私って恋愛中毒? 特徴と克服法を伝授!

恋をすることがやめられない、好きな人に対してあまりに強い気持ちをぶつけてしまう……。このように、あまりに恋愛にのめり込みすぎている場合、もしかしたら「恋愛中毒」かもしれません。今回は、恋愛中毒に陥ってしまいがちな女性の特徴や克服法について、心理コーディネーターの織田隼人さんに聞いていきます。
■恋愛中毒の特徴とは?
まずは、恋愛中毒に陥ってしまっている女性にはどんな特徴があるのか聞いてみました。
◇(1)問題ある男性に引っかかりやすい
恋愛中毒の場合、手早く彼氏をつくろうとする傾向が強くなり、結果的に問題ある男性に引っかかりやすくなります。
たとえば、見た目はいいけれどヒモ体質の男性や、大きな夢を持っているけれど実際には何も行動していない男性などです。こういった問題ある男性は、表面上は女性への対応はいいので、そこに引っかかって失敗する恋愛を積み重ねやすいのです。
◇(2)自分のことよりも恋愛を優先する
自分自身が将来やりたいことや、自分の大切な趣味よりも恋愛を優先します。恋愛を優先した結果、恋愛がうまくいかないときに感情の揺れ幅が大きくなってひどく傷ついたり、悲しい思いをしたりします。
自分の将来を捨ててまで恋愛をしているために、どんどん自分の未来が不安になります。その結果、不安になった未来を「恋愛相手に託す」ようになり、相手から見ても重荷になっていきます。
◇(3)愛されるための我慢をしてしまう
愛されるために過剰に行動しすぎることで、結局その恋がうまくいかなくなってしまいます。愛されるための行動は一種の努力なので、いろんなことを「我慢」して行動します。
しかし我慢した分が報われなければ「不満」が発生し、その不満を抱えると恋愛がうまくいかなくなり、その結果別れます。恋愛中毒の人はこれを繰り返します。
また、不満がたまることで相手に不満をぶつけてお互いに関係がギクシャクしたり、不満をぶつけずに自分の中でため続けてどんどん相手が嫌いになったり、といったことも繰り返します。
■恋愛中毒の人が取りがちな行動
恋愛中毒の人は、恋がしたいあまりに盲目的に行動し、難のある男性と付き合って失敗したり、自分の将来を犠牲にするなどの特徴を持つとのこと。
では、そうした恋愛中毒の人が取りがちな行動にはどんなものがあるのでしょうか? 解説していただきました。
◇(1)彼から返事がないのにLINEをしつこく何度も送る
彼からの返事がなかった場合、返事がないことを不安に感じて何度もメッセージを送ってしまいます。その過程で、相手が返事をしないことに対して怒っていると伝える文面を送ったり、怒ったことを反省して謝ったりします。これを繰り返す傾向にあります。
◇(2)振られそうになると次の彼氏候補を探す
「とにかく相手に愛されたい」気持ちが強いため、相手から振られそうな気配があるとほかの男性と仲良くして、次の彼氏候補を探します。そうすることで、失恋のダメージをできる限り減らそうとするのです。
ただし、同じことを繰り返すので別れの根本的な原因は消えず、また新しい彼氏と同じ失敗をしてしまいやすいです。
◇(3)彼が不機嫌になったらすぐに謝る
彼が不機嫌そうになったら理由を考えずにすぐに謝ったりします。これは彼に嫌われたくない、という気持ちが強く出てきており、彼の不機嫌の原因を解決するよりも、相手に嫌われないことを優先しているからです。
しかし、それを繰り返せば、彼からすると「中身が空っぽの女性」と見えてしまうので、結局魅力が失われて別れを早めてしまうのです。
■どうすれば恋愛中毒を克服できるのか
上で紹介した恋愛中毒の人の特徴や取りがちな行動が自分に当てはまる場合、やはりどうにかして克服したいところ。そこで、克服法についてご紹介いただきました。
◇(1)彼の顔色をうかがうよりも自分が楽しむ
とにかく自分が楽しむことを第一に考えるといいでしょう。男性からどう見られているのかや、愛されているのかを気にしても「彼の考えは変わりません」。
当たり前ですが、相手に愛されているかどうかは、考えても意味がないことなのです。それより、自分が目いっぱい今の状況を楽しんだほうがいいのです。自分が楽しむことで不満が消え、相手に対して自然な振る舞いができ、生活にめりはりが生まれます。
◇(2)恋愛以外の趣味をつくる
恋愛も人生においては一種の趣味みたいなものです。自分のやりたいことのひとつが恋愛だから、そのために行動する。これ自体は悪いことではありません。
ただ、恋愛にすべてを懸けるのはリスクが高いので、恋愛以外に自分が好きといえる趣味を持っておきましょう。それは漫画でも読書でもスポーツでも旅行でも構いません。とにかく自分のやりたいことをしっかり限界まで楽しんでみてください。それが自分の軸をつくってくれます。
◇(3)尽くさない
相手に尽くすことは「努力」をすることで、努力をして報われないと人間は不満を覚えます。
つまり、尽くせば尽くすほど不満が生まれ、その不満によって恋がうまくいかなくなってしまうのです。恋愛は尽くすことだと思っている女性は多いですが、実は尽くすことはマイナス影響のほうが大きいのです。
尽くすのではなく、単に相手にくっついたり懐いたり、そうしたシンプルな愛情表現のほうが自分に対してリターンがあるので不満も生まれにくいです。「私は私、自分のことは自分でやる」「相手も自分のことは自分でやる」という考えを持った上で、相手に好きという気持ちを伝える、これくらいがうまくいきます。
■相手のことだけでなく自分のことを考えた生活を送ろう
恋に盲目になるあまりに失敗を繰り返し、失った愛をまた得ようと安易な恋に走る。恋愛中毒の人はこうした負のスパイラルに陥っているとのことでした。
この悪い流れを止めるには、やはり自分自身が変わるしかありません。自分には恋愛しかないといった考えや、相手に尽くす考えを改めるようにすれば、もしかしたら今まで経験できなかったようなすてきな恋愛ができるかもしれませんよ。
(監修・文:織田隼人、文・中田ボンベ/dcp)
※画像はイメージです
さまざまな価値観のお相手と出会える
婚活パーティーがおすすめです。
あなたが大切にしたいものを
共有できるパートナーを見つけましょう!編集部おすすめの婚活パーティー比較
恋愛に関するキーワード
恋愛に関する記事
結婚相談所ナビは
"結婚したい"と思う人の
「第一歩」を応援するサイトです
