は店舗によって異なります。ドコモショップは混んでいたり近くになかったりすることもあるので、電話かオンラインでのMNP予約番号取得が便利です。
MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間(例えば4月1日に取得したら、当月4月15日まで有効)となっています。期限が切れるとそのMNP予約番号は使えなくなるので、もう一度手続きして再取得しましょう。予約番号を取得して他社へ乗り換えが完了した時点でドコモの契約は自動解約になりますが、使わず期限が過ぎた場合は自動解約とはなりませんので安心してください。
また有効期限は15日間なのですが、乗り換える手続き上「MNP予約番号の有効期限が〇〇日残っている状態で申し込み」など、格安スマホの事業者によっては条件を設けている場合があります。ですので、できればMNP予約番号は乗り換える直前に発行して、期限に余裕を持って手続きするのがおすすめです。
2.本人確認書類、クレジットカードを準備
MNP予約番号を取得したら、次に本人確認書類と支払いに使えるクレジットカード、デビットカード、銀行口座(口座振替)があるかチェックしておきましょう。
格安SIMの契約ではデータ通信専用プランであれば本人確認が必要ないケースもありますが、音声通話機能のついたSIMカードを契約する場合には必要です。例えば日本発行の運転免許証や日本国パスポートなどが利用でき、本人確認に使える書類は各格安スマホの事業者公式サイトに記載されているので、詳しい条件はそちらを参照してください。
毎月の支払い設定ができるものも必要です。例えばクレジットカード、デビットカード、銀行口座での口座振替などがありますが、こちらも各サービスで使えるもの、使えないものがあるのでチェックしておきましょう。
一番確実に利用できるのは(日本発行の)契約者本人名義のクレジットカードです。個人向けの格安SIMサービスのほとんどはクレジットカードでの支払いを受け付けているので、クレジットカードがあれば安心です。利用可能なブランドは公式サイトで確認してください。
なかにはデビットカードを設定できるサービスもありますが、対応しているところはわずかです。デビットカードでの支払いは公式サイトに記載されていなくても実際には支払い方法として設定できたり、逆にできなかったりする場合があるので、必ず確認しておきましょう。公式に使えることを発表しているのが楽天モバイルで、楽天銀行デビットカード、スルガ銀行デビットカードが使えます。
楽天モバイル:安心・お得な格安スマホ(スマートフォン)/格安SIM

口座振替に関しても、対応しているサービスが少ないので必ず確認してください。OCN モバイル ONE、楽天モバイル、Y!mobile、UQモバイル、BIGLOBEモバイルなどがありますが、各社口座振替を設定するための条件があったりするので、基本はクレジットカードを使うと考えていてください。
口座振替で支払えるスマホ
- OCN モバイル ONE
- 楽天モバイル
- Y!mobile
- UQモバイル
- BIGLOBEモバイル
OCNモバイルONEでおトクに格安スマホに乗り換えよう!

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Y!mobile

UQモバイル

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3.格安スマホへ乗り換えよう
- ドコモのMNP予約番号
- 本人確認書類
- 支払い設定可能なクレジットカード/デビットカード/銀行口座(口座振替)
上記3つがすべて揃ったら、あとは格安スマホへ乗り換えるだけです。
格安スマホのサービスは一部を除いてすべて公式サイトからオンラインでの申込が可能です。本人確認書類などはスマホのカメラで撮影してアップロードするだけなので、何かを送るために郵便局へ行ったり、携帯電話ショップを訪れたりする必要はありません。ネット上の手続きで完結します。
公式サイトへアクセスすると申し込みページがあるので、そちらから必要情報を入力していきましょう。各社申し込みの入力フォームは異なるので説明は省略しますが、今利用している電話番号をそのまま乗り換えたい場合には、必ず取得しておいたMNP予約番号を入力してください。入力情報が間違っていたりするとスムーズに移行できないので、申し込みを完了させる前に入力情報を再確認しておきましょう。
格安スマホに乗り換えるメリットは?
月額料金が安い
そもそも格安SIM/格安スマホと言うくらいなので、スマホを安く使えるのが最大のメリットです。例えばLINEモバイルの通話SIMの基本料金は、月額1,231円からと激安です。
各社の公式サイトを見ながらその月額料金を今使っているドコモの料金と比較していただきたいところですが、とにかく今使っているドコモの月額料金よりもっと安い月額料金で使いたい、と考えている方におすすめです。
LINEモバイル

最低利用期間(縛り)が短い
ドコモ/au/ソフトバンクでは2年の自動更新契約で、いわゆる2年縛りの契約をしているユーザーも多いですが、格安スマホではほとんどが最低利用期間を設定しているのみで、最低利用期間を使い終えたら解約金も発生しないサービスが多いです。音声通話なしのデータ通信専用SIMでは最低利用期間自体を設定していない場合もあります。
最低利用期間が短く更新契約の縛りがないということは、それだけ気軽に他社へ乗り換えやすいということにもなります。例えば1年使ってみて他社のSIMカードの方が安く魅力的なので乗り換えてみる、など柔軟に契約を移行できるのはおすすめポイントです。(まれに更新契約のプランもあるので注意してください)。
音声通話対応のSIMでは半年~1年くらいを最低利用期間に設定していることが多いのですが、なかには通常解約(他社に乗り換えせずに解約するだけ)なら手数料がかからない通話SIMプランもあります。例えばmineoやイオンモバイルでは、MNP転出でない解約なら手数料は必要ありません。
最低利用期間と解約金がない格安スマホ
- mineo
- イオンモバイル
mineo

業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

豊富な会社・プランから選べる
大手キャリアというとドコモ/au/ソフトバンクの3つですが、格安スマホには多数のサービスが登場しています。そして、それだけ提供されるプランの特徴も異なります。例えばOCN モバイル ONE、BIGLOBEモバイル、イオンモバイル、LINEモバイルなどのブランド名はどこかで聞いたことがありますよね。そのようなサービスから、まったく無名のサービスまでさまざまです。
ユーザーは豊富な種類のサービスから自分にあった事業者を選んで格安スマホを使えるのが強みといえます。
特殊なオプションが充実しているサービスも
多くの格安スマホサービスがあれば、プランだけでなくオプションも豊富です。MVNOならではのオプションもあるので、いくつか紹介します。
まずはBIGLOBEモバイルの『エンタメフリー・オプション』。音声通話SIMには3GB以上のプランに月額518円で加入できるオプションです。加入するとYouTube(ユーチューブ)、YouTube Kids、AbemaTV、U-NEXT、Google Play Music、Apple Music、AWA、radiko.jp、Amazon Musicの対象機能で高速通信容量を消費しなくなります。
LINEモバイルでは、基本プランの『LINEフリープラン』でLINEの高速通信利用量がノーカウントに、『コミュニケーションフリープラン』ではLINEのみでなくTwitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)の対象機能もカウントされなくなります。SNSのヘビーユーザーにはおすすめで、似たようなサービスはDMM mobileが『SNSフリー(月額270円)』というオプションで提供しています。特定アプリの利用で高速データ通信容量を消費しないサービスがあるのも、格安スマホならではの特長です。
これらのほかにも格安スマホならではのオプションはたくさんあるので、スマホの利用方法に合わせてさまざまなオプションを組み合わせて使えるのはメリットです。
オプション充実の格安スマホ
- BIGLOBEモバイル
- LINEモバイル
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DMM mobile

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