2018年6月1日 公開
2018年10月1日 更新

ドコモ(docomo)端末のままで格安スマホに乗り換えるにはどうしたらいいの?

格安スマホはドコモ(docomo)回線を使うものがほとんどのため、ドコモ(docomo)利用者であれば端末をそのまま持って簡単に乗り換えることができます。この記事では格安スマホへの乗り換える流れや、ドコモ(docomo)端末を他社の回線で使う注意点について紹介しています。

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格安スマホならドコモやau、ソフトバンクといったキャリアに比べると、毎月のスマホ代を半額程度にまで抑えることができます。格安スマホの多くはドコモから回線を借りてサービスを提供していますので、ドコモの契約者は今まで使っていたドコモ(docomo)の端末のまま格安スマホとして使える場合が多くあります

つまりドコモの利用者は格安スマホへの乗り換えがとても簡単なんです。この記事ではドコモ端末の利用者が格安スマホに乗り換えるときのステップと注意点について紹介します。

ドコモ(docomo)端末のまま乗り換えるならドコモ回線の格安スマホがおすすめ

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最初に決めるのがドコモから乗り換える格安スマホはどこにするかです。

格安スマホは各キャリアから回線を借りています。大きく分けて、ドコモ回線の格安スマホ、au回線の格安スマホ、ソフトバンク回線の格安スマホ、と3つの選択肢がありますが、ドコモの端末を使って乗り換えるならドコモ回線の格安スマホがおすすめです。ドコモ回線の格安スマホなら多くの場合、持っている端末をそのまま利用できます。

総務省が2018年3月に発表した「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (平成29年度第3四半期(12月末))」によると、格安スマホ事業を手掛けるMVNO(仮想移動体通信事業者)の数は817となっています。キャリア別の事業者数についてはデータがありませんが、このうち9割以上がドコモ回線の格安スマホと考えられます。

つまりドコモの端末を使える格安スマホの中からよりどりみどりに選べるということです。自分の好みに応じてさまざまな格安スマホの中から選べます。サイト内にドコモ回線の格安スマホを紹介している記事がたくさんありますので、ぜひ格安スマホを選ぶ際の参考にしてください。

気になる格安スマホの事業者が見つかったら、持っている端末が確実に利用できるのかを事前に確認しましょう。各事業者の公式サイト内に動作確認が取れている端末を掲載するベージが用意されていますので、念のため乗り換えの前にチェックするといいでしょう。

ドコモ(docomo)の端末を使って他社の回線の格安スマホに乗り換えるときの注意

ドコモで購入した端末でau回線の格安スマホ、ソフトバンク回線の格安スマホに乗り換える際は注意することが2つあるのでご紹介します。

その1:SIMロックの解除が必要

まず1つめがSIMロックです。

キャリアで販売されたスマホの多くにはSIMロックというものがかけられています。これは自社のSIMカードしか使えないようにかけられた制限のことです。ドコモで販売された端末はドコモのSIMカードしか使えないようになっている、ということです。

もしドコモの端末をauやソフトバンク、あるいは格安スマホで使いたい場合はSIMロック解除という手続きが必要です(iPhoneはiPhone 6以前のモデルはSIMロック解除ができません)。

ドコモで販売されたスマホのSIMロック解除は2015年4月30日以前に発売されたものはドコモショップのみで、それ以降に発売されたスマホはドコモショップ、電話、ネットで行うことができます。ドコモショップ、電話で行う場合は3,240円の手数料がかかりますが、ネットで行う場合は無料です。詳しくはドコモの公式サイトを確認してください。

その2:周波数帯と通信規格に注意

2つめは周波数帯と通信規格です。

ドコモ、au、ソフトバンクはそれぞれ国(総務省)から割り当てられている周波数帯が違います。ドコモで販売された端末は当然ドコモの周波数帯をカバーするように作られていますが、auやソフトバンクの周波数帯には対応していません。

そのためドコモ端末をau回線やソフトバンク回線の格安スマホで使う場合、使えるとは限りませんし、ドコモ並みに快適に通信できるとも限らないわけです。

またドコモ、ソフトバンクとauは3G回線での通信規格が異なりますし、auは『au VoLTE』にスマホ側が対応できるかどうかという問題もあります。

ドコモの端末を持ってau回線やソフトバンク回線の格安スマホへ乗り換える場合、必ず格安スマホの公式サイトで公表されている動作確認端末のページを確認するようにしてください。動作確認済みとなっていれば使えますし、掲載がなければ動作未確認か、使えない可能性が高いです。

ドコモのスマホはソフトバンク回線の格安スマホでは比較的問題なく使うことができますが、au回線の格安スマホではいろいろと注意が必要です。契約する格安スマホの事業者を選ぶときには、どこの回線を使っているかを確認することをおすすめします。

ドコモ(docomo)端末以外を使う選択肢も考えよう

ドコモで使っていた端末をドコモ回線の格安スマホで使う場合、基本的には問題なく使うことができます。通常はSIMロック解除の必要もありません。ですが、ドコモで使っていた端末をau回線、ソフトバンク回線の格安スマホで使う場合の問題は先ほど紹介したとおりです。

ただし、長く使っている機種はバッテリーが劣化をしていたり、傷がついたりしている場合もあります。そんなときはドコモ端末から新しいスマホに買い換えることも検討してみましょう。

格安スマホへの乗り換えをきっかけにスマホ自体も新しいものする、という場合は格安スマホでSIMカードとセットで販売されているスマホを買うのがおすすめです。別々に購入するよりも、安く新しい端末を入手できる場合があります。

特に楽天モバイルやOCN モバイル ONEといった格安スマホは、年に何度も特別セールを行い、SIMカードとセットでスマホを通常より安く販売します。用意されている端末の種類も豊富なので、予算や好みに合わせて選ぶことができるはずです。

家電量販店などでSIMフリー端末を買って使うこともできますが、その場合は買いたい端末が乗り換え先の格安スマホで使えるかどうかを買う前に確認するようにしてください。確認は格安スマホの公式サイトの動作確認端末のページで行えます。

ドコモ(docomo)で使っていた電話番号そのままでMNP転出手続きをする

「乗り換え先が決まった」「乗り換え先で使う端末をどうするかも決まった」となればいよいよキャリアから格安スマホへの乗り換え手続きを進めることになります。

ここで考える必要があるのはキャリアで使っていた電話番号をそのまま使うかどうかです。格安スマホにして電話番号を変えたい、変わっても構わない、という場合はキャリアの契約はそのまま解約してください。

解約は必ずドコモショップで行う必要があります。手続きに必要なものはドコモから発行されているSIMカードのみですが、SIMカードをなくした場合はネットワーク暗証番号または契約者の本人確認書類が必要です。

格安スマホでもドコモで使っていた電話番号をそのまま使いたいという場合はMNP転出手続きというものが必要です。MNPとはモバイル・ナンバー・ポータビリティのことで、この仕組みを使うとキャリアからキャリア、あるいはキャリアから格安スマホと契約を変えても同じ電話番号を使って乗り換えることができます。

MNP転出手続きはドコモショップ、電話、ネットで行うことができます。手数料はどこで行っても2,160円かかります。

MNP転出手続きを終えるとMNP予約番号が発行されます。このMNP予約番号を持って次は格安スマホ側でMNP転入手続きを行うことになります。

MNP予約番号は有効期間が、発行日も含めて15日間となっています。有効期間を過ぎるとまた2,160円を払ってMNP転出手続きをしなくてはいけないので、必ず15日以内に転入手続きをしましょう。

格安スマホ側で新規契約、もしくはMNP転入手続きをする

ここからはいよいよ格安スマホの契約手続きになります。

格安スマホの契約手続きはネットかショップで行います(一部の格安スマホは電話でも可)。手続きに必要なものは本人確認書類と料金の支払いに使うクレジットカード(口座振替を使う場合は銀行口座がわかるもの)、MNP転入手続きをする人はMNP予約番号です。

格安スマホはキャリアのように全国いたるところにショップがあるわけではありません。最近は積極的にショップを増やしている格安スマホもありますが、キャリアに比べるとまだまだ少ないのが現状です。これは格安スマホが格安にサービスを提供するためにはある程度仕方がありません。

そのため格安スマホの契約手続きは原則ネットで行う、と考えておきましょう。もしもどうしてもショップで契約したいという場合は、自宅や会社のそばにショップを出している格安スマホを選ぶとよいでしょう。ショップの数が多い格安スマホとしてはY!mobile、楽天モバイル、イオンモバイルなどがあげられます。

特にY!mobileはソフトバンクが直接手掛けている格安スマホということもあり、非常に多くのショップを設けています。使い始めてからのアフターケアも含めてショップを重視する人はY!mobileがおすすめです。ただしY!mobileは他の格安スマホに比べると若干料金が高めです。

楽天モバイルはあの楽天が手掛けていることもあって格安スマホの中ではとても利用者が多いです。ショップの数も多く、2018年2月末の時点で全国45の都道府県に191のショップを設けています。

イオンモバイルはスーパーのイオンやイオンモールを運営するイオンリテールが手掛けており、ショップの大半がイオン、イオンモールの中に入っています。日々の買い物をイオンで済ませている人にとっては便利だと思います。

ネットでの手続きに特に難しいことはありませんが、MNP転入をする人は新規契約で手続きを進めないように注意してください。完全な新規契約で手続きを進めると新たな電話番号が発行され、キャリアで使っていた電話番号を使えなくなります。

Rakuten, Inc. (4503)

これは楽天モバイルの契約手続き画面ですが、MNP転入の場合は下の「今お使いの電話番号を引き継ぐ」を選んで手続きを進めます。

ネットで手続きをする場合はたいてい、本人確認書類はカメラで撮影したものを指定のサイトへアップロードする形で提出します。本人確認書類として使えるものは格安スマホで多少異なりますので、事前に確認しておきましょう。運転免許証であればほぼすべての格安スマホで単独で本人確認書類として使えます。

料金支払い方法は多くの格安スマホがクレジットカードのみですが、クレジットカードを持っていない場合は口座振替が使える格安スマホかデビットカードが使える格安スマホを選ぶようにしてください。

デビットカードというのは銀行口座に紐づいた即時決済型のカードで、銀行が発行しているものです。VisaやJCBと提携しているVisaデビットカード、JCBデビットカードなどがあり、これらはクレジットカード的に使えるにも関わらずクレジットカードほどハードルの高い審査はなく、満18歳以上であれば基本的に作れます。

格安スマホの中には楽天モバイルのようにデビットカードを支払いに使えるところがいくつかあります。

MNP転入する場合は即時開通の格安スマホがおすすめ

ドコモから格安スマホへMNP転入する場合、ドコモから格安スマホへの回線切り替えの段階でどうしても空白期間(電話が使えない時間)が生じます。

しかし即時開通ができる格安スマホなら、この空白期間を数分~数十分程度で済ませられます

たとえば楽天モバイルやIIJmioは即時開通ができる格安スマホですが、SIMカードが送られてきたら『開通受付センター』に電話をしてMNP予約番号などの必要事項を告げるとそこから数分でドコモ→格安スマホへの回線切り替えをしてくれます。

即時開通ができない格安スマホの場合はMNP転入手続きをした後にドコモの回線が使えなくなりますので、格安スマホからSIMカードが届くまでの数日間は完全に電話が使えない、ということになります。

空白期間をできるだけ短くしたい場合は即時開通ができる格安スマホを選ぶようにしましょう。

MNP転入手続きが完了すると、その時点で自動的にドコモの契約は解約となります。改めてドコモで解約の手続きをする必要はありません。

ドコモ(docomo)端末を使って格安スマホへの乗り換えは簡単にできる

ここまでドコモ(docomo)の利用者が端末はそのままで格安スマホに乗り換えるときのステップや注意点を紹介しました

難しいことや面倒なことが嫌だという人は、ドコモで使っていた端末を持って自宅や会社の近くにショップを構えているドコモ回線の格安スマホに乗り換える、というのが一番簡単な乗り換え方法です。

諸々の手続きはショップに行く手間さえいとわなければスタッフが進めてくれますし、ドコモのスマホをドコモ回線の格安スマホで使う場合はSIMロック解除や周波数帯、通信規格の確認などは基本的に必要ないからです(念のため格安スマホの公式サイトの動作確認一覧で自分のスマホが使えることを確認してください)。

一番悩ましいのはどの格安スマホに乗り換えるかということですが、どのくらい安くなるのかを計算しながら選ぶのもなかなか楽しいものですよ。ぜひサイト内の他の記事も参考にして、最適な格安スマホを選んでくださいね!

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※画像はイメージです

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そらとすまほ編集部 そらとすまほ編集部