その言動大丈夫? がさつな女性を卒業する方法

男性の多くは女性の言動・しぐさを意外に注意深く見ているもの。特にがさつな言動には敏感に反応することがあります。がさつな女性は男性もつい敬遠してしまいますので、できれば直したいものですね。そこで今回は「がさつな女性」について、その原因や直し方を調べてみました。
■自分ががさつだと思う瞬間って?
女性が「自分はがさつかもしれない」と感じるのはどんなときなのでしょうか。まず、自分ががさつだと思う人の割合を調べ、がさつだと思う言動を聞いてみます。
◇自分をがさつだと思う女性の割合
まずは、女性393人に「自分をがさつだと思うことはあるかどうか」を聞きました。
Q.自分をがさつだと思うことはありますか?
はい(75.8%)
いいえ(24.2%)
(※1)有効回答数393件
75.8%の人が「はい」と答えており、およそ4人に3人は「自分ががさつだと思う」という実態が明らかになりました。多くの女性が「自分はがさつだ」と自己評価していることになりますが、自分のどのような言動に対してそう思っているのでしょうか?
◇自分ががさつだと思う言動
上の質問に「はい」と答えた298人に、「自分のどのような言動をがさつだと思ったか」を聞きました。(※1)
☆足でドアや冷蔵庫などを開け閉めする、物を動かす
・「横着をして、手がふさがっていると足でしてしまうことがあるから」(40歳/その他/その他)
・「足でドアを開けるのは、あまりよくないと思うから」(28歳/その他/その他)
☆言葉遣いが汚い
・「旦那のことを『てめえ』と呼ぶときがある。女性が使う言葉ではないなと思うから」(33歳/電機/秘書・アシスタント職)
・「いらっとしたときなど、感情によって言葉遣いが乱暴になることがある」(30歳/その他/その他)
☆物の扱いが雑
・「かばんなど、物を放り投げたりして、がさつだと親に言われたことがあるから」(31歳/その他/その他)
・「物を置くときにそっと置くのではなく、投げるように置くのはがさつだと思う」(29歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
女性は「ドア・冷蔵庫、机の引き出しなど、手がふさがっているときに足で開け閉めしてしまう」「乱暴な言葉遣い」「物を置くときに投げたり、雑に扱う」といった言動を取ってしまったとき、自分をがさつだと思うようです。確かに、これらの言動はがさつといえるでしょうね。
■男性ががっかりした女性のがさつな言動とは?
では、男性は女性のどのような言動を「がさつ」だと感じているのでしょうか。がさつだと思う具体的な言動について聞いてみました。
◇がさつな女性にがっかりした男性の割合
まずは、男性391人に、「女性のがさつな言動にがっかりしたことがあるかどうか」を聞きました。
Q.女性のがさつな言動に対してがっかりした経験はありますか?
はい(62.4%)
いいえ(37.6%)
(※2)有効回答数391件
「はい」と答えた人は62.4%。約6割の人が、女性のがさつな言動にがっかりしたことがあるようです。「自分はがさつだと思う」と答えた女性よりも低い割合になっています。女性よりも男性側の目のほうが厳しい、ということはないようですね。
◇男性が思う女性のがさつな言動
次に、「はい」と答えた244人に「女性のどのような言動をがさつだと感じたか」を聞きました。(※2)
☆言葉遣いが汚い
・「女が『おめえ』のような言葉を使うとがっかりする」(37歳/その他/その他)
・「不良のような乱暴な口調でキレられて、普段の話し方とのギャップが大きすぎてゲンナリした」(32歳/人材派遣・人材紹介/営業職)
☆部屋が汚い
・「部屋がかなり汚かったが、まったく気にせず人を招けるところが理解できなかった」(43歳/建設・土木/技術職)
・「ごみが散らかっているのを見るとがっかりする」(33歳/医療・福祉/専門職)
☆物の扱いが雑
・「人から借りたものを雑に扱っていた。そんなふうに見えない人だったので、がっかりした」(39歳/小売店/事務系専門職)
・「ドアを雑に閉めたり、物を雑に置いたりしていた。他者への配慮が足りないと感じた」(35歳/学校・教育関連/その他)
多くの男性が「言葉遣いが雑」な女性にがっかりしたと答えています。特に「おい」「おまえ」などの男性的な言葉は不評です。感情的になると言葉遣いが乱暴になることがあるかもしれませんが、気をつけたほうがよさそうです。また、「部屋が汚い」と答えた男性も目立ちます。部屋に招くほど関係に甘えず、部屋はきれいにしておいたほうがいいでしょう。そのほか、「物の扱いが雑」と答えた人もいます。細かいところでもしっかり見られていますので、あまり油断しないほうがいいですね。
■がさつな言動を直す方法
では、がさつな言動を直すためにどんなことに気をつけているのでしょうか。聞いてみました。(※1)
◇がさつな言動を直す方法って?
☆乱暴な言葉遣いをしない
・「普段から男性言葉を使わないようにする」(36歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「思ったまま話さずに、少し考えてから話す」(29歳/商社・卸/事務系専門職)
☆丁寧な行動を心掛ける
・「できるだけ丁寧な行動をしようと気をつけている」(40歳/その他/その他)
・「最低限、何かしらひとつの行動を起こす時に、2つの方法を考えて、どちらかというと丁寧だなと感じられる方法を必ず実行するよう、心がけてみる」(40歳/小売店/販売職・サービス系)
☆人の目を意識して行動する
・「ほかの人がその言動を見聞きしたときに、どう感じるかを想像してみる」(39歳/その他/事務系専門職)
・「自分の行動が、周りにどう見られるか、周りが不快な思いをしないか考えて行動する」(30歳/人材派遣・人材紹介/その他)
「言葉遣い」については気にしている女性も多く、乱暴な言葉遣いをしないための工夫を挙げる人が目立ちました。また、「丁寧に行動する」という意見が多いことから、「がさつ=雑な行動」と考えている人が多いということもわかります。雑な行動を取らないためには「人の目を意識する」ことが大切ですね。
■「がさつな女性」を卒業するには「相手がどう感じるか」を意識する
がさつな言動をしないためには、「言葉を口に出す前に頭の中で整理すること」「常に人目を意識して行動すること」が大切だと考えられます。自分ではなかなか改められないかもしれませんが、「相手がどう感じるか」を考えるだけでもちがってくるのではないでしょうか。また、「掃除ができていない部屋」を見てがさつだと感じる男性が多いので、人目がないとしても部屋の掃除や身だしなみには気を使うのがいいかもしれませんね。
(藤野晶/dcp)
※画像はイメージです
※1マイナビライフサポート調べ
調査日時:2018年6月28日~6月29日
調査人数:393人(20~44歳の女性)
※2マイナビライフサポート調べ
調査日時:2018年6月28日~6月29日
調査人数:391人(20~44歳の男性)
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