2018年2月28日 公開
2019年8月30日 更新

電話番号そのままで格安SIMに変更するMNPの方法まとめ

大手キャリアから格安SIMにMNPする方法について、初心者の人にも分かりやすくまとめました。そもそも格安SIMにMNPはできるのか? そして、費用はどの程度かかるのかなど、疑問に感じることについてお伝えします。格安SIMに乗り換えるとスマホをお得に使えることになるので、ぜひ参考にしてみてください。

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ドコモやau、そして、ソフトバンクから格安SIMへ電話番号をそのままの状態で乗り換えする「MNP(ナンバーポータビリティー)」の方法についてご紹介します。

初めて格安SIMに変更しようと考えている人は、まず、その手続きをスムーズに終わらせたいですよね。今回は、その方法について、初心者の人にも分かりやすくまとめました。

そもそもMNPってなに?

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MNPとは「Mobile Number Portability(モバイルナンバーポータビリティ)」の略称で、日本語で言うと「携帯電話番号ポータビリティ」となります。

この言葉の意味は、番号をそのままで別の携帯会社に変更することができるということです。

2006年にこの制度ができましたが、それまでは番号をそのままで別の会社に乗り換えることができませんでした。別の会社に携帯を変更するときは、強制的に電話番号も新しくなっていたのです。こういった仕組みは利用者にとってはとても不便なものでした。それを解消したのがMNPです。

格安SIMへのMNPで解約するときの費用は?

大手キャリアでは、MNPをする際の手数料を設定しています。当然ながら、番号を引き継がずに格安SIMで新しい番号を取得した場合では、このMNPの手数料はかかりません。

解約するときにかかる費用は、主に3つあります。このなかでMNPの際に必ずかかる費用がMNPの転出手数料です。

MNPの転出手数料

これは、大手キャリアを解約するときにかかる事務手続き費用です。大手キャリア別の具体的な手数料は次の通りです。

  • ドコモは2,160円
  • auは3,240円
  • ソフトバンクは3,240円

他の2社と比べると約1,000円ほどドコモが安くなっています。また、ソフトバンクでは、契約後の翌々請求月末までの間にMNPをすると、手数料が5,400円と通常より高くなってしまうので注意しましょう。

2年縛りの違約金

大手キャリアの3社には、「2年縛り」と呼ばれるものがあります。これは、2年間は契約したキャリアのスマホ・携帯を使わないと解約するときに違約金が発生することをいいます。

そのため、格安SIMにMNPするときも、この2年縛りが適用されない月に解約することが大切です。

端末の分割未払い分

大手キャリアで端末を分割で購入している人のなかには、スマホの機種代金の支払いが終わっていない人もいるのではないでしょうか。

その人たちは、格安SIMに乗り換えた後も未払い分を支払わなくてはいけません。

格安SIMにMNPをする前に準備しておくもの

MNPを実際に始める前に準備しておくものが3つあります。どれも必要なものなので、乗り換えるときに困らないようにしっかりと確認しましょう。

MNP予約番号

まず、今契約している大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で「MNP予約番号」を受け取ります。直接店舗に行って窓口でもらうこともできますが、電話でも受け取ることができます。

おすすめなのは電話でMNP予約番号を確認することです。窓口に行くと、混雑していて待ち時間が長くなる可能性もあるため、電話の方が良いかもしれませんね。

ドコモの場合は、電話と店舗の窓口のほかにインターネットでも発行してもらえます。日中は仕事などで忙しい人には便利な手続き方法ですね。

注意しておきたいのは、このMNP予約番号には有効期限があるということです。有効期限は15日間で、この期限を過ぎると使えなくなってしまいます

また乗り換える先のMVNOと呼ばれる格安SIMを提供する会社によっては有効期限が10日以上残っていること、などの条件が設定されている場合があります。そのため、できるだけ格安SIMに乗り換える直前にMNP予約番号を受け取るようにするのがいいでしょう。

クレジットカード

大手キャリアでは口座振替などの支払い方法が選択できますが、格安SIMではクレジットカードを使って支払いをする会社がほとんど。もし、クレジットカードを持っていない人の場合だと、大手キャリアを解約する前にクレジットカードを持っていたほうが安心です。

クレジットカードでの支払いをしたくない人は、口座振替ができるMVNOを選びましょう。楽天モバイルなどでは、クレジットカードがなくても口座振替での支払いに対応しています。

本人確認書類

免許証やパスポートなどの本人確認書類が最低1つ必要になります。

本人確認書類は、インターネットで格安SIMを申し込むときにスマホなどのカメラで撮って提出します。MVNOによっては求められる本人確認書類が違うこともあるので、事前に本人確認書類に何が必要かチェックしましょう。

Gmailなどのメールアドレスを伝えておく

大手キャリアから格安SIMへMNPすると、今まで使っていたメールアドレスが使えなくなります。そのため、格安SIMではGoogleが無料で提供しているGmailなどを使うのが一般的ですが、事前に友達や家族に伝えておくことをおすすめします。

それは、相手がPCからのメールの受け取りを拒否していると、Gmailからのメールを受信できないためです。今はLINEなども普及していてメールアドレスが必要のない人もいるとは思いますが、メールアドレスが変わることを変更前のアドレスで相手に伝えておきましょう。

即日開通に対応しているMVNOを選ぶ

格安SIMにMNPで乗り換えるとき、スマホをその日からすぐに使える即日開通格安SIMを販売している会社から使える状態のSIMカードが送られてくるという2つの方法があります。

使える状態のSIMカードが届くほうが簡単そうに感じますが、この場合はスマホが使えない空白期間ができてしまいます。特に仕事をしている人にとっては大きなデメリットになりますよね。

そんな人は、空白期間を作らないMVNOを選ぶ必要があります。即日開通に対応しているMVNOを選ぶことによって、スマホが使えない空白期間をなくすことができるのです。

IIJmioでは店舗でも即日開通ができるので、初めて格安SIMにMNPする人でも安心して契約できますよ。

今まで使っていた端末が格安SIMでも使えるか確認する

格安SIMへのMNPを考えている人のなかには、今使っているスマホをそのまま利用したいと考えている人もいますよね。一定の条件が合えば今のスマホを使い続けたまま、月額料金の安い格安SIMに乗り換えができます。

その条件を簡単に説明すると、今使っているスマホがドコモなら、次の格安SIMもドコモの通信回線を利用しているMVNOのものを選べばいいのです。

auなら格安SIMもauの通信回線を利用しているものを選びましょう。つまり、格安SIMの回線が大手キャリアのどこの回線を利用しているかを確認するのが重要です。

ただ、一部の格安SIMには使える条件が設定されていることもあります。そのため、自分が使っているスマホが次の乗り換え先の格安SIMでも使えるのかを確認しておく必要があります。

今まで使っていたスマホをそのまま引き継ぐとスマホの機種代金がかからず安く乗り換えができるのはもちろんですが、他にもメリットがあります。

アプリや写真などのデータを移し替えずにそのまま引き継げるんです。意外とこのアプリなどのデータを引き継ぐことができるのは便利ですよ。

MNPの前には乗り換え先がドコモ、au、ソフトバンクのどの通信回線を利用しているかを知ることは大事ですね。

格安SIMから別の格安SIMへ乗り換えるMNP

今までは大手キャリアから格安SIMへのMNPについてご紹介しました。それでは格安SIMから別の格安SIMへのMNPはどうなるのでしょうか。

実は大手キャリアからのMNPと違って自由にMNPでの乗り換えができないこともあります。

基本的には、大手キャリアと同じようにできるのですが、一部制限がかかる場合があります。例えば、OCN モバイル ONEの場合だと、LINEモバイルやNifMoなどからのMNPができません。

格安SIM同士のMNPは一部の会社間ではできない場合があるので、よく注意してチェックする必要があります。グループ会社のなかなどでのMNPは基本的にはできない場合が多いのです。

乗り換えをする前に一度MVNOに問い合わせをすることをおすすめします。

格安SIMへのMNPで電話番号そのままでスマホをお得に使おう

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大手キャリアから格安SIMへのMNPの方法についてご紹介しました。MNPを利用することで、今までの電話番号はそのままでお得にスマホを使えることになります。

大手キャリアを解約するときなどに手数料がかかりますが、格安SIMへとMNPをすることで月々の支払いの負担は大きく減ります。毎月の負担がどれくらい減るかと解約の手数料を比較してみましょう。

できるだけ早く格安SIMに乗り換えることによって、その効果はどんどん大きくなっていきますね。2年縛りや機種代金の分割の未払い分があったとしても、格安SIMへとMNPすることで月々の支払がかなりお得なるので、ぜひ乗り換えの検討をしてみてください。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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そらとすまほ編集部 そらとすまほ編集部