この記事の目次
- ドコモ(docomo)回線のMVNOとは
- ドコモ(docomo)回線のMVNOを選ぶメリット
- ドコモ(docomo)回線以外のMVNOもある
- au回線のMVNO
- ソフトバンク(SoftBank)回線のMVNO
- ドコモ(docomo)回線のMVNOおすすめ5選
- おすすめMVNO(1):LINEモバイル(ラインモバイル)
- おすすめMVNO(2):楽天モバイル
- おすすめMVNO(3):IIJmio(みおふぉん)
- おすすめMVNO(4):BIGLOBEモバイル(ビッグローブSIM)
- おすすめMVNO(5):イオンモバイル(イオンスマホ)
- ドコモ(docomo)回線のMVNOには魅力的なサービスがたくさん
自社で通信のインフラを持たずにドコモやauなどの大手キャリアから回線を借りて格安SIMのサービスを提供する会社をMVNOと呼びます。
そんなMVNOのなかで多いのはドコモ(docomo)回線を使った格安SIMを提供する会社です。ドコモからMVNOへ乗り換えるときにも便利なドコモ系MVNOから、特におすすめの格安SIMを提供する5社をピックアップして紹介します。
ドコモ(docomo)回線のMVNOとは
格安SIMや格安スマホを提供しているMVNOは会社によって借りている回線が異なります。ドコモ回線のMVNOは多く、さまざまなプランやオプションのあるたくさんの事業者から自分に合ったサービスを選択できるようになっています。
ドコモ(docomo)回線のMVNOを選ぶメリット
ドコモ回線のMVNOはドコモのネットワークを利用しています。そのため、ドコモと同じエリアで利用できるのがメリットの1つ。特にこれまでドコモのスマホを使っていた方にとっては、いままでと同じエリアで利用できるのは安心ですね。
もう1つのメリットは対応機種。通常、MVNOに乗り換えて格安SIMを使いたいときは新しいSIMフリースマホを購入するか、今まで使っていたスマホをそのまま利用します。ドコモ回線のMVNOは対応する機種が多いのも大きなメリットです。
SIMフリースマホが対応する電波の周波数によって、使える回線と使えない回線があります。ドコモの電波の周波数であれば、日本で発売するほとんどのSIMフリースマホに対応しています。
また、これまで使っていたスマホをそのまま使いたい場合もドコモで販売された機種の多くはそのまま面倒な手続きをせずに同じドコモ回線のMVNOで利用できます。auやソフトバンクでは同じ会社の回線を使っていても対応しない場合やSIMロック解除という手続きが必要な場合があります。
ドコモ(docomo)回線以外のMVNOもある
MVNOにはドコモ回線以外にau回線、ソフトバンク回線もあります。ドコモ回線との違いを見てみましょう。
au回線のMVNO
ドコモ回線の次に多いMVNOはau回線です。au回線の格安SIMはマルチキャリア対応のMVNOで多く取り扱われています。マルチキャリアとは2つ以上の回線のサービスを提供しているMVNOで、ドコモ回線とau回線から選べるのが主流です。
au回線のMVNOは基本的にauと同じエリアで利用できます。機種については注意が必要で、auで購入した機種であってもSIMロック解除の手続きをしなくてはいけない場合があります。対応する周波数などの違いからドコモやソフトバンクで購入した機種は使えなかったり、電波が悪くなる場合があるので、乗り換えのときにはよく確認しましょう。
ソフトバンク(SoftBank)回線のMVNO
提供数が少ないのがソフトバンク回線のMVNO。つい最近まではソフトバンクのiPhone・iPad向けのサービスのみで選択肢がほとんどありませんでした。しかし、2018年7月よりLINEモバイル、9月よりmineoでソフトバンク回線のサービスが開始され、使える機種も増えてきました。
いまだiPhone以外の機種は使えないMVNOもあるので、機種についてはau回線のMVNOと同様に事前によく確認しましょう。
ドコモ(docomo)回線のMVNOおすすめ5選
それではドコモ回線のおすすめMVNOとその特徴を紹介していきます。同じドコモ回線でもMVNOによってプランやサービスが違います。スマホ料金の節約には自分に合ったサービスのMVNOを選ぶのが大切。どんなサービス内容をしっかり見て契約するMVNOを選びましょう。
おすすめMVNO(1):LINEモバイル(ラインモバイル)
- データフリーで対象SNSの通信量がゼロになる!
LINEやTwitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)などのSNSを使うなら、おすすめのMVNOはLINEモバイル。
最大の特長はすべてのプランにデータフリーが付いていること。データフリーとは、対象のサービスを利用したときに通信量がカウントされなくなる仕組みです。対象のサービスなら基本料金プランに含まれる高速データ通信を消費しません。
LINEモバイルのデータフリーはプランによって対象サービスが違います。データフリーの対象サービスは以下の通りです。
LINEフリープラン | コミュニケーションフリープラン | MUSIC+プラン |
---|---|---|
LINE | LINE Twitter(ツイッター) Facebook(フェイスブック) Instagram(インスタグラム) |
LINE Twitter(ツイッター) Facebook(フェイスブック) Instagram(インスタグラム) LINE MUSIC |
データフリー対象のSNSをメインにスマホを利用している方なら、データ量の少ない基本料金プランでOK。その分毎月の料金が節約できそうです。
LINEモバイル

おすすめMVNO(2):楽天モバイル
- ずっとお得なスーパーホーダイが魅力!
楽天モバイルでは通常プランに加えてスーパーホーダイと呼ばれる料金プランが魅力です。スーパーホーダイは楽天会員または長期利用でお得になるプランです。プランは、通信量の異なるS、M、L、LLの4種類で、すべてのプランに10分までの国内通話が何度でもかけ放題になるサービスがあります。
スーパーホーダイには2GBから最大24GBまでの大容量プランまで用意されています。しかも、プランに含まれる高速データ通信を使い切った後も最大1Mbpsで使い放題になるサービスがあるから「たくさんネットを使いたい!」という方にもぴったりのMVNOです。
また、楽天会員の方は月額料金が割引になり、さらに上位のダイヤモンド会員なら初年度はより安くなることがあります。
楽天モバイルはスマホセットの人気が高いMVNOです。機種のセールも多いので、スマホセットの購入を考えている方はセールやキャンペーンのタイミングで契約するのもいいでしょう。
楽天モバイル:安心・お得な格安スマホ(スマートフォン)/格安SIM

おすすめMVNO(3):IIJmio(みおふぉん)
- 通話メインに使う方におすすめ! 家族なら最大30分のかけ放題が使える
IIJmioは通話オプションがおすすめのMVNOです。MVNOの多くは、一定時間(5分または10分がほとんど)の国内通話が回数無制限でかけ放題になるオプションを用意しています。IIJmioには3分または10分の国内通話が無制限でかけ放題になる2種類のオプションがあります。
IIJmioの通話定額オプションが、ほかのMVNOと違う点は家族間で通話する際に通話時間が長くなることです。3分の通話定額オプションは10分に、10分の通話定額オプションは30分になるので家族と長時間通話したい方におすすめです。
IIJmioのプランはミニマムスタートプラン、ライトスタートプラン、ファミリーシェアプランの3種類です。ファミリーシェアプランを契約すると『ファミリー通話割引』が適用され、家族間の通話料が20%オフになります。家族同士の通話が多い方で、家族みんなでMVNOへの乗り換えを検討している場合はIIJmioがおすすめです。
格安SIM/格安スマホのIIJmio

おすすめMVNO(4):BIGLOBEモバイル(ビッグローブSIM)
- エンタメフリー・オプションで動画や音楽を心ゆくまで楽しめる!
BIGLOBEモバイルの魅力は『エンタメフリー・オプション』です。エンタメフリー・オプションはYouTubeやApple Musicなど対象サービスの通信量がカウントされなくなるサービス。
動画サイトや音楽ストリーミングの利用が多く、通信制限にかかりやすかった方におすすめのオプションです。オプションに加入できるのは3GB以上のプランに限りますが、動画や音楽をよく利用している方にとってはメリットの多いオプションです。対象のサービスは以下のとおり。
- YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotify、AWA、radiko、Amazon Music、U-NEXT、YouTube Kids
今後も対象サービスは増えていく予定だそうです。通信制限に悩まされている方はBIGLOBEモバイルの契約を検討してみてください。
BIGLOBEモバイル|あなたのスマホそのままで、SIMを差し替えて格安に!【本サイト限定特典】

おすすめMVNO(5):イオンモバイル(イオンスマホ)
- 全国のイオンがサポート店、初めてMVNOを利用する方も安心!
大手キャリアでよくショップを利用していた方におすすめのMVNOはイオンモバイル。
MVNOはサポートやショップにかかるコストを削って月額料金の安さを実現しています。そのため、主要都市にしかショップを展開していないMVNOもあります。しかし、全国に総合スーパーを展開しているイオンは他のMVNOと違ってショップが充実しています。
イオンモバイルでは全国のイオンをサポート店として使えるのが大変便利です。イオンモバイルのショップは専門スタッフに疑問点を相談したり、取り扱っているスマホに触れたりと大手キャリアのショップと同じ感覚で利用できます。ショップがないと不安な方はイオンモバイルを選ぶといいでしょう。
業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

ドコモ(docomo)回線のMVNOには魅力的なサービスがたくさん
ドコモ回線のMVNOを紹介しました。ドコモ回線のMVNOは数が多く、魅力的なサービスをアピールポイントに各社がしのぎを削っています。
たくさんのMVNOのなかには、自分の求めるプランやサービスがきっと見つけられるはず。この記事を参考に、MVNOへの乗り換えを検討してみてくださいね。
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