婚期は人それぞれ。婚期の見極め方と逃したときの対処法

多くの女性が頭の片隅でなんとなく意識してしまう「婚期」。
子どものころは大人になれば誰でも結婚するものだと思い込んでいたけど、婚活戦国時代ともいわれる昨今。ボケッとしていると、あっという間に婚期を逃してしまう時代ともいえます。
そもそも婚期とはいつぐらいのことをいうのか?
婚期が訪れたら何をすればいいのか?
詳しくまとめてみたいと思います。
婚期ってなに?
日本における平均初婚年齢は、平成27年人口動態調査によると男性は31.1歳、女性は29.4歳(※1)だそう。
「25歳を超えたら、売れ残ったクリスマスケーキ」などと揶揄されていた時代もありますが、今は晩婚化がぐんぐん進み、25歳ではまだまだ結婚を考えていない人もたくさんいるかと思います。都市部に至っては30歳の独身女性だって全然珍しくはないですよね。
私が考える婚期とは、「本人が本気で結婚したいと思ったとき」だと思うんですね。適齢期だからと、まわりに流されて早めに結婚したとしても、離婚してしまう可能性もあります。
結婚にはいい面(メリット)もたくさんありますが、煩わしい面(デメリット)もあります。だから、そのデメリットを甘受してでも、結婚したいという気持ちがあってこそ、結婚生活をうまく盛り立てていけるのではないか? と思うわけです。
婚期が訪れたときに起こることとは?
婚期が訪れた人には具体的にどんなことが起こるのでしょうか? 心境や環境の変化、まわりの状況、年齢などについて解説したいと思います。
仕事が落ち着いてきた
納得のいく仕事について、それなりに経験を積んで、なんとなく落ち着いてきたタイミング。キャリア的にも産休育休後に復帰できそう! と思ったとき、結婚を意識しはじめる人が多いようです。
ひと通り遊び尽くした感がある
海外旅行や飲み歩き、没頭できる趣味など、結婚して出産した場合、なかなかできなくなることはたくさんあります。でも、ある程度、遊び尽くして「独身貴族ももう飽きた!」「もう年貢の納めどきかも!?」と感じるようになったら、次のステージ(結婚)への移行時期なのかもしれません。
出産年齢が気になり出した
結婚はいくつになってもできますが、出産は生物学的なリミットがあることが現実です。
最近、見た目が若い人は増えましたが、年齢による卵子の老化は今も昔も変わらず。子どもがいる人生を歩みたいと考える女性は、出産年齢をどうしても意識せざるを得ません。
まわりの友人たちの結婚ラッシュ
まわりの友人たちが続々と結婚していき、取り残されたような気持ちに陥るタイミングが訪れるかもしれません。現に私自身も30歳を過ぎたら、潮を引くように気軽に誘える独身の友人がグッと減りました。まわりに流されすぎるのもよくないのですが、同じステージにいないと、なかなか疎遠になってしまうケースも多いようです。私も結婚ラッシュに乗りたい! と思ったら、婚活をはじめるタイミングなのかもしれませんね。
婚期が訪れたときにすべきこと&してはいけないこと
結婚を望む人は全員幸せな結婚生活を思い描くと思いますが、そのために婚期が訪れたときにすべきこと、逆にしてはいけないことを具体的にお伝えしたいと思います。
婚期が訪れたらすべきこと
自分の理想の将来像(結婚生活、ライフスタイル)がどんなものなのか? 徹底的に自分と向き合うことが幸せな結婚をするための第一歩です。これまで結婚についてなにも考えてこなかった人ほど、「好きになった人が好き」「ときめきがほしい!」なんていっていて、自分が幸せでいられる相手を理解していないことが多いものです。
あとは、理想の結婚像(パートナー像)が固まったら、とりあえずなんでもいいから行動してみること。出会いを増やしましょう。ある程度、場数を踏まなければみえてこないこともあります。婚活をしているうちに、理想の結婚像が変化していくこともあるでしょう。
家と会社の往復の毎日では出会いなんてありませんから、外の世界に出てみることが大事です。
婚期が訪れたときにしてはいけないこと
もっともよくないことは「焦る」ことです。まわりがみんな既婚者や彼氏持ちなのに、自分だけ彼氏すらいない! という状況を目の当たりにしたとき、焦ってしまう気持ちはよくわかりますが……。焦ってもいいことがないんだよね。
まず相手選びを見誤ってしまったり、無理な婚活に身を投じて婚活疲れでメンタルが消耗したり、何よりモテる女性は「余裕のある女性」でして、焦っている女性からは負のオーラが出てしまったり、ガツガツしすぎて相手に引かれてしまうこともあるでしょう。
これは私の持論ですが、本気で結婚したいと思っている女性は、どんなに不利な条件を抱えていたとしても、絶対に結婚できます! ふさわしいパートナーに必ず出会えます!
焦ってもいいことはありませんから、自分ができることを地道に行動して、運命の相手をつかみとりましょう!
タイミングを逃したと思ったときの対処法
婚活で苦戦している女性が口々にいうことは、「あのとき、あの人と結婚しておけばよかった!(嘆き)」です。
ですが、過去を嘆いてもどうにもなりません。今できることをやるしかない!
前述しておりますが、何歳であってもどんなに不利な条件を抱えていても、結婚したい女性はふさわしい相手と結婚できます! 断言っ!
確かに若い女性と同じような男性を同じような方法で落とそうとしても、かなり厳しいものがある(涙)。でも、年齢を重ねている分、「よく考える」ことができることが年上女性の強みでもあるよね。
「ときめきが~」とか「飽きた~!」なんていいながら、目の前の出会いをムダにしてしまう若い女性もたくさんいます。過去の私のように……。
だから、声がかかりにくくなろうとも、虎視眈々とイイ男の一本釣りを狙っていくしかないよね。
婚期とは、本気で結婚したい! と思ったそのとき
これは私の持論ですが、婚期とは人それぞれ。その人が本気で結婚したい! そう思ったときがその人の婚期なのではないか、と思います。
だって、そうでしょ?
世間がいう結婚適齢期で結婚しても、離婚してしまう人もたくさんいるでしょう? ちなみに、28歳で最初の結婚をした私ですが、31歳であえなく離婚。婚活の苦境をこれでもか、ってほど味わいました。
結婚は早ければいいってものではなく、その人自身に適した時期でなければ、結局幸せにはなれません。
だから、「今、結婚したい!」を切に願うあなたにとっての婚期は「今」なんだと思いますよ。
(ひろん)
※画像はイメージです
※1 2015年 厚生労働省「人口動態統計」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai15/
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