焦りを感じているなら結婚相談所へ! 早く成婚するためのポイントとは

本気で結婚を考えている人同士でマッチングし、お見合いを設定できる「結婚相談所」は、成婚までスピーディーに行えるのが大きな魅力。「早く結婚したい!」と結婚を焦っている人にとっては、非常に頼れる存在でしょう。では、結婚を焦っている人が結婚相談所を利用することには、ほかにどのようなメリットがあるのでしょうか?
■結婚に焦りを感じている?
まずは、「結婚を焦っている女性」がどのくらいいるのかを探り、その中で「結婚相談所の利用を考えている人」の割合を調べてみました。
◇【年齢別】結婚に焦りを感じている未婚女性の割合
Q.結婚に焦りを感じていますか?
☆20~24歳女性
はい(30.5%)
いいえ(69.5%)
※有効回答数36件
☆25~29歳女性
はい(47.1%)
いいえ(52.9%)
※有効回答数34件
☆30~34歳女性
はい(28.6%)
いいえ(71.4%)
※有効回答数35件
☆35~39歳女性
はい(46.7%)
いいえ(53.3%)
※有効回答数30件
☆40~44歳女性
はい(18.9%)
いいえ(81.1%)
※有効回答数63件
5歳区切りの5つの年齢区分ごとに集計してみたところ、このような結果となりました。中でも「25~29歳女性」「35~39歳女性」では、「結婚を焦っている人」がともに約47%と半数近くとなっています。前者は「アラサー」と呼ばれはじめる年齢層、後者は「アラフォー」と呼ばれはじめる年齢層です。
もしかすると、アラサーになった、アラフォーになったと自分の中で意識してしまい、それがきっかけで結婚に焦りはじめるのかもしれませんね。
◇焦っている理由
次に上の質問で「結婚に焦っている」と回答した20~44歳の女性63人に、その理由を聞いてみました。
☆子どもがほしいから
・「子どもが産める年齢にはリミットがあるから、早く結婚したい」(34歳/学校・教育関連/その他)
・「どうしても結婚したいわけではないけど子どもはほしいから。出産を考えるとあまり年を取らないほうがいいと思っている」(29歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
☆まわりが結婚しているから
・「まわりがみんな結婚して子どもを持っているので」(25歳/学校・教育関連/その他)
・「まわりが結婚してる人ばかりだから」(31歳/その他/その他)
☆親を安心させたいから
・「親も年を取ってきたから安心させたい」(36歳/その他/事務系専門職)
・「高齢の親を早く安心させたいし、自分も40歳をすぎたので……」(42歳/その他/その他)
結婚を焦っている理由で多く挙がった回答をまとめてみました。中でも特に多く寄せられたのが「子どもがほしいから」というもの。年齢を重ねるごとに妊娠・出産のリスクが高まると考えられていますので、それを踏まえて「早く結婚しないと……」と焦っている女性が多いようです。
また、まわりが次々と結婚したことで焦っている女性も多くいます。自分だけ結婚していないと、取り残された気分になってしまうのかもしれませんね。また「親を安心させたいから」という回答は30代から40代に多く見られました。親が高齢になると、早く安心させたいという気分になりますよね。
◇結婚相談所に頼ることを考えている未婚女性の割合
次は、上で「結婚を焦っている」と回答した女性のうち、「結婚相談所の利用を考えている女性」がどのくらいいるのかを5歳区切りの5つの区分ごとに調べてみました。
Q.結婚相談所を利用しようと考えていますか?
☆20~24歳女性
はい(30.5%)
いいえ(69.5%)
※有効回答数11件。(「結婚に焦りを感じている」と回答した人)
☆25~29歳女性
はい(5.9%)
いいえ(94.1%)
※有効回答数16件。(「結婚に焦りを感じている」と回答した人)
☆30~34歳女性
はい(10.0%)
いいえ(90.0%)
※有効回答数10件。(「結婚に焦りを感じている」と回答した人)
☆35~39歳女性
はい(35.7%)
いいえ(64.3%)
※有効回答数14件。(「結婚に焦りを感じている」と回答した人)
☆40~44歳女性
はい(23.1%)
いいえ(76.9%)
※有効回答数13件。(「結婚に焦りを感じている」と回答した人)
どの年齢区分でも、「結婚相談所を利用しようと考えている」という女性は半数以下となりました。特に「25~29歳女性」「30~34歳女性」では非常に少なくなっています。結婚を焦ってはいるものの、結婚相談所の助けはまだ必要ないと考えている人が多いのでしょうか。それぞれの意見を聞いてみました。
◇利用しようと思う理由
まずは、「結婚相談所を頼ろうと考えている」と回答した20~44歳の女性12人の理由です。
☆普段の生活で出会いがないから
・「このままだと誰とも出会えない気がするから」(36歳/その他/事務系専門職)
・「今のままの生活では出会いがない」(34歳/医療・福祉/専門職)
☆自分ひとりでは限界だから
・「自分ではいい人が見つからないから」(41歳/その他/その他)
・「自分だけで婚活するのは限界」(42歳/医療・福祉/専門職)
☆結婚相談所のほうが安心して出会える
・「お金は高いけど結婚相談所のほうが安心できる」(39歳/その他/事務系専門職)
・「気の合う人と安心して出会えそう」(35歳/その他/その他)
挙がった回答の多くが「普段の生活で出会いがないから」というものでした。また、「自分ひとりでは限界だから」という回答もその次に多く寄せられています。男性と知り合う機会がなかったり、自分ではどうにもならないのなら、結婚相談所など婚活の専門機関を頼ることが得策ですよね。
ほかにも「結婚相談所のほうが安心して婚活できる」との回答も見られました。結婚相談所は相手の身元も保証されていますから、その点を評価する人も多いようです。
◇利用したいと思わない理由
次に、「結婚相談所を頼ろうと考えていない」と回答した20~44歳の女性51人にもその理由を聞いてみました。
☆費用が高いから
・「費用が高額になりそうだから」(21歳/情報・IT/技術職)
・「結婚相談所は費用が高い」(29歳/金融・証券/営業職)
☆自然に出会いたいから
・「自然に恋愛をして結婚したいから」(21歳/その他/その他)
・「偶然出会って、いつの間にか好きになっていくのが自然な流れだと思うから」(40歳/医療・福祉/専門職)
☆自力でがんばりたいから
・「とりあえず自分で婚活してみたい。それで駄目だったらお金をかけてもいいかなと思う」(42歳/建設・土木/事務系専門職)
・「自分で相手を探して好きになりたい」(28歳/医薬品・化粧品/技術職)
「利用したいと思わない」人からは、こうした回答が多く寄せられました。中でも多かったのが「費用が高いから」というもの。確かに結婚相談所はそれなりの費用が必要ですから、その点を懸念する人が多いようです。
また、「自然に出会いたいから」「自力でがんばりたいから」という人も多くいます。結婚を焦っていたとしても、自分が理想とする出会いを諦めたくないのかもしれませんね。
■結婚相談所に頼るといい理由って?
では、結婚を焦っている女性が結婚相談所を頼ることには、どんな利点があるのでしょうか? 婚活マッチメーカーの沢宮里奈先生に聞いてみました。
◇結婚相談所を頼るメリットって?
☆早期に結婚できる可能性がある
結婚に焦りを感じている人のほとんどは、妊娠などの「タイムリミット」を抱えていることで焦っている可能性が高いです。結婚相談所では、相手男性も結婚に対して前向きで真剣ですから、出会って半年でプロポーズに至ることも珍しくありません。
「来年には結婚していたい!」など明確な目標がある人は、会員数が多く、ルールが明確になっている結婚相談所を利用して、効率的に婚活するのがオススメです。
☆カウンセラーのアドバイスが受けられる
結婚相談所のカウンセラーは、これまでに何千人もの婚活者を見てきた婚活のプロです。自分がどこでつまずいているのかわからない場合でも、明確なアドバイスをもらうことができるでしょう。
なかなか婚活がうまくいかない人は、それまでと同じような生活をしていては成婚は難しいです。自分を100%変えるつもりの覚悟でアドバイスを聞いてみると、早く成婚できるかもしれませんよ。
☆トラブルを避けることができる
結婚相談所での結婚も、交際がはじまってからは一般的な恋愛と変わりません。ただ、一般的な恋愛と異なるのは、お互いに相談できるカウンセラーがついていることです。たとえば何かの拍子に相手と連絡が取れなくなってしまったり、誤解や行きちがいがあったりした場合には、相談所同士が連携を取って解決してくれます。そのため、交際に関する無用なトラブルを避けることができるのです。
■結婚相談所で早く成婚するためのポイント
結婚に焦っている女性が、結婚相談所を利用して早く結婚するには、どんなことを心がけるといいのでしょうか? 「早く成婚するためのポイント」を沢宮先生に聞いてみました。
◇早く成婚するための3つのポイント
☆積極的に男性と会う
女性の場合、結婚相談所に入会した瞬間からたくさんの申し込みが来ると思います。その際に尻込みしてしまう人もいますが、できるだけ多くの男性と会う方向で考えることが大事です。
写真やプロフィールは参考にはなりますが、その人の人柄をすべて表しているものではありません。会ってみないとわからないこともたくさんあるのです。あまりに申し込みが多すぎて処理できないのなら選ぶ必要がありますが、基本的には相手の申し出は積極的に受けましょう。
☆待ちの姿勢にならない
女性に特に多いのが、完全に「待ちの姿勢」になってしまうことです。男性からの申し込みが少ない場合には、自分から申し込むことも大事です。お見合いにまで進んだら、よほど生理的に受け付けない相手でない限り、交際に進んでみるようにしましょう。
何度か会ってみて相手のよさに気づくことも多々あります。最初に出会ったときにピンとこなかったからといって、さっさとお断りしてしまうのはもったいないです。
☆交際したら会う頻度を高くする
交際中になってからは、できれば1週間に1度、少なくとも2週間に1度は相手に会うようにして、できれば毎日メッセージでのやりとりをしましょう。あまりにガツガツしすぎるのは考えものですが、常識の範囲で積極的に動くようにすれば、成婚を引き寄せることができるでしょう。悩んだ場合はカウンセラーにすぐ相談すればOKです。
■出会いがないようなら結婚相談所を利用してみよう!
アンケートでは、「結婚を焦っている女性」のうち「結婚相談所の利用を考えている人」は少数でした。焦ってはいるものの、高いお金を出してまで婚活をしたくないと考える女性や、自力で何とかしたいと考えている女性が多いようです。
とはいえ、出会いそのものがなかったり、誤った婚活をしたりしていては、いくらがんばっても結婚は難しいでしょう。そんなときは結婚相談所を利用してみるのもいいかもしれませんね。
(文:沢宮里奈、中田ボンベ/dcp)
※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2018年9月12日~9月13日
調査人数:198人(20~44歳の未婚女性/20~24歳36人、25~29歳34人、30~34歳35人、35~39歳30人、40~44歳63人)
※画像はイメージです
婚活に関するキーワード
婚活に関する記事
結婚相談所ナビは
"結婚したい"と思う人の
「第一歩」を応援するサイトです
