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覚悟があれば幸せ。「独身貴族」として生きるなら知っておきたいこと

覚悟があれば幸せ。「独身貴族」として生きるなら知っておきたいこと
恋愛コラムニスト

「おひとりさま」という言葉が流行って久しい現代ですが、人生で一度も結婚しない生涯未婚率は年々確実に上昇しています。

一生独身、というと「独身貴族」のようにひとりの時間を優雅に楽しむイメージがありますが、現実はどうなのでしょうか。

「独身貴族」は本当に自由で気ままなのか、考えてみます。

独身貴族ってどんな人?

そもそも、独身貴族とはどんな人たちのことを指すのでしょうか。

ひと昔前なら、「キャリアがあって年収も高く、好きなことをして気ままに過ごす人」というイメージがありました。生活に困らないだけの収入があり、家族のためにあくせく働くのではなく自分のために自由に時間を使える、30歳から50代なかばのミドル世代の独身の人たちが、羨望の思いを込めて呼ばれていたのですね。

独身で「家族に縛られずに好きなことをして生きる」姿が世間では貴族のように見え、自由で羨ましいと受け止められていました。

現代になると、いつまでも終わらない不況から生涯年収が上がりにくくなり、以前の独身貴族のように優雅な暮らしができる独身者そのものが減ってきます。今の時代でいう独身貴族は、どちらかといえば「贅沢はしていなくても好きなことにお金をかけて生きる」イメージ。限られた収入を自分のために使いたい、家庭を持つよりも自由に生きていたいミドル世代の人たちが当てはまります。

そして、独身貴族に代わって登場したのが、「おひとりさま」という言葉。

ひとりでも充実した暮らしをしている現代の独身の人たちは、「自分のためにお金や時間を使うことに集中している」「家族を持つより自分だけの人生を謳歌している」のような、華やかさよりしっかりと地に足の着いた日々を送っているイメージが持たれています。

現代の独身貴族は幸せなのか?

現代の独身貴族は、どんな生活をしているのでしょうか。

40代後半で専門職に就いているある女性の例をみてみると、平日は仕事をして退社後にジムで汗を流し、休日は友人たちと山に登ったりカヌーをしたり、趣味に時間を費やしています。

老後を考えてひとりでも管理できる広さのマンションを30代のうちに購入、繰り上げ返済をして早いうちに支払いを終える計画です。

フットワークが軽いので友だちも多く、たまに同じ独身の友人を誘って食事に行くなど、プライベートも充実しています。

ですが、彼女はひとりっ子で、遠くに住む両親のために月に一度実家に帰って様子を見たり、何かあれば病院に連れていったりと、面倒をみる“義務”がついてまわります。自分が動けないときは親戚に連絡する手間もかかり、すべての時間を自分のためだけに使うというわけにはいきません。

ほかの人からみれば、好きな仕事で稼いでやりたいことにお金を使えて、老後も安心して住めるマンションがあってと悠々自適に見える暮らしですが、

「今の生活は自分で選んだものだから、不満はないの。でも、結婚して家庭を持っている同僚とか友人をみると、彼氏もいないし老後はひとりぼっちになる自分を想像してたまに怖くなる」

と彼女はいいます。

また、これから年老いていく両親の介護の問題も無視できません。

「いずれこっちに2人を呼ぼうと思っているけど、私ひとりじゃ世話が大変だし、施設に入れるとしてもお金がかかるし……」

と、「力を合わせて乗り越えられる家族がいない」現実にどうしても不安になります。自分で選んだ人生だから、後悔はない。好きなように生きることができて満足している。でも、それとは別に存在する切り離せない問題が、本当の“自由”を妨げている。これが、現代の独身貴族の現実でもあります。

独身貴族の老後に待っているものとは?

独身貴族として過ごす人の老後とは、どんな生活が予想されるでしょうか。

定年後のお金

正社員として長年勤務し、無事に定年退職を迎えることができたなら、退職金も出るしまだまだ働きたい場合は再就職できる可能性もあります。ひとりで生きられるだけのお金があればいいので、計画も立てやすいですね。

問題なのは、退職金がない場合や非正規雇用などでいきなり収入が絶たれたときです。結婚していれば、配偶者の収入で何とかしのげることもありますが、独身だと頼れる人がおらず、困ったときに窮地に立たされます。

独身でいることを貫くなら、早いうちから貯金や投資で手元の財産を増やすことが必須といえます。

両親の介護

独身だと、両親の面倒もひとりでみることになります。自宅で介護するとしても、かかる手間や大変さを考えるとひとりで背負うには荷が重い場合もあり、また施設に入れようにもそれなりにお金がかかります。

自分も年老いていくことを考えれば、両親の老後については若いうちから計画を立てるのが肝心。親戚に相談する、施設について勉強しておくなど、そのときになって困らないよう準備を進めておく必要があります。

恋愛や交友関係

年老いていくと、行動範囲が狭くなりひとりで過ごす時間が多くなります。若いころはよく会えていた友人たちともなかなか会えなくなり、孤独を感じる場面が増える可能性があります。

ですが、自分さえ人と関わる姿勢を持っていれば、似たような環境の男性と出会って恋をしたり、近所の人たちと声をかけあって生活したりと、ひとりぼっちを避ける工夫はいくらでもあるでしょう。独身だからこそ、老後も自分の気持ちひとつで動くことができます。

人が集まるところに積極的に出ていく、またそのために健康に気をつけるなど、交友関係を築けるかどうかは自分次第といえますね。

趣味

若いときは、気が向いたものにいろいろと手を出して楽しめていたけれど、年齢が高くなると体力的な問題もあってやれるものが少なくなるのが現実です。かといって、何もしないと衰える一方なので、老後も楽しめる趣味を持つことは長生きするためにも大切ですね。

また、趣味を通じて多くの人と出会える可能性もあり、ひとりの老後こそ積極的に外の世界と関わりたいもの。独身であるメリットは、誰にも気兼ねなくやりたいことに手を伸ばせる環境です。

好奇心を忘れず、やりたいものを見つける姿勢が老後を元気に過ごす秘訣ですね。

住むところの問題

年齢が進むと、身体的な衰えを避けられません。若いときなら軽く登れていた階段も、年をとれば億劫さが先に出たり掃除に手が回らなくなったりと、住む環境を整えることが大変になります。

上の例に出た女性の場合、それを見越してひとりでも管理がしやすい広さのマンションを購入していますが、引っ越しなどの重労働も難しくなることを考えると、いわゆる「終の棲家」は早めに検討しておく必要があります。

また、定年退職後などで無職になると、部屋を借りたいと思っても契約が難しい場合もあり、住環境については仕事をしているうちに計画を立てるのが吉ですね。

自分の介護

そして、何より忘れてはいけないのが、自分自身に介護が必要になるときのこと。誰かの手を借りないと生きていけなくなる瞬間は、いつか誰にでも訪れます。そのとき、みてくれる人がいない独身の人こそ、早めの対策が必要です。自分の面倒は自分でみる現実を、しっかり見据えて生きていきたいですね。

独身貴族で生きるなら、覚悟と計画が大切

現代の独身貴族は、ひと昔前のような優雅な暮らしぶりではなくても「自分のためにお金や時間を使える自由」が最大の魅力です。ですが、その自由を手に入れるためには、生涯をひとりで過ごすことの覚悟、そして困らない老後を迎えるための計画が必須。

また、両親の介護など避けられない問題もあるので、独身で生きると決めたなら、今後のことについて現実をしっかりと考える姿勢が大切だといえます。

(ひろたかおり)

※画像はイメージです

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