甘えられない女性の心理とは。甘え下手な女性の特徴と克服方法

あなたは他人や男性に素直に甘えることはできていますか? 困ったことがあっても自分ひとりで解決しようと抱え込んだり我慢したりしていませんか?
今回は、甘えられない女性の心理やそうなってしまった背景などについて詳しく説明します。人に素直に甘えられるようになると、親密な関係を築きやすくなります。甘え下手な女性が、自然と甘えられるようになるための方法について紹介しますので参考にしてみてください。
甘えられない女性の心理とは
甘えられない女性は、自立している人に多く見られます。何でも自分でやるのが当たり前だと考えているので、そもそも人に甘えるという発想を持っていないことも多いです。まわりから「もっと甘えてもいいんだよ」と言われても、「そもそも何をしたら甘えることになるのかわからない」と困惑する女性も多いです。人に甘えることは悪いことだ・迷惑をかけてしまうことだ、と思っている人もいます。「できるだけ人の負担にならないように、迷惑をかけないように生きていこう」と、自分を律しているタイプの人はこのように考えがちです。
また、甘えてみたい気持ちはあるけれど実際やろうとすると、自分が弱くなった気がして苦手だと感じている人もいます。男性に対して競争心を持っている女性は、「甘える=自分の弱みを見せる=男に負ける」と感じてしまうために、甘えることに抵抗を抱くことが多いようです。
たとえ自立した女性であっても、困ったことがあったときや寂しいときなどは、誰かに寄り添ってほしいな、甘えたいなと感じるものです。それなのに甘えられないのは、誰もが持っている「甘えたいという欲求」を、適切な時期に満たせなかったことからきていることが多いです。両親が忙しくて余裕がなかったり、家庭内に問題児がいたり家族が不仲だったりするなど、本当は甘えたかったし助けてほしかったけれど、それができるような環境になかった場合、子どもは子どもなりにまわりの人に遠慮して我慢します。
甘えたい気持ちを封印して、自立してがんばってきた人の場合は、「一度甘えてしまうと、今まで抑え込んできた依存心が表に出てきてしまいそうで怖い」「甘えるのが癖になって、彼氏なしでは生きていけないようになったら困る」と感じている人もいます。
甘えベタな女性の特徴とは
甘えられない女性は自立した人に多いということでしたが、では、甘えベタな女性は具体的にどういった特徴があるのでしょうか。
自分に厳しく責任感が強い
自分を律する力が強く、なんでもひとりでがんばろうとします。責任感が強いので、途中で放り出すようなことはなく、最後まで粘り強く取り組みます。途中で困ったことがあったり悩んだりしていても、他人に甘える・頼る・相談するという発想が希薄です。まわりからは、「もっと頼ってくれてもいいのに」と思われる傾向があります。
自分の話をあまりしない
何か思うことがあっても、自分の中で完結してしまう傾向があるので、自分の話をあまりしない傾向にあります。「どうしたの?」と聞かれれば答えますが、何も聞かれていないのに自分から「今こんな状況なの」「こう思っている」という話をすることは少ないでしょう。
依存的な人は苦手
自立的な人の中にも、依存心はあるものです。甘えベタの女性は、本当は甘えたい願望があるのに表には出さずに抑えています。そのため、依存的な人を見ると「甘えてないで自分でやりなさいよ」と、イライラしてしまうことが少なくないようです。
超がつくほどの恥ずかしがり屋さん
甘えたいのに甘えられない女性は、恥ずかしがり屋さんが多いです。お仕事をきっちりこなすなど、しっかり者に見られる人が多いですが、その実、とても女性らしいかわいい素顔を持っています。好きな男性を目の前にすると、照れが勝ってしまい強気な発言をしてしまうなど、素直になれない不器用さがあります。
甘えベタの克服方法とは
一般的に、人は誰かの役に立てることをうれしいと思います。特に男性は女性から頼られるのが好きですし、大好きな彼女から甘えられたなら、喜んでその思いに応えようとするでしょう。甘えると相手に負担がかかるのではないか、迷惑ではないかと心配になる人は、日常のささいなことをお願いするところからはじめてみましょう。たとえば、彼氏に「プリンが食べたくなっちゃった。もしコンビニに寄ってこられたら買ってきて!」とかわいくおねだりしてみます。
自分でも買いにいけるけれど、あえて彼氏にお願いするところがポイントです。もし彼氏がお願いを聞いてくれれば、「ありがとう!」と笑顔でお礼を言いましょう。彼氏からすると、「僕がプリンを買えば、彼女は喜んでくれるのだな」とわかりやすく感じるので、行動しやすくなるはずです。「雨が降っているから迎えにきて(傘忘れちゃった)」という甘え方もありです。
断られても問題がないようなことからはじめてみると、安全に甘える経験を積み重ねられます。また、甘えるという発想がわかない人の場合は、「私は何でも自分ひとりでやっちゃおうとするところがあるみたい」と自覚をしておくことが大切です。そして、ちょっとでも困ったことや悩んだことがあったなら、信頼できる誰かに相談する、話をしてみるという選択肢をひとつ増やしてみましょう。
「解決するかどうかはわからないけど、まず話してみよう」という発想をすることで、行動につなげていくことができますし、実際話してみたら案外気持ちが楽になったという成功体験が得られる可能性も大きいでしょう。また、自分で自分を甘やかす練習をしてみるのもいい方法です。「平日がんばったから、今日はゆっくり休もうね」と自分を労ったり、ごほうびを自分にあげたりするのもいいですね。自分を甘やかしてあげることができると、他人に対しての厳しさが減り、やさしい目で自分も他人も見てあげられるようになります。
断られても困らないことからお願いをして、甘える練習をしよう
甘えられない女性は自立的で、子ども時代などの甘えたいときに十分に甘えることができず感情を抑えて生きてきた経緯のある人が多いです。そのため、甘えたい気持ちがあっても、どうやって甘えていいのかわからないことも多いものです。まずは、断られても問題がないような、自分でもできるようなささいなことを、あえて他人にお願いすることからはじめてみましょう。
具体的にやってほしいことを伝えたら、あとは相手にお任せします。安全に甘える経験を積み重ねていくことで、自立的な生き方がゆるみ、まわりの人とも親密な関係を築きやすくなるはずです。
(高見綾)
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