【専門家監修】男性が女性を好きになるきっかけって?

意中の男性に振り向いてもらいたいと思っていても、そう簡単に好きになってはもらえませんよね。そもそも、男性はどんなことがきっかけで女性を好きになるのでしょうか? 今回は、男性への効果的なアプローチ方法を探るために重要な「男性が女性を好きになるきっかけ」について心理コーディネーターの織田隼人さんに聞いてみました。
■人を好きになる心理って?
「男性が女性を好きになるきっかけ」を探るべく、まずは「人を好きになる心理」について解説していただきました。
◇なぜ人を好きになるの?
人を好きになるのにはいくつかのステップがあります。
まず最初に「出会い」があります。人は誰かと出会うことで相手を「認識」し、そこからより相手を知ろうという気持ちになります。物理的な出会いだけでなく、ネットでの出会いも同様です。
そして相手を知ろうとする中で、相手から「自分にとって好ましい反応」があれば、そこで初めて「好き」という気持ちが芽生えます。
「好ましい反応」にはいろいろあって、たとえば「目が合う」という簡単なものもそうですし、「趣味が合う」や「話が合う」といったことも好ましい反応です。
また「会話ができた」といった、シンプルなことでも好きになる場合があります。「アイドルを好きになる」のはよく「一方通行の恋愛」だといわれますが、そこには「アイドルと目が合った」など、「好きになるためのコミュニケーション」が実は行われていたりするのです。
相手からの反応があってコミュニケーションが成立し、そこから関係性が生まれることが、人を好きになるきっかけだといえます。
■男性が女性を好きになるきっかけ
次に、男性と女性では、人を好きになるきっかけに違いはあるのか聞いてみました。
◇男女で好きになるきっかけは違うのか?
男女で好きになるきっかけは異なる傾向にあります。
まず男性は、女性との「簡単な接触」から好きになることが多く見られます。つまり「ほれやすい」のです。ちょっと目が合っただけでも「好きかも」と思ってしまいやすいのが男性の特徴。特に若い男性だったり、恋愛経験があまりなかったりする男性は、女性と少し接触するだけで好きになりやすいのです。
たとえば、「顔を近づけて会話しただけ」「手が触れ合った」といったことでも好きになることが多いのです。
女性は男性と比べると好きになるまでに時間を必要とする傾向があります。「ほれにくい」ともいえますね。
ただ、女性は「自分に愛情を向けられると好きになりやすい」という傾向が男性よりも強く見られます。ですので、男性から小まめに何度もアタックをされたり、まめにメッセージをもらったりすると「私に気があるのかも」と思ってしまいます。そこから相手のことが気になりはじめ、次第に好きになっていくことが多いのです。
「まめな男性がモテる」とよくいいますが、それはまめな男性が「好きな気持ちを小まめに表現する」のが上手だからなのです。
◇男性が女性を好きになるきっかけって?
☆(1)女性の笑顔を近くで見る
女性の笑顔を目の前で見ると、男性はコロッとほれてしまうことが多くあります。
たとえば、重い荷物を持っているときに男性が手伝ってくれたとします。そのとき、女性が男性に笑顔で「ありがとう」と伝えるだけで、男性は「あれ? 好きかも?」と思ったりします。
男性は女性のために行った行動で相手に喜ばれると、「自分が尽くす相手が現れた」と感じて好きになってしまう傾向があるからなのです。
☆(2)かわいい/セクシー/清楚など男性の好みにヒットしている
男性は容姿(視覚)で女性のことを好きになることが多くあります。ですので、男性の目を引く(男性好みの)ファッションをしていれば、それだけで男性にほれてもらう機会をつくることができます。
かわいい服装を好む男性もいれば、セクシーな服を好む男性もいます。また清楚な感じのファッションを好む男性もいます。視覚で男性の目を引くことは、男性に好きになってもらうためにかなり重要なファクターだといえます。
☆(3)特別扱いしてもらう
男性は「特別な人間」になりたいと思う傾向があります。
起業家志望、政治家志望の男性が女性より多いのは、男性に「特別な人間になりたい」という欲望が強いからだといわれています。ですから、男性に向けて「すごいね」「こんなに手伝ってもらえたの初めて」など、相手を特別扱いするような振る舞いをすれば、相手の男性は「この女性は自分を特別な人間だと認めてくれている」と感じて、その女性のことを好きになることが多いのです。
■自然なきっかけを演出するコツって?
ただ、意中の男性をどうにかして振り向かせたいと思っていても、あまり強引なことや派手なことをするのはできれば避けたいですよね。そこで、こちらを意識させるきっかけを自然に演出するためにはどうすればいいのかも教えてもらいました。
◇(1)相手に顔を近づけて話し掛ける
男性はパーソナルスペースが前方に長い傾向があり、そのパーソナルスペースに侵入されると緊張したり、ドキッとしたりします。
ですので、男性をドキッとさせるには面と向かって近い距離に入るといいでしょう。男性の前に立って顔を近づけると、それだけで男性は緊張します。この緊張が「恋のドキドキ」を発生させるのです。
もしチャンスがあれば、こちらを好きになってもらいたい男性に顔を近づけて会話をしてみるといいでしょう。
◇(2)名前を呼んで心理的距離を近づける
相手に出会ったときに、「こんにちは」と普通にあいさつするのではなく「○○くん、こんにちは」と名前を付けてあいさつをすると、相手との心理的距離が近づきます。名前を呼ぶことで「特別扱い」ができますし、特別扱いは前述のように男性にとってほれやすい行為です。
相手に会ったときは、名前をしっかり付けて呼び掛けるのがオススメです。
◇(3)少し長めの時間、目を合わせる
他人と目が合うとドキッとするものですが、これには男女差があって、男性のほうが長時間人と目を合わせるのが苦手で、ドキッとしやすい体質になっています。
そのため、ちょっと長めに男性の目を見つめると、男性はつい目をそらしてしまいますが、内心ではドキドキしています。「目を合わせる」のはそれだけで相手に強い意識を向けるコミュニケーションなのです。
気になる相手に対しては、できれば8秒から10秒程度見つめるようにしてみましょう。
■男性が女性を好きになるきっかけを理解しよう
男性は女性とちがって「ほれやすい」傾向にあるため、意外とシンプルなアクションで気を引くことができるようです。
ただ、ほれやすいといってもそう簡単にはいかないでしょうから、「パーソナルスペースに入る」「特別扱いをする」など、「男性が好きになるきっかけ」をしっかりと理解した上で、実践すると好きになってもらえる日もすぐそこかもしれません。
(監修・文:織田隼人、文:中田ボンベ/dcp)
※画像はイメージです
恋愛に関するキーワード
恋愛に関する記事
結婚相談所ナビは
"結婚したい"と思う人の
「第一歩」を応援するサイトです
