お見合いは服装がカギ! 好印象を与える服装を選ぼう

結婚相談所でマッチングした相手とのお見合いに臨む際、非常に悩むのが「服装」のチョイスでしょう。服装次第で相手に与える印象も大きく変わりますから、どんな服で行くのかなかなか決められないですよね。そこで今回は「お見合いに臨む際の服装」について探ります。
■お見合いの服装で失敗したことってある?
「お見合いの服装で失敗した経験」のある人はどのくらいいるのでしょうか? 結婚相談所入会経験のある女性に、服装で失敗した経験の有無を聞き、それぞれの割合を調べてみました。
◇お見合いでの服装に失敗したことがある女性の割合
まずは、服装で失敗した経験があるかを聞いてみました。
Q.お見合いでの服装に失敗した経験はありますか?
ある(39.1%)
ない(60.9%)
※有効回答数197件
「お見合いでの服装に失敗した経験がある」女性は約39%でした。半数以下ではありますが、割合としては「3人にひとり以上は失敗している」ことになります。お見合いで服装に失敗して気まずい思いをした女性は少なくないようです。
◇失敗したと思った理由
では、なぜ失敗してしまったのでしょうか? 上の質問で「失敗した経験がある」と回答した女性77人に、その理由を聞いてみました。
☆気合いを入れすぎた
・「気合いを入れすぎた結果、自分も自然体で振る舞えず失敗した」(28歳/その他/その他)
・「気合いを入れてフォーマルな服で行ったら、相手とあまりにもちがう服で浮いてしまった」(28歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
☆カジュアルにしすぎた
・「顔合わせ程度のフランクな場だと思ってカジュアルな服で行ったけど、仲人もいる少しかしこまった場だった」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「カジュアルでという話だったのでカジュアルな服で行ったが、思っていたカジュアルとちがっていた」(26歳/金融・証券/営業職)
☆若作りしすぎた
・「若さを出したいがために気合いを入れた服装で行って、悪い意味で目立った」(22歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「思い切り若作りをしてしまい、似合っていなかった」(38歳/その他/事務系専門職)
特に多く寄せられたのが「気合いを入れすぎた」という回答。相手にいい印象を与えようとするあまり、お見合いの席で浮くような服装になってしまった女性が多いようです。反対に、カジュアルすぎて失敗した女性も多くいますね。フォーマルにすればいいのか、カジュアルにすればいいのか、そのさじ加減は難しいところですね。
また、若作りしすぎて失敗したという回答も見られました。ただ、どんな服が自分に合うのか理解するのが難しいですよね。
■お見合いでの服装のよくあるまちがい
お見合いでの服装選びを成功させるには、やはり失敗例を知っておくべき。そこで婚活コンサルタントの澤口珠子先生に、「お見合いでの服装選びでしがちなまちがい」を教えてもらいました。
◇服装選びでしがちなまちがい3つ
自分ではいいと思っていた服装選びが、実はまちがっていたなんでことはあるのでしょうか。詳しく聞いていきます。
☆鉄板だからと安易にワンピースを選ぶ
お見合いでの服装は、きちんとしたシルエットで無地の「ワンピース」が鉄板です。
ただ、色が自分のパーソナルカラーでなかったり、ワンピースの生地が硬いものだったりすると、着ている女性の表情を硬く見せるなどマイナスになってしまう可能性があります。それでなくてもお見合いは緊張するのに、服装のせいでより硬く見えてしまってはもったいないですよね。鉄板だからと安易にワンピースを選ぶのではなく、自分に合った服を選びましょう。
☆少しでも細く見せたくて黒を選ぶ
ぽっちゃりしている女性に多いのが、「少しでも細く見せたい」という理由で黒の洋服を選ぶことです。
しかし黒は個性の強い色です。そのため、黒色の服を着ると、温かで家庭的な女性ではなく、仕事ができるクールなイメージになってしまいます。お見合いは一緒に家庭を築く相手を見つける場ですので、黒はお見合いの場では避けておきましょう。
☆テーラードスーツを着る
「フォーマルな場」という理由から、襟のあるテーラードスーツのツインセットを選びたくなる気持ちはよくわかります。しかし襟のあるフォーマルなスーツは、硬いイメージを与えるもの。「TPO」も大事ですが、お見合いではお互いが打ち解けることが何より重要です。「女性らしい柔らかさ」をアピールできる服装を選びましょう。
■お見合いにふさわしい服装
では、どんな服装を選べば、お見合い相手によい印象を与えることができるのでしょうか? 澤口先生に「お見合いにふさわしい服装」を聞いてみました。
◇お見合いにふさわしい服装とは?
自分らしさを表現できる服装が一番ですが、お見合いでよい印象を与えるにはどんな服装を選ぶとよいのでしょうか。
☆ワンピース
先ほども述べたように、鉄板は「ワンピース」です。デザインはフリルやリボンが付いているような個性的なものではなく、シンプルなものを選びましょう。また、生地は硬めのものを避け、軟らかい生地のものがいいですね。女性らしい柔らかい雰囲気になります。
柄は派手なものではなく、無地か控えめな花柄、もしくは小さなドット柄がオススメ。秋にはチェック柄が流行しますが、チェックはカジュアルすぎますし、体を横に大きく見せてしまうため要注意です。もしチェック柄を着たい場合は「千鳥格子」を選ぶといいですね。
ほかにも、カラーは自分のパーソナルカラーの明るい色か、白や黄色がいいでしょう。上下のカラーが分かれているものよりも、上下同じカラーのワンピースを着るといいですね。背が高くすっきりと見えますから、「着痩せ効果」が期待できますよ。
☆ニットのトップスに膝丈スカート
ニットは厚めの生地のゴワゴワしたものではなく、薄い生地のものがオススメ。春から秋にかけて着まわしができて便利ですし、女性らしさも演出してくれます。
また、「スカート」も女性らしさを演出するにはオススメです。丈は膝丈か、膝より少し下にくる長さのスカートを選ぶといいですね。それより長い丈だと女性らしさを感じにくくなり、逆に短い場合はセクシーすぎる印象を与え、品がなくなります。
☆トップスは明るい色のものやブラウスを
お見合いは対面で着席するスタイルがほとんどですから、どうしてもボトムスよりもトップスの印象が相手に残りやすくなります。そのため、黒やグレー、紺など暗い色のトップスを着ていると、表情が暗く見え、硬い印象を与えて損をしてしまいます。
トップスのカラーは「顔の映え」に大きく影響するものなので、自分のパーソナルカラーか、白や黄色などの明るい色を用いるようにしましょう。
また、ブラウスもオススメです。ブラウスは清潔感がありますし、きちんとアイロンをかけて、シワを取らなければきれいに着ることができません。きれいなブラウスを着ていくことで、家庭的な印象を与えることができるでしょう。
■「女性らしい柔らかさ」をアピールできる服装を選ぼう
お見合いに参加した女性のおよそ3人にひとりが、服装選びで失敗しているようです。気合いの入れすぎやカジュアルすぎる服だったこと、また若作りしすぎたなどが失敗の原因のようです。
また、専門家によると安易にワンピースを選んだり、黒を選んだりすることも失敗につながる要因。もしお見合いに着ていく服装選びで迷っているのなら、澤口先生の挙げた服装例を参考にして、まず「鉄板の服装」を一着決めておくといいでしょう。ひとつ「軸」をつくることで、今後の服装選びがスムーズになるかもしれませんよ!
(文:澤口珠子、中田ボンベ/dcp)
※画像はイメージです
※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2018年8月23日~8月24日
調査人数:197人(20~44歳の結婚相談所入会経験のある女性)
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