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フォーマルな結婚前の顔合わせをするなら。準備と当日の段取りのポイント

フォーマルな結婚前の顔合わせをするなら。準備と当日の段取りのポイント
「異性間コミュニケーション」考案者 / 婚活スペシャリスト

プロポーズを受けてから結婚式までの間にはすることがたくさんあります。中でも重要なのが、両家の顔合わせ。以前は「結納」が、両家があいさつをする機会を兼ねていましたが、昨今は「食事会」を行い、顔合わせをすることが増えています。カジュアルなイメージのある食事会ですが、フォーマルに行うにはどんな点に注意すればいいのでしょうか? 今回は、「フォーマルな顔合わせ食事会」の準備や当日の段取りについて、『一般社団法人 異性間コミュニケーション協会』の代表理事・佐藤律子先生に聞いてみました。

■結納と顔合わせ食事会のちがい

結納と顔合わせ食事会のちがい

そもそも、「結納」と「顔合わせ食事会」はどうちがうのでしょうか? またどちらを行うといいのでしょうか。「結納」と「顔合わせ食事会」について、佐藤先生に解説してもらいました。

◇結納と顔合わせ、どちらにすればいい?

「結納」とは、婚約を正式なものとするための日本の伝統的な儀式のことで、1600年ほど前から行われているそうです。結納では両家の間で「結納品」や「結納金」などの金品を取り交わします。結納品は、昆布やするめなどの「縁起がいい」とされている昔ながらの品にするのが一般的ですが、結納のしきたりや手順、結納品は地域や家によってさまざまです。

顔合わせ「食事会」は両家の初対面と、親睦を深めるために行う食事会のことです。結納とは異なり儀式ではないので、決まりや必要なものは特にありません。顔合わせ食事会を結納の代わりにしたり、結納前の打ち合わせとして行ったりすることもあります。

昨今は、結婚するカップルの7割以上が「顔合わせ食事会」だけを行っていますが、結納を行う割合が高い地域もあります。そのため、結納と顔合わせ食事会のどちらを行うのか決める際は、両家でしっかりと話し合うといいでしょう。

■フォーマルな顔合わせ食事会の相談・準備

フォーマルな顔合わせ食事会の相談と準備

フォーマルな顔合わせ食事会を行う場合は、事前にしっかりと準備することが大事なのは言うまでもありません。では、どんな点に注意するべきなのでしょうか? 各ポイントの注意点を佐藤先生に聞きました。

◇あらかじめ決めておくべきポイント5つ

☆日時

結納や顔合わせの時期としては、結婚式の半年~1年前がベストです。遅くても3カ月前には行いましょう。「大安」や「友引」「先勝」の日に行うのが一般的です。結納や顔合わせ、結婚式といった慶事は午前中に行うものとされているので、昼食として「祝い膳」を囲むように時間を調整するのがベストです。

ただし、必ずしも「大安」や「友引」といった「六輝」を基準に考える必要はなく、両家の都合が合う日でいいでしょう。基本的に「2人が中心になって両家の親と相談して決める」という考えで進めます。2人だけでどんどん決めてしまうのではなく、両家の親の意見を取り入れながら進めるようにするといいですね。

☆場所

場所選びで大切なことは、ある程度格式のある、落ち着いた場所を選ぶこと。もし結婚式を挙げようと思っている会場で食事会が行えるのなら、結婚式場の下見にもなるのでオススメです。格式を重視する場合は、「格式高い料亭」もしくは「一流レストラン」ということになるでしょう。そうしたお店は顔合わせ食事会に使われることが多く、お店側も慣れているので、料理の内容や提供するタイミングを配慮してもらいやすいです。

予約をする際は必ず個室にしましょう。予約時に結納(顔合わせ)であることを伝え、結納品や婚約記念品を飾る場所があるかを確認します。座敷や個室の場合、専属の店員をつけてもらうことができる場合があるので、相談してみるといいでしょう。

☆ドレスコード

参加する全員の服装の「格」が同じになるように打ち合わせしておくことが大切です。たとえば、一方の家が正礼装の服装で参加し、もう片方の家が略礼装で参加したとします。この場合は、服装の「格」にちがいが生じますね。こうしたことが起こらないよう、両家のドレスコードを合わせましょう。

また、場所に合わせてドレスコードを決めるのもいいですね。たとえば料亭であれば、女性は和服を着ると雰囲気に合います。洋風のレストランならワンピースなどです。会食を行う場所に合わせて服装を選ぶこともポイントです。

☆料理

顔合わせ食事会では、和食やフランス料理、和洋折衷といったジャンルが人気です。その上でオススメなのは「コース料理」。顔合わせ食事会は両家の交流の場です。コース料理であれば、注文の手間が省け、会話に集中できます。

ただし、コースの内容は事前に確認しておきましょう。あまり品数が少ないと「えっ? もう終わり?」と困惑することもあります。また、せっかくのおめでたい席ですから、縁起のいい食材で華やかな席にするといいでしょう。「めでたい」にちなんだ鯛や、「長寿」を表す海老、「夫婦円満」を表すはまぐりなど。お店の人にあらかじめ伝えておけば取り入れてくれるかもしれませんから、予算と相談しながら考えてみてください。

☆費用

レストランや料亭で顔合わせをするなら、1人7,000円~1万円程度が相場になります。ホテルでの会食でも、1人1万5,000円程度と考えておけばいいでしょう。食事代だけなら、両家の家族を合わせても15万円以下で収まるケースが多いようです。

ただし、遠方からの交通費や宿泊費、兄弟姉妹、祖父母が参加する場合はさらに費用がかかります。また、婚約記念品を用意するケースもあるため、そうした金額も予算に含めて考えなくてはなりません。

■フォーマルな顔合わせ食事会当日の段取り

フォーマルな顔合わせ食事会当日の段取り

フォーマルな顔合わせ食事会を行う場合、当日はどのようなことに注意するといいのでしょうか? 当日の段取りについて佐藤先生に教えてもらいました。

◇当日に注意すべきことは?

☆待ち合わせ

親同士が先に遭遇するのを避けるため、また親子で食事会の流れを話す時間をつくるためにも、彼は彼の両親と待ち合わせをし、彼女も彼女の両親と先に集まっておきましょう。その際に座る席次や自己紹介の流れ、費用負担などの話をしておいたほうがいいですね。

基本的には新郎側が司会進行、乾杯、締めのあいさつをしますが、念のために誰がするかの最終確認をしておくと、余裕を持って両家の顔合わせが進められます。お店には最低でも5分前には到着するようにしましょう。

☆席次

一般的に、入り口のドアから一番遠い席が上座です。上座には父親が座ることが多いです。基本は彼の父親が上座に座ることが多いのですが、彼女の父親が座っても問題ありません。その場の雰囲気やテーブルの配置で決めても問題ないでしょう。

また、上座に父親が座る場合は、次に母親が座ります。必然的に本人たちが入り口のドアから一番近い下座に座ることになるでしょう。ただし、必ずしもこの席次でなくてはならないという決まりはありません。雰囲気によって臨機応変に対応しましょう。

☆手土産を渡す

手土産を用意するかどうかは自由です。自由だからこそ、前もって両家で話し合って「こうしよう」と決めておくことが大切です。手土産を用意することになった場合、品選びの前にしておきたいのが、お互いの家族についての情報収集です。家族が何人いるか、両親の食べ物の好き嫌い、場合によっては糖分や塩分の高い食べ物はNGかもしれませんから、しっかりと確認しましょう。

その上で、縁起がよくて、みんなで分けられて、日持ちして、持ち運びやすいものを選ぶのがベストです。

◇会場に入ってからはどうすればいい?

☆はじまりのあいさつ

はじまりのあいさつをする際は、「誰が主催なのか」を意識しましょう。本人たちが家族を招く場合、あいさつをするのは「彼」です。親が主催の場合のあいさつは「彼の父親」が担います

そして、はじまりのあいさつをした人が、食事会の進行役を引き受けるのが一般的です。彼と父親のどちらがあいさつをして、会の進行を担うのかは事前に話し合っておきましょう。はじまりのあいさつは、

例)本日は、○○と○○の婚約にあたり、お集まりいただきましてありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。

など、できるだけ簡潔な言葉にまとめるといいですね。

☆両家の紹介

男性側⇒女性側の順に家族を紹介し、その後男性側の父親からあいさつを行っていきます。婚約記念品がある場合は贈り合い、あらためて「今後ともよろしく」とあいさつをします。そこまで終えてから乾杯し、会食、歓談タイムに移るようにすると、よりセレモニー感を感じることができるでしょう。お互いに「けじめの意識」が深まるはずです。

本人たちはアルコールを控えて、積極的に話題を提供し、両家の親が親睦を深められるように気を配りましょう。

☆婚約記念品のお披露目

婚約記念品とは、婚約の記念や証しとして贈り合う品物のことです。両家の顔合わせや食事会の席で交換が行われたりします。

男性から女性への婚約記念品で圧倒的に人気なのは「指輪(エンゲージリング)」です。婚約記念品として不動の人気を誇ります。女性から男性に贈る婚約記念品で人気なのは「時計」です。毎日身に着けられる、長く身に着けられるのが人気の理由です。女性に贈る婚約指輪と同じブランドの時計や、女性とペアで購入するのもいいでしょう。女性に婚約記念品は贈るけど、自分はいらないという男性もいますから、婚約記念品を贈る・贈らないもしっかりと話し合っておくといいですね。

☆乾杯、食事、歓談

会食の前に男性や男性の父親が「乾杯のあいさつ」をします。上で紹介したように、乾杯のあいさつをする側が進行役を兼ねることもありますが、中には「進行役をしない側(彼女の父親)」にあいさつをお願いすることもあります。

あいさつをすることになったら、お祝いムードにふさわしく元気よく「乾杯!」と言いましょう。歓談の時間では礼儀正しさを忘れないことが大事。一言ずつ丁寧に話すように心掛けるといいでしょう。また、男性の名前の呼び方にも注意です。相手のご両親の前ですから、最後まで礼儀を忘れず「○○さん」とさん付けで呼びましょう。

☆締めのあいさつ

食事が終わり、しばらくゆっくりしたところを見計らって「結びのあいさつ」をしましょう。たとえば、以下のような内容です。

例)本日はどうもありがとうございました。これからも、いろいろお世話になるかと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。

両家族に向けて、集まってもらったことへの感謝の気持ちと今後のサポートのお願いなどを言葉にするといいでしょう。

☆支払い

支払いの分担を事前にしっかり決めておかないと、両家でわだかまりが起きてしまうだけでなく、結婚する2人にとってもストレスになります。必ず事前に話し合い、両家で支払いの分担をどのようにするべきかしっかり決めておきましょう。

食事会の費用は、人数で割ってそれぞれの家族の分を支払うのが一般的。会場や予算を決める段階で、支払いをどうするかは決めておき、食事が終わったら速やかに精算するといいですね。

◇二次会がある場合は?

顔合わせ食事会の後、お店を変えてより親睦を深める場合もあります。その際はどんな点に注意すればいいのでしょうか? 佐藤先生に聞きました。

☆顔合わせの後、2軒目に行くことも

初対面での二次会はあまりオススメしませんが、もし二次会をするとなった場合は、お酒が飲める・飲めないといった基本的なことや、両家の意気投合具合などを考慮してお店を選びましょう。その際は、親ではなく本人たちが主導権を握るようにすると、スムーズにいくでしょう

■ポイントを覚えて顔合わせ食事会を成功させよう

結納よりもカジュアルな「顔合わせ食事会」が、昨今は主流になりつつあるようです。とはいえ、両家の初めての顔合わせですから、できるだけフォーマルに行うのがいいでしょう。思わぬ失敗をしてぎくしゃくしないよう、お店や料理についてしっかりと吟味し、あいさつや支払いといった段取りも抜かりないようにすべきです。佐藤先生のアドバイスを参考に、ぜひ顔合わせ食事会を成功させてくださいね。

(文:佐藤律子、中田ボンベ/dcp)

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