早く結婚するには? 知っておきたい3つのポイント

「結婚したい!」と思って婚活をはじめても、成婚までたどり着くのはそう簡単ではないですよね。ときには何年も時間がかかってしまうこともあります。ただ、中には婚活をはじめてすんなり結婚する女性もいます。そうした早く結婚できる女性にはどんな特徴があるのでしょうか? 今回は「早く結婚するための方法」を探ります。
■未婚女性が結婚したいと感じる瞬間
まずは、「早く結婚したい」と思っている女性がどのくらいいるのか、早く結婚するためにどのような行動を取ったことがあるのかなど、独身女性たちの実情を調べてみました。
◇早く結婚したいって思うときはある?
Q.「早く結婚したい」と思うときはありますか?
ある(56.1%)
ない(43.9%)
※有効回答数399件
「早く結婚したいと思うことがある」と回答した女性は約56%。半数をわずかに上回る数の女性がそう思っているようです。では、どんなときに結婚したいと思うのでしょうか?
◇結婚したいと思う瞬間とは
上の質問で「早く結婚したいと思ったことがある」と回答した女性224人に、どんなときにそう思うのかを聞いてみました。
☆友人・知人が結婚したとき
・「友だちの結婚が決まったときや結婚式を見たときに思う」(26歳/その他/販売職・サービス系)
・「まわりの人がどんどん結婚していくのを見ると、自分も結婚したいと思います」(30歳/学校・教育関連/専門職)
☆幸せそうな夫婦を見たとき
・「幸せそうな夫婦を見かけると、自分もあんなふうになりたいなと思う」(20歳/建設・土木/その他)
・「幸せそうな友人夫婦と接したとき」(31歳/食品・飲料/クリエイティブ職)
☆子どもがほしいと思ったとき
・「子どもと一緒に歩いている家族を見たとき」(20歳/その他/販売職・サービス系)
・「結婚した友人に子どもが生まれて、幸せそうな姿を見たときに思う」(29歳/医療・福祉/販売職・サービス系)
「早く結婚したいと思う瞬間」でもっとも多く寄せられたのが、「友人・知人が結婚したとき」でした。
また、幸せそうな夫婦を見たときや、子連れの夫婦を見たときに「私も幸せな夫婦になりたい」「早く結婚して子どもがほしい」という思いを抱くとのこと。全体的に、ほかの人の影響を受けて「早く結婚したい」と思う女性が多いようですね。
■早く結婚するための行動とは?
次に、早く結婚するために何らかのアクションを起こしている女性の数や、それがどのような行動なのかを調べてみました。
◇早く結婚するために行動している?
Q.婚活など早く結婚するための行動を取っていますか?
はい(19.6%)
いいえ(80.4%)
※有効回答数224件。単数回答式(「早く結婚したいと思ったことがある」と回答した人)
「早く結婚するために行動している」と回答した人は約20%。およそ5人にひとりとそこまで多くありません。早く結婚したいけど特に行動は起こしていない、という人がほとんどです。
◇結婚するための行動
「早く結婚するために行動している」と回答した女性44人に、どんなことをしているのか、またその行動の理由を聞いてみました。
☆婚活パーティーや街コンに参加
・「相手をたくさん紹介してもらって男性と出会うことが大事だと思うから」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「婚活パーティーに参加したりしています。普通に生活をしていると出会いがまったくないので……」(37歳/小売店/その他)
☆結婚相談所に入会
・「結婚を真面目に考えている男性と出会えると思うから」(30歳/医薬品・化粧品/技術職)
・「結婚相談所への登録。知り合いに勧められたので」(37歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
☆友だちに男性を紹介してもらう
・「出会いの機会を増やすために、友だちに紹介を求めました」(31歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)
「多くの人と出会うために友だちや知り合い、仕事関係の人に出会いのセッティングをお願いした」(39歳/その他/事務系専門職)
寄せられた回答の中で多く挙がったのがこの3つでした。中でも「婚活パーティーや街コンに参加」は特に多く、理想の男性を探すため積極的に参加する人が多いようです。
また、より本気度の高い男性が多いとのことで、結婚相談所を利用する女性も見られました。他には、婚活パ-ティーや結婚相談所に頼らず、友人・知人に男性を紹介してもらって貪欲に出会いを求めるアクティブな女性も多くいるようです。
男性に会う機会を多くすることでいい人に会える可能性も高まりますから、これは早く結婚するために非常に重要なことだといえますね。
■早く結婚できる人の特徴
では、早く結婚できる女性にはどんな特徴があるのでしょうか? コミュニケーションの専門家で、女性からの相談を受ける機会も多い吉戸三貴先生に聞いてみました。
◇早く結婚できる人の特徴って?
☆期間を区切って活動している
相談者の女性の中で、比較的短い期間で結婚した人は、スケジュール感覚がしっかりしている傾向があると感じます。
相手からのリアクションを待つだけではなく、「婚活をはじめてから3カ月は集中して出会いを増やそう」「年内にお付き合いしている人の気持ちを確認してみよう」など、自分にできることをしっかりと予定に落とし込んでいる女性が多いようです。
☆相手に求めるものが明確
出会いから成婚までが早い女性は、「相手に求めるものが明確」という特徴があります。
彼女たちに何が結婚の決め手になったのか聞いてみると「好きに仕事をさせてくれるから」「子どもが懐いたから」「とにかく顔が好き!」など、結婚において重要視しているポイントを相手が持っていたという答えが圧倒的でした。自分がほしいものがわかっていると、それを持っている人と出会ったときにスムーズに行動できるようです。
☆出会いの確率を上げるのが上手
短い期間で成婚まで至った人が「良縁に恵まれた理由」としてよく挙げるのが、「これまでと行動パターンや活動の範囲を変えた」というもの。いろいろな世代や業種の人が集まる食事会を主催したり、趣味サークルにひとりで出かけたりなど、さまざまな工夫をしているようでした。
新しいアクションが、交友関係を広げたり出会いの確率を高めたりすることにつながっていると考えられます。フットワーク軽く出かけるうちに、場慣れするという効果もあるのかもしれません。
■早く結婚するために心がけるといいポイント
早く結婚するためには、出会いの機会を多くつくることが重要ですが、それ以外ではどんなことを意識したり、心がけたりするといいのでしょうか? 吉戸先生に聞いてみました。
◇早く結婚するために心がけたい3つのポイント
☆自分にできることからはじめてみる
婚活をはじめてから短めの期間でゴールインした女性たちは、行動的な人が多いようです。がつがつしているという意味ではなく、今の自分にできることは何かを考え、素直に実行に移すことで未来を切り開いているのだと思います。
まずは、出会いを増やすために月に2回婚活パーティーに参加してみる、自信を持って出会いの場に臨める服を準備してみるなど、できることから具体的にはじめてみると変化が起きる可能性が高まるでしょう。
☆「私は結婚して○○したい」と希望を言ってみる
結婚に限らず、ゴールや自分がほしいものが明確だと、そこに向かう道筋が見えやすくなります。
できるだけシンプルに、望んでいることを言葉にしてみましょう。誰かに宣言する必要はないので、ひとりで声に出すだけでOKです。
「私、結婚したら○○する!」「相手は○○な人がいい」など望みをハッキリさせましょう。そうすることで、「じゃあそのためにはどうしたらいいのか」と、次のステップをイメージしやすくなります。
☆出会いを「見える化」する
短い期間で成婚した人は、「友人感覚で食事をしていた人と話が合って」「同窓会で婚活の話をしたら、急に相手からアプローチされて」など、身近に思いがけない出会いがあったケースも多いものです。
自分の周囲を見回し、少しでも可能性がありそうな相手をピックアップして意識(見える化)してみるのはいかがでしょうか。そうすることで、出会いのアンテナが高くなりますし、思いも寄らない相手との進展が期待できるかもしれません。
■早く結婚するためのこつを踏まえて積極的に行動
アンケートの結果、わずかですが「早く結婚したい」と思っている女性のほうが多数となりました。
ただ、早く結婚したいとは思っていても、実際に何か行動を起こしている人は少数。それでは早く結婚することは難しいですから、やはり自分から積極的に動かないといけませんね。
その際は、期間を区切って活動したり、目標を明確に定めたりするのがオススメ。もしアレコレと急に動けないのであれば、まずは自分のできることにチャレンジしてみるといいかもしれません。自分から積極的に行動して、いい出会いをたぐり寄せましょう!
(文:吉戸三貴、中田ボンベ/dcp)
※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2018年8月28日~8月29日
調査人数:399人(20~44歳の未婚女性)
※画像はイメージです
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