理想の夫婦像とは? 幸せな結婚生活のために知っておきたいこと

仲のいい夫婦には誰もがあこがれるでしょう。結婚したらそうした円満な夫婦関係を築きたいと思っている女性は多いはず。
では、どうすれば仲のいい理想の夫婦になれるのでしょうか? 今回は、既婚女性へのアンケートをもとに、「理想の夫婦になるコツ」を探ります。
理想の夫婦像とは?
そもそも、理想の夫婦とはどんな夫婦のことなのでしょうか? 「自分が理想とする夫婦像」を、既婚女性に聞いてみました。
年齢を重ねても仲よしの夫婦
・「年を取っても2人でお出かけする夫婦。いつまでも友だちのような恋人のような夫婦を見ているとうらやましい」(35歳/医療・福祉)
お互いを思いやれる夫婦
・「相手に気遣いすることを全体に、対等でいられる関係。どちらかが上、下の意識が発生すると、ケンカや我慢が生まれると思うので」(26歳/専業主婦)
ずっと笑い合える夫婦
・「笑顔が絶えない。つらいことも楽しいことも、2人で乗り越えていければ笑顔になれるから。笑顔があふれる家庭では、子どももよく笑う子になると思うから」(32歳/医療・福祉)
特に多く挙がった「理想の夫婦像」は上の3つでした。いずれも結婚したカップルなら誰もが目指す夫婦像ですね。できることなら「年齢を重ねても仲がよく、お互いを思いやれて笑顔の絶えない夫婦」といった、3つの要素をすべて満たした夫婦でありたいところです。
では、こうした理想の夫婦になるにはどんなことを心がけるといいのでしょうか?
「理想の夫婦ですか?」アンケート調査
「理想の夫婦」になるためには、夫婦でどのような協力をすべきなのでしょうか? 既婚女性に、自分たちは「理想の夫婦」だと思うか、また、「理想の夫婦でいるためのコツ」は何かを聞いてみました。
理想の夫婦だと自覚している割合
まず、「自分たちは理想の夫婦だと思う」という既婚女性がどのくらいいるのか、またそう思う理由を調べてみました。
Q.今の夫婦関係は理想的だと思いますか?
はい(60.3%)
いいえ(39.7%)
※有効回答数194件
約60%の既婚女性が、「今の夫婦関係は理想的」とのことです。理想的な夫婦になるのはそう簡単ではありませんが、旦那さんといい関係を築けている女性は多いようです。
理想的だと思える理由
次に、上の質問で「はい」と回答した117人の女性に、なぜ理想的な夫婦関係が築けていると思うかの理由を聞いてみました。
夫婦で支え合っているから
・「趣味などひとつも同じことがないけど、だからこそお互いの得意分野もちがっていて、どちらかが苦手なことはどちらかが補うということができていると思うので」(43歳/小売店)
お互いを尊重し合えているから
・「家事の負担や関係性も対等で、恋人のような友だちのような、お互いを気遣える家族になれたから」(26歳/専業主婦)
自由に過ごせているから
・「それぞれが好きなことをする時間を持ちつつ、家族との時間も大切にしているから」(42歳/専業主婦)
「理想的な夫婦関係が築けていると思う理由」を聞いたところ、「夫婦で支え合っているから」という回答が多く挙がりました。夫婦の価値観や好みがちがっていても、お互いに受け入れて、苦手なことも補い合うことができれば、バランスのとれた夫婦関係になれますね。そのためには、お互いに関心を持つことが大切でしょう。
ほかにも「お互いを尊重している」「自由に過ごせている」という回答もよく見られました。
妻に聞く「理想の夫婦でいるためのコツ」
「理想の夫婦だと思う」と答えた女性は、円満な夫婦関係を維持するために実際どんなことを心がけているのでしょうか? 「夫婦で協力し合っていること」と「自分が心がけていること」の2点について聞いてみました。
夫婦で協力し合っていること
まず、「夫婦で協力し合っていること」を既婚女性に聞いてみました。
●感謝の気持ちを持つこと
・「思いやりと、ありがとうなど言葉に出してちゃんと伝えること」(44歳/専業主婦)
●毎日会話を交わすこと
・「毎日忙しくて大変な日々ではありますが、まったく会話を交わさない日を作らないようにしています」(37歳/小売店)
●お互いにできることをする
・「互いに無理をしない。可能な限り助け合う」(32歳/専業主婦)
特に「感謝の気持ちを持つこと」は多くの女性が挙げています。感謝の気持ちがなければ尊敬の気持ちも生まれませんし、夫婦関係もギスギスするでしょう。
「毎日会話を交わすこと」や「お互いにできることをする」のも大切とのこと。コミュニケーションが減ると関係性も希薄になって、気持ちが離れていくかもしれません。
また、無理をすることが夫婦の不和の原因になることもあります。無理せず協力し合えば、お互いの絆も深まるでしょうね。
自分が心がけていること
続いて、妻として「自分が心がけていること」は何かを聞いてみました。
●どうでもいいことを話さない
・「あまりどうでもいいことをたらたら話さないようにします。旦那さんの話も聞くことを心がけています」(32歳/医療・福祉)
●くつろげる家を作る
・「家が安らげる場所になるように、料理やインテリア、家計管理など日々勉強している」(32歳/建設・土木)
●キレイでいること
・「美容などをがんばって、キレイでいること」(34歳/学校・教育関連)
「仕事から帰っても妻の愚痴を聞かされるので疲れる」なんて話がありますが、そうならないように努力しているという回答が見られました。とはいえ、ときには愚痴を言ってコミュニケーションを取ることも、いい夫婦関係を築くには必要かもしれませんね。
また、お互いがくつろげる家になるようにインテリアを考えたり、家事テクニックの向上を目指したりしている女性も多くいます。
ほかには、キレイでいられるようひそかに美容をがんばっているという回答も。旦那さんは旦那さんでいろんな努力をしているかもしれませんが、女性もこうした努力を人知れず行っているのです。
理想の夫婦になるには?
最後に、「理想の夫婦になるために一番大事なもの」は何かを、既婚女性に聞いてみました。
理想の夫婦になるために大事なこと
思いやりの気持ちを持つ
・「相手を思いやって、2人で目標を持ってそれに2人で同じ方向にむくこと」(35歳/学生)
お互いを理解する努力
・「お互いを理解する。思っていることは察してもらうのではなく口に出す」(31歳/専業主婦)
ときには妥協も必要
・「妥協点を見つける努力と相手を理解するための忍耐。そもそも生まれも育ちもまったくちがうのだから、理想だってまったくちがうし食いちがうのも当然」(39歳/専業主婦)
もっとも多く挙がったのが「思いやりの気持ちを持つ」でした。これまでの質問でも度々挙がっていますが、回答にあるように思いやりの気持ちがないとそもそも関係が長続きしないでしょうね。
思いやりの気持ちがあれば、お互いを理解しようと思えますし、何か気になることがあっても妥協できるでしょう。
■相手を思いやる気持ちを忘れずに
多くの既婚女性が理想の夫婦と考えるのが「年齢を重ねても仲がよく、お互いを思いやれて笑顔の絶えない夫婦」とのこと。こうした夫婦関係を築くことができれば、結婚してよかったと心から思えるでしょうね。
そのためにも、相手を思いやる心を持って毎日コミュニケーションを取り、お互いを深く理解するよう心がけましょう。ときには妥協しないといけないことがあるかもしれませんが、思いやる気持ちがあればうまく乗り越えられるはず。
理想の夫婦関係を築きたいという人は、まずは「相手を思いやる気持ち」を大事にして日々を送ってみてはいかがでしょうか?
(中田ボンベ/dcp)
※画像はイメージです
※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2019年3月8日~3月12日
調査人数:194人(21~44歳の既婚女性)
結婚に関するキーワード
結婚に関する記事
結婚相談所ナビは
"結婚したい"と思う人の
「第一歩」を応援するサイトです
