つみたてNISAをどこの金融機関で始めるべきか、迷ってはいませんか?
つみたてNISAを始めるには、専用口座の開設が必要。
口座開設は無料で可能ですが、1人1口座しか持つことができません。
金融機関の変更は1年単位でしかできないため、慎重に選ぶ必要があります。
なかでもオススメなのがSBI証券。
SBI証券なら100種類以上の銘柄を選択可能。
つみたても100円からできるため、初心者でも始めやすいのが特徴です。
この記事では「SBI証券でつみたてNISAを始めるメリット」、「SBI証券のつみたてNISAのオススメ銘柄」を紹介。
口座開設を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
つみたてNISAとは運用利益が非課税になる制度のこと
まずは「つみたてNISA」について、おさらいしておきましょう。
つみたてNISAとは、投資によって得た利益が非課税になる制度のことです。
投資できるのは年間40万円まで。
投資対象は投資信託(ETF)に限られます。
本来、投資によって獲得した利益には20.315%の税金がかかりますが、つみたてNISAを利用すれば、それが無料になるのです。
銀行預金に比べて将来的な資産が増える可能性もあり、税金もかからないため、大変お得な制度といえるでしょう。
つみたてNISAについては、次の記事でも詳しく紹介しています。
SBI証券でつみたてNISAをはじめるメリット
SBI証券でつみたてNISAをはじめると、次のようなメリットがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
投資信託の種類が豊富で、少額から積み立てが可能
SBI証券の商品ラインナップは100種類以上。
たくさんの選択肢の中から自分に合った商品を選ぶことができます。
「たわらノーロード」や「ひふみプラス」など、人気のある商品も購入可能です。
また、最低積み立て価格も100円なので、少ない資金でも投資を始めることができますよ。
金融機関 | 商品数 | 最低積立金額 |
---|---|---|
SBI証券 | 151 | 100円 |
楽天証券 | 151 | 100円 |
マネックス証券 | 148 | 100円 |
ゆうちょ銀行 | 8 | 1,000円 |
三菱UFJ銀行 | 12 | 1,000円 |
積み立て頻度が選べる
SBI証券なら、積み立て頻度が「毎日」「毎週」「毎月」の3種類から選べます。
積立の頻度 | 積立のタイミング |
---|---|
毎日コース | 毎営業日(土日祝日を除く) |
毎週コース | 毎週、月~金曜日の中で好きな曜日 |
毎月コース | 毎月、好きな日付 |
自分のスタイルに合わせて、積み立ての頻度・タイミングを選ぶことが可能です。
非課税枠をギリギリまで使える
SBI証券のつみたてNISAには、「NISAぎりぎり注文」という機能があります。
これは、つみたてNISAの投資可能額(年間40万円)に合わせて自動で購入金額を調整してくれるサービスのこと。
自分で積み立て金額の変更をしなくても、自動で投資可能枠を上限まで使ってくれるので、非常に便利です。
非課税枠を最大限に利用できるので、ぜひ活用しましょう。
「カートつみたて」機能で利用状況がわかりやすい
SBI証券には、つみたてNISA専用画面があります。
この画面の「カートつみたて」という機能では、投資可能枠の残高や、運用しているファンドの設定が一目で分かるようになっていて便利。
積み立てコース、設定金額、NISAぎりぎり注文の利用状況などをまとめて設定できる「一括設定ツール」もあり、管理も楽です。
1ヶ月のつみたて金額が、NISA投資可能額(年間40万円まで)に収まるかどうかチェックできる機能もあります。
つみたてNISAの非課税枠を使い切るためにはありがたい機能ですね。
投信マイレージポイントが貯まる
SBI証券には、対象の投資信託を保有しているだけでSBIポイントが貯まる「投信マイレージサービス」があります。
投資信託の月間保有額に応じてポイントが付与され、貯めたポイントは現金や商品に交換できるのです。
ポイント付与率は投資信託の保有額が1,000万円未満の場合は年率0.1%、1,000万円以上の場合は年率2%です。
ただし一部の投資信託は、ポイント付与率が固定されているので注意してください。
ポイント付与率 | 銘柄 |
---|---|
0.05% | ・One-たわらノーロード ・大和iFree など全111本 |
0.03% | ・楽天・インデックス・バランスファンド など全13本 |
なし | ・SBI先進国株式インデックスファンド ・SBI新興国インデックスファンド |
ちなみに、ETFはポイント対象外です。
SBI証券で購入できるオススメのインデックス投信
SBI証券で購入できる、オススメのインデックスファンドを紹介します。
インデックスファンドとは、特定の株式指標(インデックス)に連動することを目指した投資信託。
信託報酬※が安く、大幅な価格変動も少ないのが特徴です。
投資信託を運用している間にかかる手数料。管理手数料とも呼ばれます。
ここで紹介するインデックスファンドは次のとおりです。
eMAXIS Slimシリーズは業界でも最安値の信託報酬!
eMAXIS slim(イーマクシススリム)シリーズは、「三菱UFJ国際投信」が運用するインデックスファンド。
信託報酬は業界でもトップクラスの安さです。
とくにバランスファンド※の「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の信託報酬は0.17%で、ほかのファンドより大幅に割安。
さまざまな投資対象に分散投資するファンドです。国内株式や外国株式などがバランスよく組み込まれています。
バランスファンドについては「バランスファンドのメリットとデメリット、注意点を解説!」で解説しています。
SBI証券でつみたてNISAを始める際、まず購入を検討すべきシリーズでしょう。
銘柄 | 信託報酬 |
---|---|
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | 0.1674% 以内 |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 0.1674% 以内 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.11772%以内 |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 0.15336%以内 |
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) | 0.15336%以内 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.1728%以内 |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 0.20412%以内 |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 0.17172%以内 |
大和 iFreeシリーズ
iFreeシリーズは、大和投信が運用するインデックスファンド。
ラインナップは全8種類でeMAXIS Slimシリーズと並んでいます。
「iFree JPX日経400インデックス」など、eMAXIS Slimシリーズでは取り扱いのない種類の銘柄も。
ただし信託報酬はeMAXIS Slimシリーズより、少々高めです。
銘柄 | 信託報酬 |
---|---|
iFree日経225インデックス | 0.17172% |
iFreeTOPIXインデックス | 0.17172% |
iFreeJPX日経400インデックス | 0.2106% |
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジなし) | 0.2052% |
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり) | 0.2052% |
iFreeS&P500インデックス | 0.243% |
iFree新興国株式インデックス | 0.3672% |
iFree8資産バランス | 0.2376% |
この2つ以外にも「たわらノーロード」シリーズは選択肢となるでしょう
このファンドもiFreeシリーズと並ぶ低い信託報酬の設定です。
SBI証券で購入できるオススメのアクティブ投信
アクティブファンドとは、特定の株式指標以上の実績を目指して運用される投資信託のこと。
インデックスファンド以上の値上がりが期待できる一方、大幅な値下がりも考えられます。
手数料もインデックスファンドと比べると高めです。
アクティブファンドについて詳しくは、「アクティブファンドとは?インデックスファンドとの違いを比較します」をご覧ください。
高い運用実績のひふみプラス
ひふみプラスは、「レオス・キャピタルワークス」が運用するアクティブファンド。主に国内外の上場企業を投資対象としています。
ひふみプラスの特徴は高い運用実績です。
基準価額は5年で99.51%上昇。
大幅なリターンを実現しています。
2019年4月時点で、SBI証券の「投資信託販売金額ランキング」の第3位にも入っている人気の高さです。
SBI証券のつみたてNISAに興味を持った方は、こちらの記事も参考にして、ぜひSBI証券に口座開設をしてみてくださいね。
SBI証券なら初心者もつみたてNISAを始めやすい!
SBI証券のつみたてNISAは、商品ラインナップが業界でもトップクラス。
100円からつみたて可能なので、投資初心者にもオススメの証券会社です。
銘柄選びに迷った場合は「eMAXIS Slim」や「大和 iFree」など、信託報酬が安いものを選びましょう。
とくにバランスファンドは管理が簡単で、リスク分散も自動で行ってくれるので、初心者にも選びやすい商品です。
SBI証券でつみたてNISAを始めて、長期で資産を増やしましょう。