2018年10月29日 公開
2018年12月3日 更新

MVNOに乗り換えの方法を分かりやすく解説します

MVNOに乗り換えて毎月の通信料金を節約したいと思っている人も多いのでは。キャリアと比べるとMVNOには多くのプランやサービスがあり、自分にあったプランに乗り換えれば月額料金が安くなるでしょう。でも、初めての乗り換えは不安……。そんな人のためにMVNOへの乗り換えの手順や注意することを分かりやすくまとめました。

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MVNOはキャリアと比べて月額料金が安くなることが多く、キャリアの月額料金が高いと思っている人はそろそろ乗り換えを考えているのではないでしょうか。MVNOへの乗り換えで毎月の通信料金が節約できる可能性は高いのはわかっていても、手続きが大変そう……とためらっている人もいるかもしれません。

実は乗り換えの手続きは意外と簡単です! この記事ではMVNOへの乗り換えの方法や注意点などをまとめて紹介していきます。MVNOへの乗り換えを検討している人はぜひ確認してください。

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MVNOへの乗り換え手順まとめ

まずはMVNOに乗り換える手順について、全体の流れを簡単にまとめました。

  1. 乗り換え先のMVNOを決める
  2. 現在のキャリアでMNPの乗り換えに必要な転出手続きをする
  3. MVNOの申し込みをする
  4. 届いたSIMカードをスマホに挿入、初期設定をして乗り換え完了

MVNOへの乗り換えのおおまかな手順は以上です。「これだけ?」と思った人もいるでしょう。そうなんです、乗り換えはそれほど難しくありません。ここからはそれぞれの手順について1つずつ説明していきます。

乗り換え先のMVNOを決める

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MVNOに乗り換えるとき、まずは乗り換え先のMVNOを決めましょう。

最近はMVNOの数が多く、比較して1社に絞るのが難しいと感じる人もいるでしょう。そこで、簡単な選び方とおすすめのMVNOをご紹介します。

MVNOの回線で選ぶ

MVNOはドコモやauなどのキャリアから通信網を借りて格安SIMのサービスを提供しています。現在ドコモを利用している場合、ドコモ回線のMVNOへの乗り換えると使えるエリアが変わらず安心です。また、今まで使っていた機種のままMVNOに乗り換えしたい場合、基本的に今までの機種をそのまま利用できます。

キャリアが販売するスマホには、他の事業者のSIMカードを利用できなくするSIMロックという制限がかけられています。そのため、購入したキャリア以外のSIMカードを使うときにはSIMロック解除という手続きが必要です。

しかし、同じ回線を使っているMVNOのSIMカードならSIMロック解除をしなくても使える場合が多く、初めての乗り換えなら同じ回線を選ぶことをおすすめします。なお、auやソフトバンクで購入した機種は同じ回線のMVNOと契約してもSIMロックの解除が必要になる場合があります。機種によって違うので事前に公式サイトで確認しましょう。

ドコモ(docomo)回線のおすすめのMVNO:楽天モバイル

MVNOの多くはドコモ回線のサービスです。au回線のMVNOとソフトバンク回線のMVNOはドコモに比べると数が少なく選びやすいのですが、ドコモ回線のMVNOはたくさんあって比較するのはちょっと大変。ドコモ回線のなかで特に人気のMVNOである楽天モバイルを紹介します。

楽天モバイルは、MM総研が発表している「国内MVNO市場規模の推移(2018年3月末)」によると、2018年3月時点の独自サービス型のSIMの回線契約数でシェアNo.1となっている人気のMVNOです。10月にはau回線の提供も開始してサービスを拡大しています。

楽天モバイルでは楽天スーパーポイントを貯めたり使ったりできます。1回に10分までの国内通話が何度でもかけ放題になるサービスがある『スーパーホーダイ』のプランでは楽天会員向けの割引サービスもあり、楽天のサービスとあわせて使うとよりお得になるでしょう。

毎月の利用料金の支払い方法がクレジットカードのみとなっているMVNOが多いなか、楽天モバイルでは銀行の口座振替やデビットカードでの支払いも利用できます。クレジットカード以外の方法で利用料金を支払いたい人にも楽天モバイルはおすすめです。

必要な高速通信のデータ量でMVNOを選ぶ

自分が1カ月に使いたいデータ量が分かっている場合、そのデータ量のプランが安いMVNOを選ぶといいでしょう。

ほとんどのMVNOでは1カ月に利用する高速通信の量によっていくつかのプランが用意されています。SNSやウェブサイトを見るくらいの使い方であれば1GB~3GBのプランで問題ありません。WiFi環境以外で動画の閲覧、通信の多いアプリの利用、ファイルのダウンロードをすることが多いなら大容量プランを選びましょう。

大容量のプランは20GBを超えるプランから無制限プランまであります。無制限プランと大容量プランでは金額はあまり変わらないことは多いですが、無制限プランでは短期間で大量のデータ通信をすると通信制限される場合があります。通信制限の内容や金額、使用量を考えて自分に合ったプランを選ぶといいでしょう。

大容量プランがあるおすすめのMVNO:エキサイトモバイル

エキサイトモバイルは従量制プランと定額プランの2種類の料金プランがあるMVNO。毎月どれくらいの高速通信を使うかわからなくても、使った分だけ払う最適料金プランなら損をしません

定額プランでは高速通信なしのプランから最大50GBまで10段階の料金プランが用意されています。50GBの大容量プランがあるMVNOは少ないので、ネットをたくさん使いたい人にはエキサイトモバイルがピッタリです。

通信速度でMVNOを選ぶ

MVNOへの乗り換えで心配なことの1つが通信速度。MVNOの格安SIMは通信速度が遅いのでは……と気になっている人もいると思います。公式サイトやチラシなどに「最大◯Mbps」と書かれているのは理論値と呼ばれる速度。理論値はあくまでも理論上で出るはずの最高速度で、実際のスピードは保証されていません

そこで重要なのが実効速度という、実際の利用環境で計測できる速度です。実効速度は時間帯やユーザー数、電波状況などの環境によって変わります。実効速度は口コミや調査会社の調査データなどを見るとわかります。乗り換え前に確認しておくといいでしょう。

実効速度の評判が良いおすすめのMVNO(1):UQモバイル(ユーキューモバイル)

UQモバイルはau回線のMVNOです。公式サイトでも調査会社による計測結果を紹介して実速No.1をアピールしていますが、通信速度についての口コミの評判が良くおすすめです。

auと同じKDDIグループのUQコミュニケーションズのサービスです。大手通信事業者の安心感もありますし、ショップ数が多くサポート体制が充実しているのもメリットです。

実効速度の評判が良いおすすめのMVNO(2):LINEモバイル(ラインモバイル)

LINEモバイルはドコモ回線とソフトバンク回線のMVNOです。そのうちソフトバンク回線では「格安スマホ最速チャレンジ」を実施しています。チャレンジの内容は混雑時でもソフトバンク回線の通信速度を1Mbps以上でキープするというもの。もし失敗すれば「詫びギガ」として通信量をプレゼントする、としていますが、現在のところはキープできています。

LINEモバイルはプランにも特徴があります。すべてのプランにデータフリーのサービスがあり、対象のSNSなどの通信が使い放題になります。LINEフリープランではLINEの通信が対象、コミュニケーションフリープランではLINEだけではなくTwitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)なども対象になります。

現在のキャリアでMNPの乗り換えに必要な転出手続きをする

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キャリアで使っていた電話番号を変えずに乗り換えをしたい場合はMNPを利用して乗り換えます。電話番号そのままで乗り換えをするときは、現在契約しているキャリアでMNP予約番号を発行してもらう必要があります。それを持って乗り換え先のMVNOで契約すれば、自動的にそれまで利用していたキャリアは解約になります。

MNP予約番号はキャリアのショップやコールセンターなどで取得できます。予約番号の有効期限は15日間でそれを過ぎると使えなくなってしまうので、予約番号を取得したらできるだけ早くMVNOへの乗り換え手続きをしましょう。予約番号が切れてしまっても自動的にスマホが解約されてしまうことはありません。再度予約番号を取得すれば手続きできます。

MNPでの乗り換えの際には2,160〜3,240円程度の転出手数料が現在契約しているキャリアから請求されます。乗り換え完了すると請求される手数料のため、予約番号の有効期限が切れてしまって再発行したとしても請求されるのは1回分です。

ドコモ(docomo)から乗り換えの場合

ドコモのMNP予約番号はパソコン版のMy docomo、電話、ショップ店頭で取得できます。

My docomo(パソコン版)で入手する

My docomoではパソコン版のみ対応しています。受付時間は9時〜21時30分まで。My docomoにアクセスをして「ドコモオンライン手続き」選択し「カテゴリを探す」の「携帯電話番号ポータビリティ予約」から「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」の「お手続きへ」を選択しましょう。

電話で入手する

電話で入手する場合は携帯電話からの発信か一般電話からの発信で電話番号が異なります。携帯電話からの場合は「151(受付時間受付時間9時~20時・年中無休)」一般電話からの場合は「0120-800-000(受付時間9時~20時・年中無休)」となります。

ショップで入手する

ドコモショップでMNP予約番号を取得する場合は契約者本人が免許証などの本人確認書類を準備していく必要があります。

auから乗り換えの場合

auのMNP予約番号はガラケー版のEZweb、電話、ショップ店頭で取得できます。

EZwebで入手する

auで現在ガラケーを使っている場合はEZwebでMNP予約番号を取得できます。「EZキーボタン」から「トップメニューまたはauポータルトップ」に行き「auお客さまサポート」から「申し込む/変更する」から「au携帯電話番号ポータビリティ(MNP)」に行くと申し込めます。受付時間は9時〜21時30分。

電話で入手する

電話で入手する場合は携帯電話でも一般電話でも「0077-75470(受付時間9時~20時)」に発信しましょう。

ショップで入手する

auショップでMNP予約番号を取得する場合は契約者本人が免許証などの本人確認書類を準備していく必要があります。

ソフトバンク(SoftBank)から乗り換えの場合

ソフトバンクのMNP予約番号はガラケー版のMy SoftBank、電話、ショップ店頭で取得できます。

My SoftBankで入手する

ガラケーのMy SoftBankを使える人は「設定・申込」から「設定・変更」に行き「契約者情報の変更」を選択し「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」を選び「番号ポータビリティ(MNP)予約(予約番号の発行)」から申し込めます。My SoftBankは朝9時から夜21時30分まで受付時間となっています。

電話で入手する

電話で入手する場合は携帯電話からの発信か一般電話からの発信で電話番号が異なります。携帯電話からの場合は「*5533(受付時間9時~20時)」一般電話からの場合は「0800-100-5533(受付時間9時~20時)」となります。

ショップで入手する

ソフトバンクショップでMNP予約番号を取得する場合は契約者本人が免許証などの本人確認書類を準備していく必要があります。

MVNOの申し込みをする

契約したいMVNOを決めてMNP予約番号を入手したらMVNOで申し込みをしましょう。

申し込みのときにはクレジットカード、本人確認書類、MNP予約番号などが必要になるので事前に用意しておきましょう。

申し込み方法は店頭やオンラインショップなどいくつかあります。オンライン限定のキャンペーンなどが行われていることが多く、オンラインのほうがお得な場合があります。申し込み前にはキャンペーンをしっかり確認して、よりお得な方法で契約しましょう。

届いたSIMカードをスマホに挿入、初期設定をして乗り換え完了

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MVNOに申し込みをするとSIMカードやスマホが自宅に届きます。受け取ったら、スマホにSIMカードを挿入しましょう。その後、MNPの回線の切り替え手続きやAPN設定などを行うとキャリアからの乗り換えは完了です。

キャリアからMVNOへの乗り換えのときに注意すること

キャリアからMVNOへ乗り換えをする前に知っておきたい注意点をまとめました。乗り換えてから困らないように確認しておきましょう。

キャリアの契約内容によっては違約金がかかる場合がある

キャリアの契約の多くは2年単位で更新される長期契約になっています。更新月以外に解約をしたり、他のキャリアやMVNOに乗り換えをすると通常は1万円前後の違約金がかかります

次回の更新まで期間があるなら、違約金を払ってでも早く乗り換えて毎月の料金を節約したほうがトータルでは得になることがあります。しかし、1〜2カ月程度で次の更新が来るのであれば待ったほうがいいでしょう。契約内容と更新月を確認してみましょう。

キャリアとMVNOの違いを知っておこう

MVNOはキャリアよりも月額料金が安くなりますが、その分サービス内容の違いがあります。多くのMVNOで独自のメールアドレスが発行されない場合があったり、アプリの課金などを携帯料金と一緒に支払えるキャリア決済に対応していない、などが違いとして挙げられます。

ショップがないMVNOもあります。必要なサービスがある場合、契約したいMVNOが対応しているかをしっかり確認してから申し込みをしましょう。

契約するMVNOの動作確認機種を見ておこう

現在使っているスマホのままMVNOに乗り換えるという場合、契約するMVNOで動作するのかを確認しましょう。動作確認の状況はMVNOの公式サイトで公開されています。動作はするけれどSIMロック解除の手続きが必要な場合もありますので、その点もあわせて公式サイトで確認しましょう。

キャリアからMVNOへの乗り換えは簡単

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キャリアからMVNOへの乗り換え方法を紹介しました。ポイントがわかれば、乗り換えは簡単にできるんです。

初めてで不安だという人もこの記事を参考にぜひMVNOへの乗り換えにチャレンジしてください。早く乗り換えればその分早く通信料金を節約できるかもしれません!

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※画像はイメージです

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そらとすまほ編集部 そらとすまほ編集部