季節・年代別! お見合いで好印象を与える女性の服装【イラストで解説】

貴女はとても素敵な女性です。その素敵さを知ってもらう「お見合い」という出会いの機会を大切にし、その後のお付き合いに発展させてまいりましょう。
お見合いでは、第一印象がとても重要です。お相手から次回も会いたいと思われるような、好印象を与える服装を一緒に考えてまいりましょう。
お見合いで好印象を与える女性の服装
まず、お見合いの場での女性の服装についてマナーの面から解説したいと思います。
お見合いの場の服装のマナーとは?
お見合いで好印象を与える服装は、人それぞれ異なります。それは、年代や体形、色、季節なども関係します。
ここで、もっとも大切なことは、お相手の好みであるかどうかという視点です。マナーとは「相手の立場に立つこと」です。お相手に気に入られたいと思うのであれば、まずは、お相手の好みを知ることが大事です。
仲介に入ってくださる紹介者に、お相手の好きな色や好きなスタイル(清楚系・エレガンス系・クール系・スマート系・自然派系・カジュアル系)などをさりげなくリサーチしてもらうといいですね。
わからないときには、好き嫌いの影響が少ないペール系の色に清楚なイメージでまとめるのが無難です。また、シワになりにくい素材選びや、ナチュラルなストッキングを着用することも共通事項です。
髪型は、肩より長い人は、ハーフアップや、アップにし、首回りをスッキリ見せると清潔感を感じさせます。
オススメのスタイルとは
結婚などの慶事には、「分離していない」ワンピースのドレスが縁起をかつぐといわれる場合はあります。これは状況に応じて「ご縁をつなぐ」という意味においては、お見合いにも当てはまるのではないか、と私は思っています。
また、ワンピースは胴回りなど、気になる部分を隠すこともできます。もちろん、ツーピースなどがNGというわけではありません。
お見合いの服装で配慮すべきポイント
お相手の方の身長よりも自分の身長が高くならないよう、ヒールの高さに気を配るといいでしょう。もちろん、そのようなことを気にしない男性もいらっしゃいますが、気になさる方もいらっしゃいます。
季節・年代別! お見合いにオススメの服装
それでは、年代・季節ごとのお見合いにオススメの服装をご提案いたしましょう。
20代のお見合いの服装【春夏ver.】
特徴:
パフスリーブのフレアワンピースでシワになりにくい素材がオススメ。丈は、膝が隠れる程度で色は薄いピンク系でやさしさと明るさを演出しましょう。
小物:
靴は、ベージュのプレーンな革のパンプスでヒールは5センチが歩きやすく無難です。バッグは革のベージュのハンドバッグで、柄のないシンプルなデザインがオススメ。アクセサリーは小ぶりで垂れていないイヤリングを選ぶとよいでしょう。
解説:
20代の若々しさと初々しさを表現します。そのためには、ワンピースの色をピンクやイエローなど明るめのペール系にするといいですね。また、デザインはフレアにし、上になにか羽織るならウエストラインまでの短めの長袖カーディガンを選ぶとキュートな印象になります。ワンピースが色付きや柄ありであれば、羽織りものの色は白やベージュがスッキリとした上品な印象になりますね。
丈は、椅子に座ったときに膝が隠れる程度の丈であれば、清楚な印象になります。アクセサリーは、20代の場合は、ネックレスはなしでもよろしいかと思います。
すべてをバッチリ決めすぎていくと、お相手の方が緊張する可能性があります。どこか欠けているくらいが、かわいらしさがあって、お相手の方が「ネックレスをしていなかったから、僕がプレゼントしてあげよう」と思ってくれるかもしれませんよ♪
20代のお見合いの服装【秋冬ver.】
特徴:
ノースリーブのフレアワンピースで、素材は秋冬用の少し厚手のものがオススメです。丈は、膝が隠れる程度で色はクリーム系。薄いピンクの厚手のニットのカーディガンを羽織るとよいでしょう。
小物:
春夏と同様に、靴はベージュのプレーンな革のパンプスでヒールは5センチが歩きやすく無難です。バッグはベージュの革のハンドバッグで、柄のないシンプルなデザインがオススメ。アクセサリーは小ぶりで垂れていないイヤリングを選ぶとよいでしょう。
解説:
秋冬は、暖かさを感じさせる素材で、お相手の心もホットにして差し上げましょう。20代は、モコモコ系のボレロなどを羽織ってもいいとは思いますが、繊維、糸などが飲食物の上に落ちたりしては本末転倒です。そうならない程度のものを選びましょう。また、寒いからといって、ブーツは控えてください。ブーツは乗馬をするときに履く印象を与えてしまいますので、お見合いの席に適しているとはいえません。
30代のお見合いの服装【春夏ver.】
特徴:
ノースリーブのボックスワンピースでシワになりにくい素材がオススメです。丈は、座ったときに膝が隠れる程度で、色は白かペールブルー。薄手の紺の長めのカーディガンを羽織るとよいでしょう。
小物:
靴は紺色でつま先が白の革のプレーンなパンプス。ヒールは7センチにすると美脚に見えます。バッグは紺と白のバイカラーの革のハンドバッグ。アクセサリーは小ぶりで少し垂れているイヤリングと胸元のアクセントになるような、少し長めのネックレスを選ぶとよいでしょう。
解説:
清楚な印象の代表格である白と紺で、スッキリと30代の女性としての知性を感じさせてみてはいかがでしょうか。結婚となると、お相手の男性も貴女の内面を重視します。服装は内面の表れともいえますから、真面目で安心できる印象を与えることも大切です。30代の女性として、服装は無地で落ち着いた雰囲気を出しつつ、小物でおしゃれ感を演出してみましょう。靴とバッグのデザインと素材をおそろいにすると素敵です。ヒールは、7センチが美脚に見えます。
30代のお見合いの服装【秋冬ver.】
特徴:
ノースリーブのタイトなワンピースでシワになりにくい素材がオススメです。丈は、座ったときに膝が隠れる程度で色はクリーム系やベージュ系。ジャケットは、ベロア素材で色は茶系を羽織るとよいでしょう。
小物:
靴は茶色の革のプレーンなパンプス。ヒールは7センチにすると美脚に見えます。バッグは茶色の革のハンドバッグ。アクセサリーはゴールドの垂れていないイヤリングと首に沿った細いネックレス。
解説:
30代は、シンプルなデザインの中に、素材などでキラリと輝く大人の女性を演出してみましょう。結婚生活は、毎日がシンプルです。その中に良質なアイテムを取り入れたり、ワンポイントのアクセントを入れるだけで、毎日の生活もハッピーになります。
そのような生活を共にできる女性だということをまずは服装で伝えてみてはいかがでしょうか。おしゃれな人とセンスのいい人は異なります。おしゃれは、自分の好みが中心となりますが、センスのある人は、TPPPO ®(TIME:時間、POSITION:立場、PLACE:場所、PERSON:人、OCCASION:場合)に応じて、一緒にいる人のことをまずは考え、全体の調和やバランスを重んじます。だから、相手を心地よくさせることができるのです。30代は、キラリとセンスよくまいりましょう!
40代のお見合いの服装【春夏ver.】
特徴:
長袖のワンピースで、素材は肌触りのよいシワにならない薄手のシフォンがオススメです。丈は、足首と膝の中間くらいで色はベージュピンク。
小物:
靴は茶色でつま先が白のプレーンな革のパンプス。ヒールは5センチくらい。バッグは茶色のクラッチバッグ。アクセサリーは小ぶりで少し垂れているパールのイヤリングと胸元のアクセントになるような、少し長めのバールのネックレスを2連でつけるのがよいでしょう。
解説:
女性は40代がもっとも美しいといわれています。自信をもってお見合いに臨んでくださいね。40代はエレガントさを演出すると素敵です。ポイントは、スカートの丈。丈の長いドレスはエレガントの定番です。そしてヒールは5センチ程度にとどめるとフォーマルになりすぎなく自然な印象になります。
服装の素材はシフォンなどを取り入れて、ふんわりとした柔らかい女性らしさも盛り込んでみましょう。一般的に昼間は肌を露出しないのがファッションのマナーといわれていますので、昼間であれば、夏でも長袖で臨むと年齢にふさわしい正統派の印象になります。
40代のお見合いの服装【秋冬ver.】
特徴:
丈が短めのツイードのジャケットとセットのロングマーメイドスカート。身長の低い人でロングスカートに抵抗のある人は、座ったときに膝が隠れる程度の長さのマーメイドライン。色は白っぽいベージュでインナーは柿色や真紅がオススメ。
小物:
靴は茶色の革のプレーンなパンプス。ヒールは3~5センチくらい。バッグは茶色の革のハンドバッグ。アクセサリーはゴールドで、垂れていないイヤリングと首に沿った細いネックレスを選ぶとよいでしょう。
解説:
40代にふさわしい上質な素材で高級感を出しましょう。ツイードなど、あえてかしこまりすぎない印象を与えることで、お相手をリラックスさせることができます。あまりにも貴女がキメすぎてしまうと、お相手が萎縮してしまい、高嶺の花と思われ、ひかれてしまっては本末転倒です。
現代のお見合いは、当人同士のフィーリングが合うことが一番重視されます。また、これから結婚をし、人生を共に歩むパートナーとの出会いの場。最初に背伸びをして自分をよく見せようと思わずに、失礼のない範囲のマナーを守っていれば、あとは自然体の貴女で楽しい時間を過ごしましょう。
お見合いの場でのNGファッション
お見合いは、生涯を共に歩むパートナーとの出会いの場。清潔感や品性を醸し出すことは必須です。そのため、逆の印象を与えるようなファッションはNGとなります。具体的には以下のようなものです。
・体形にマッチしないサイズやスタイルのもの(大きすぎたり、小さすぎるもの)
・明らかに殺生をイメージさせる毛皮や爬虫類系の革製品
・弔事をイメージさせ、その場が暗くなってしまう、全身が黒
・素足。靴下。大人の女性として、ナチュラルなストッキングを着用しましょう。
・ミニスカートや、胸が開いているものなど、肌が露出しすぎてしているもの
・体にフィットしすぎて、胸やお尻などが強調されるもの
自分スタイルを知り、相手の好みを取り入れる
年代と季節ごとの服装をお伝えしましたが、貴女に似合う服装選びは、色や骨格などからそのスタイルまで、幅広い視点から決定してまいります。よって、今回ご紹介しているものはマストではありません。
ぜひ、貴女ご自身で、まずは自分が春や秋をイメージさせる『イエロー系』(ウォーム系)なのか、夏や冬をイメージさせる『ピンク系』(クール系)かどうかを知っておくことをオススメいたします。そうすると、似合うスタイルや柄の大きさなども、決まってきますから悩むことがありません。その上で、お相手の好みを取り入れることで、会話も弾み、好印象をもってもらえることでしょう。
貴女が素敵な人と出会い、お幸せになることを祈っています♪
(文:西出ひろ子、イラスト:のでこ)
婚活に関するキーワード
婚活に関する記事
結婚相談所ナビは
"結婚したい"と思う人の
「第一歩」を応援するサイトです
