2020年、スポーツマンやアスリートだけじゃなく、株投資家にとっても待ちに待った投資のビッグチャンス「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催されます。
なぜオリンピックが投資家にとってチャンスなのでしょうか?それは東京オリンピック開催にともない、観光客の消費が増えることで景気もよくなり、企業が儲かることで株価を押し上げることにつながるからです。
つまり買った株の値段が上がれば利益が出ますから、企業が儲かるイベントは投資家にとって大事な正念場。オリンピック特需は投資家に大きな利益をもたらすかもしれないビッグチャンスなのです。
ニッポンの投資家たるもの、このお祭り騒ぎに乗っからない手はありません。日本の景気をよくし日本市場を活性化することにもなります。これをチャンスに資産を増やしましょう。
この記事では、オリンピックに関連して株価の上昇が見込める、気になる銘柄を紹介します。そのほかにも過去のオリンピックではどのように景気が推移したかなど、オリンピック景気にフォーカスを当てた歴史を紹介するので参考にしてください。
2020年(平成32年)開催予定!東京オリンピック特需とは
2020年開催予定の東京オリンピックやパラリンピックに関連して、株価が上昇しそうな銘柄はたくさんあります。
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<オリンピックで株価が上がりそうな企業>
- スタジアムや会場、競技場などの建設を手がける建設関連の企業
- 選手や観光客の足となるインフラを整備する企業
- 選手が身につけることで広告効果が生まれるスポーツ用品をつくる企業
- テロ対策・会場の警備を行う企業
- 宿泊施設や観光産業を扱う企業
- テレビや新聞、メディア広告を扱う企業
東京オリンピックが開催されるのはまだ先のことですが、株式投資は先手必勝です。
できるだけ早い時期から、誰よりも早く、上がると予想される株を買っておかなければ勝つことはできません。
イベント関連株をいち早くチェックして、2020年の東京オリンピックを笑って迎えましょう。
今買ったら上がるかも!?東京オリンピック関連銘柄はコレだ
東京オリンピック関連銘柄と一口にいっても、開催までの準備段階で株価が上がりそうな銘柄と、オリンピック開催中に株価が上がりそうな銘柄があります。
広告関連株や、観光関連株などは、オリンピック開催直前に株価が急騰する可能性がありますから、そのときを見逃さないことがポイントです。
一方、スタジアムや会場建設、インフラ整備を手がける企業は、オリンピック開催前、まさに今が「旬」です。
ここでは今買ったら株価が上がるかもしれない、インフラ工事や設備の構築を担当する銘柄を中心に取り上げます。
銘柄名・企業コード | 事業内容 |
---|---|
大成建設 <1801> |
業界最大手のスーパーゼネコン。旧国立競技場を建設した実績がある。新国立競技場の設計、海の森水上競技場を落札。 |
清水建設 <1803> |
業界最大手のスーパーゼネコン。函館五稜郭タワー、東京競馬場など様々な大型建設工事に着手。オリンピック関連工事も受注。 |
鹿島 <1812> |
業界最大手のスーパーゼネコン。1840年(天保11年)創業。オリンピック関連事業やリニア新幹線関連工事を継続し、受注につなげる。 |
大林組 <1802> |
業界最大手のスーパーゼネコン。東京五輪向けの再開発やオフィス更新の需要増で2016年営業利益は54%増。 |
太平洋セメント <5233> |
ガラス・土石製品、セメント、建材、産廃利用。 |
コムシスホールディングス <1721> |
建設業、電気通信工事。 |
住友大阪セメント <5232> |
ガラス・土石製品、産業用蓄電池材料を生産。 |
前田建設工業 <1824> |
建設業、インフラ運営。 |
東洋建設 <1890> |
建設業、海上土木大手。 |
NIPPO <1881> |
建設業。アスファルト合材等の製造、不動産取引業務、ホテル経営、公共施設等の規格建設。 |
前田道路 <1883> |
建設業。道路土木、道路改良、道路舗装、道理修繕。空港滑走路など施設整備事業。リサイクル事業。 |
OSJBホールディングス <5912> |
建設業。橋の建設、地下貯水施設、地下高速道路建設など、インフラ構築・整備を行う。 |
鉄建 <1815> |
建設業。工事用資機材並びにスポーツ施設及びレクリェーション施設に関する機械器具の製造販売。 |
アルインコ <5933> |
金属製品、建設仮設材リース。 |
協和エクシオ <1951> |
建設業。電気通信工事。通信インフラ事業、電気・土木・環境インフラ事業。 |
三井不動産 <8801> |
総合不動産、マンション分譲、ビル賃貸。不動産開発カテゴリーにおける街づくりパートナーに。 |
NTT都市開発 <8933> |
オフィスビル賃貸を主力業務、マンション分譲事業。 |
三菱地所 <8802> |
三菱グループ中核企業、東京の都市再開発事業 |
住友不動産 <8830> |
不動産業、総合不動産大手、オフィスビル・マンション開発。 |
LIXILグループ <5938> |
金属製品、住宅設備最大手。 |
TOTO <5332> |
ガラス・土石製品、衛生陶器。 |
ジェコス <9991> |
卸売業、仮設鋼材リース、建機レンタル大手。 |
加藤製作所 <6390> |
機械、国内建設用クレーン、油圧ショベル。 |
新明和工業 <7224> |
輸送用機器、機械式駐車場設備。 |
2020年東京オリンピックに向けて、スポーツ関連銘柄は今からチェックしておきましょう。
企業としての取り組みのほか、オリンピックに向けて選手の育成やスポーツの振興、大会の運営など、幅広く活動していますので、話題性は抜群です。いつ株価が上がり始めてもおかしくありません。
銘柄名・企業コード | 事業内容 |
---|---|
アシックス <7936> |
シューズや競技用スポーツ用品メーカー最大手。フットウエアやアパレル事業。 |
ミズノ <8022> |
大阪本社の総合スポーツ用品メーカー。世界でもブランド知名度が高い。 |
ゼビオホールディングス <8281> |
福島県に本社。スポーツ用品とアパレルチェーン、東京オリンピックにも前向き展開。 |
デサント <8114> |
スポーツウェア開発、機能性とデザイン性を追求した商品に自信。 |
ゴールドウイン <8111> |
トレーニングウェアやテニスウェア、フィットネスウェアなど各種スポーツウェアに特化。 |
セントラルスポーツ <4801> |
フィットネスクラブ運営、科学的なトレーニングデータに基づき数多くのトップアスリートを輩出。 |
オリンピックとあまり関係がないようでもありますが、警備事業を扱う会社は2020年の東京オリンピックに向けて着々と準備を進めています。
ALSOKはたくさんのオリンピック選手を多数輩出していることでもおなじみですね。これから株価が上昇しそうなオリンピック関連株として、警備事業はハズせません。
銘柄名・企業コード | 事業内容 |
---|---|
ALSOK <2331> |
綜合警備保障。個人向け、法人向けセキュリティの専門。海外のリスク・防犯対策もサポート。 |
ラック <3857> |
ITシステムセキュリティ事業。経産省情報セキュリティ監査企業に登録 |
ディー・ディー・エス <3782> |
生体認証、指紋や顔など身体的特徴による認証システムを開発。 |
セコム <9735> |
ホームセキュリティ契約件数業界NO1。2020年東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナー。 |
CSP <9740> |
セントラル警備保障。駅構内のカメラシステムや入退室管理システムを構築。 |
これから上がる!?東京オリンピック関連銘柄の有望株はこれ
前章のリストで紹介した銘柄はどれも要チェックですが、その中でも特に話題を集めそうな銘柄をピックアップして紹介します。
スーパーゼネコン4社はオリンピック特需に沸騰!
大会運営費用や会場整備費用は2兆円を超えると試算されていますので、経済効果は絶大。
大手ゼネコンだと資金の少ない個人投資家には、なかなか手が出しにくいですね。
その点、4社の中でも大林組<1802>のみは単元株数が100株から購入可能。大手ゼネコンの株が10万円前後で手軽に保有できるので、投資資金が限られる人には大林組がおすすめです。
また鹿島建設も狙い目です。鹿島建設はスーパーゼネコンの中でも一見して地味な印象を受けますが、鹿島建設の強みは堅実経営が自慢です。
建築資材が高騰しているなか、コスト削減と利益追求に並行して、高い技術水準を維持する企業努力で手堅く成長しています。
とはいえ建設会社には、日本を代表する立派な建築物を作ることで、世界に日本の高い建築技術を知らしめられるよう、ぜひ期待したいですね。
東京オリンピック選手村の建設は大手不動産各社が競って参入!
東京都は選手村の建設に不動産都市開発を得意とする、三井不動産やNTT都市開発、新日鉄興和不動産、住友商事などを選出しました。
東京オリンピック開催までに、14~18階建ての宿泊施設21棟を建設しますが、大会終了後は計23棟(約5650戸)のマンションを建築し、その後の都市開発に役立てる予定です。
東京オリンピックだけで終わるのではなく、その後の施設活用を視野に入れ、持続可能な建築物の構想にスポットが当てられています。
中央区晴海地区の広大な土地はもともと都有地でしたが、東京都は建設事業者に129億6千万円(1平方メートルあたり96,784円)の破格値で売却。さらに選手村用地の盛土や防潮堤、上下水道、道路も、都が負担しています。
たくさんの税金が使われているようですが、2020年の東京オリンピック閉幕後も、利用可能な施設に作り変えられるプロジェクトが企画されています。
東京オリンピックが終われば廃墟となる。人口の多い東京に限ってまさかこのようなことにはならないとは思いますが、持続可能な都市開発に期待したいですね。
会場や選手村を再開発することで、その後も世間の話題を集めることができれば、東京オリンピック閉会後の株価も、さらに上昇することが予想されます。
すでにオリンピックに意欲満々!スポーツに関連する銘柄
東京オリンピック関連銘柄として絶対に見逃すことができないのが、スポーツ関連株です。
スポーツ関連株の中でも、アシックス<7936>とミズノ<8022>が注目。この2社は世界的に有名なブランドであることから、海外投資家の人気も高い銘柄です。
2016年夏季開催のリオオリンピックでも、五輪開催とともに株価が上がりました。アシックスは国内最高位スポンサーである「ゴールドパートナー」の契約を大会組織委員会と結んでおり、広告やCMでのアピールも増えそうです。
また水泳やダンス、フィットネスなどの運営やコーチングなど、幅広く手がけるセントラルスポーツ<4801>に注目。ただのスポーツクラブではなく、オリンピック選手を育成する企業です。
この企業の選手が東京オリンピックでメダルを取れば、メダリスト輩出の話題性から株価が上がることも考えられます。
またメダリスト輩出の実績からスクール生が増え、オリンピック後の増益にもつながるでしょう。
オリンピック選手といえばALSOK(綜合警備保障)の理由!
オリンピック選手を多数抱える企業といえば、ご存知セキュリティーのALSOK<2331>です。
防犯対策の需要の高まりとともに、順調に株価を上げてきたALSOKですが、柔道やレスリングなどの選手を抱えるスポーツ活動にも熱心なのはご存知のとおり。
有名選手たちが豪華な顔ぶれで出演する、ちょっとクスッと笑ってしまう微笑ましいCMでも有名ですね。
CMからもわかる通り、たくさんの優秀なオリンピック選手を抱えている企業ですから、2020年の東京オリンピックでも大きな注目を集めそうです。
ALSOKはオリンピック選手の輩出だけでなく、研究開発にも意欲的です。新しいセキュリティーシステムの開発に取り組み、警備の新しい形を創造しているんですよ。
・・・・・・僕はスポーツが苦手ですが。
オリンピック関連株を買うならNISAがおすすめ!
投資家なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?NISA(ニーサ)※は個人投資家がオトクに株式投資をできる制度です。
少額投資非課税制度のこと。配当金や売却益などにかかる20.315%の税金が免除され、確定申告もいらないので投資家の人気が高まっています。2016年から120万円まで非課税枠が拡大しました。
NISAを利用するうえで特殊なルールもあります。NISAについてよく理解して、非課税の恩恵を活用しましょう。
NISAについての詳しい解説は「NISA(ニーサ)とは?株初心者が知るべきメリットとデメリット」をお読みください。
なぜ東京オリンピック関連銘柄を買うのにNISAがおすすめなのでしょうか。
それはNISAが長期投資に向いているからです。NISAは、株を最初に買った年から数えて、5年間の非課税期間が得られます。
オリンピック開催までの期間を考えると、今購入する株を長期に保有するのにとても都合がよいのです。
NISAの口座は一人一口座しか作れないが、証券会社を変えることは可能だぞ!
このように桜井先生もおすすめのSBI証券は、ネット証券ダントツのNISA口座開設数を誇るネット証券です。
SBI証券のNISAなら国内株式の買付手数料・売却手数料、海外ETFの買付手数料がずっと無料。
NISAで投資するのにピッタリの対象投資信託の取扱本数もトップクラスです。
まだNISA口座を開設していない人は、ぜひSBI証券のNISA口座を検討してみてくださいね。
オリンピックの経済効果とは!?過去のオリンピックから徹底解析
オリンピックが開催されると莫大な経済効果をもたらす、というオリンピックの経済神話は、1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックから端を発しています。
高度経済成長期に開催された当時の東京オリンピックは、相乗的な経済効果により、考えられていたよりもはるかに莫大な利益がもたらされました。
そこで過去の東京オリンピック開催時の、日本の経済状況について紹介します。
1960年代の日本は高度経済成長のまっただ中だった
1960年代の日本は高度経済成長のまっただ中でした。日本経済は1960年に池田内閣が施策した、国民所得倍増計画の流れに乗って大きく飛躍しています。
なにより東京オリンピックをカラーで見たいために、カラーテレビを購入する人が多かったといわれています。
また東京オリンピック開催にともない、国立競技場や日本武道館などの競技場、新幹線や高速道路などのインフラ整備が急ピッチで進められ、この時のオリンピック特需で日本は経済大国の仲間入りを果たしました。
2016年の現在も、4年後に迫った東京オリンピックの競技場について未だに決定しないことが問題視されていますね。
しかし過去の東京オリンピックも会場をどこにするかでかなり揉めました。その結果、開催直前までの突貫工事で会場を完成させたということです。
オリンピックが経済成長のきっかけとなった理由はシステム開発にある
これは「平成24年度年次経済財政報告」の「国民経済計算」を参考に作成した、東京オリンピック開催付近における名目GDP(国内総生産)の推移グラフです。
このようにきれいな右肩上がりに経済成長を遂げられた裏側には、東京オリンピックをきっかけにした、インフラ整備などの街づくりが大きく関係しているといえます。
当時の日本には物作りのアイデアが溢れ、それをうまく取り入れたおかげで生産性を上げる手助けをしました。
当時の東京オリンピックは、いわばそれら経済発達の潤滑油のような役割を果たしていたともいえます。
過去のオリンピックでも注目された大成建設<1801>
2020年の東京オリンピックで、これから上がる可能性のある銘柄を紹介しましたが、1964年の東京オリンピックではどんな企業が注目されたのでしょうか。
その企業とは、大成建設です。国立競技場の建設などを手掛けたことで、オリンピックの代表銘柄として大きく躍進し、大手ゼネコンとしての確固たる地位を確立しました。
- ホテルニューオータニ
- 東海道新幹線
- モノレールや首都高
ほかにもこのような大きな建設事業に関わり、日本一の大手ゼネコンへと成長していったのです。
2020年の東京オリンピックは経済効果は期待はずれ?期待通り?
1964年の東京オリンピックとの背景の違いが明らかになることで、2020年の東京オリンピックの経済効果にあまり期待が持てないという考え方もあります。
2020年の東京オリンピックが期待はずれに終わるかもしれない理由は、以下のようなものが上げられます。
- 日本経済は成熟期をすぎ、経済も頭打ち傾向にある
- 少子高齢化が進み、労働人口が減少しているため飛躍的な成長が見込めない
- 物作り産業が海外に拠点を移しているため、国内の雇用につながらない
1964年当時、都市開発が発展途上の状態でオリンピックが開催されました。そのためイベントが都市開発のきっかけを作ったといえます。
現在の東京はどうでしょうか?これ以上、開発するところがないほど成熟していますね。
前回の東京オリンピックと比較すると、2020年の東京オリンピックは経済成長や景気回復として、あまり期待できるものではない、という見方もあります。
しかしそうならないために、東京都はできるだけ施設の再利用を行う企業努力を指示し、持続可能な都市開発を目指しています。
また東京オリンピック開催までの日本の株価がどうなるのか気になりますね。他国で開催されたオリンピックの例を取り、オリンピック開催までの株価の変動について解説します。
個人投資家にはまたとないチャンスだが、オリンピックが一時的な好景気に終わらないためには、政府や企業による努力が必要なんだ。
他国で開催されたオリンピックによる株価推移を振り返る
東京オリンピックが開催されるまでの株価がどのように推移するのか、投資家としては気になるところです。
そこで他国で開催された、オリンピック開催前から開催後の株価は、どう推移したのかを見ていきたいと思います。
リオオリンピックでブラジルのベンチマークは堅調に推移!
2016年にブラジルのリオデジャネイロで開催された「リオオリンピックは記憶に新しいですね。
さてリオオリンピックが終わり、現在のボベスパ指数(ブラジルの代表的な株価指標)はどうなっているのでしょうか?
オリンピック開催とともに急激に株価が上がり、閉会後はやや下落傾向にありました。しかしすぐに上昇に転じています。
ブラジルは1964年の東京オリンピックのときのように、うまくイベントを利用して経済成長につなげることができました。
理想的な株価上昇の波に乗っているブラジル株は、これからも期待大です。
歴代五輪開催地が語る「オリンピック後の株価の下落は一時的」
リオオリンピックだけが例外ではありません。
下のチャートは各都市で開催されたオリンピック付近の株価を表しています。
2008年頃のリーマンショックが世界的な株価下落を招いたものの、どの市場の株価もオリンピック前に、大きく株価を上げていることがわかります。
2020年開催される東京オリンピックでも、開催前に大幅に株価が上昇することは、ほぼ間違いないといえるでしょう。
また、開催後の株価も、ほとんどの市場で上昇傾向にあります。各国の株価動向を見るかぎり、オリンピック景気がいい刺激になり、株式市場の流動性に貢献することは確かなことです。
観光客へのアピールを効果的にすることで、オリンピック開催後の観光客の呼び込みにつながり、観光産業発展にも期待がもてます。
イベントにうまく便乗することができれば予想以上の経済効果が期待できそうです。今後オリンピックが運んできた景気に乗って、株価が大きく飛躍することに期待したいですね。
東京オリンピック開催後は大阪万博関連銘柄に期待!
2020年までまだ間があるため、あまり差し迫った印象を受けませんが、投資の世界では先手必勝はいうまでもありません。有望なオリンピック関連銘柄を「誰よりも早く買う」ことが、割安株を手に入れるチャンス。株価が上がり始めてからでは遅いのです。
また「東京オリンピックなんて失敗するに決まってる」と冷ややかに分析する経済評論家もいますが、経済評論家が悲観的な評価を下すときは、決まって「投資家にとって買い」のサインであるという見方をしている人もいます。
2020年東京オリンピックが閉会したあとの株価低迷を憂うこともありません。「次は大阪!」と、今度は大阪が2025年の万博開催の誘致を狙っています。誘致が決まれば、オリンピック後の経済不況に陥るリスクも減ります。
投資家には嬉しいイベント関連株についての話題は、今後も世間を賑わし、しばらくは尽きそうにありませんね。