投資をする上で、投資情報は売買を決める判断基準のひとつです。証券会社を選ぶなら、利用できる投資情報も確認しておきましょう。
楽天証券には無料で利用できる投資情報が多いというメリットがあります。
なかでも日経テレコンや会社四季報を無料で利用できるのは魅力的。
そのほかにも投資情報サービス「Longine(ロンジン)」の決算速報や、市場の動向や経済関連のスケジュール、個別銘柄のレポートなどが取り上げられる「バロンズ拾い読み」も無料でチェックできるんですよ。
ここでは楽天証券で利用できる投資情報について詳しく紹介しています。
楽天証券のメリットその1、経済ニュースが無料で読める!
楽天証券では「日経テレコン(楽天証券版)」やニュースを無料で閲覧できます。
特にマーケットスピードを利用しているなら、指定した銘柄や期間によってニュース検索もできるんですよ。
- 日本経済新聞社(日経テレコン)
- ロイター・ジャパン(ニュース)
- フィスコ(ニュース・市況状況)
- 東洋経済新報社(四季報速報)
次の項目からそれぞれの内容を詳しく見てみましょう。
日経テレコン(楽天証券版)
スマホ株アプリiSPEEDなら、日本経済新聞社が提供しているビジネスデータサービス「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で利用できます。
日経テレコン(楽天証券版)で利用できるサービスは、次のとおりです。
- 日経経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなどの閲覧
- 過去1年分の新聞記事検索
- 日経速報ニュースの閲覧
日経テレコン(楽天証券版)は、iSPEED(iPhone・Android)やマーケットスピード(Windows・Mac)で利用できます。
楽天証券の口座を持っていればiSPEEDは無料で利用できますが、マーケットスピードは3カ月ごとに利用料2,500円がかかるので注意が必要です。
マーケットスピードを無料で利用する条件については「マーケットスピードはフル板も無料に!高機能ツールを無料で使う方法」で紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
ロイター・ジャパン
マーケットスピードを利用すれば、国際マルチメディア通信社トムソン・ロイターが提供するニュースをチェックできます。
ニュース内容は次のとおりです。
- 株式関連
- アジア市場関連
- 為替マネー
- 金利関連
- ユーロマネー
- 米株関連
ロイターニュースは、海外のニュースを多く取り上げているので、特に海外株の購入をする場合はぜひチェックしてくださいね。
楽天証券で海外株式については「楽天証券の海外株式」で紹介しています。
フィスコ
フィスコ社はニュースや市況速報を提供しています。
フィスコ市況情報はマーケットスピードで利用可能。ニュースはWeb上で読むことができます。次のリストは、提供されているニュースの一部です。
- 指標フラッシュ
- 要人発言・経済指標
- ドル・円東京市場概況
- 週刊為替見通し
- 為替市場オープニングコメント
- デイリー金&原油コメント
またフィスコ社のニュースは、後ほど紹介する投資情報メールサービス「マーケットアロー」でもチェックできます。
四季報速報
四季報速報は、東洋経済新報社が提供する記事の配信サービスです。主要300社を中心に配信されています。
四季報速報では「会社四季報」掲載前の情報を、Webやマーケットスピード上で閲覧することが可能。
四季報の内容をいち早くチェックできますよ。
楽天証券のメリットその2、投資情報が充実!四季報やロンジンも無料
楽天証券は投資関連のニュース以外にも、投資情報が豊富です。
- 会社四季報
- バロンズ拾い読み
- Longine(ロンジン)決算速報
- QUICKリサーチネット
会社四季報やバロンズ拾い読み、Longine(ロンジン)の決算速報は、利用料がかかりません。またQUICKリサーチネットは月額300円(税抜)で利用できます。
次の項目で、それぞれの内容を詳しく紹介していきますね。
会社四季報
楽天証券なら東洋経済新報社の会社四季報のデータを、無料でチェックすることができます。
会社四季報はウェブ、マーケットスピード(Windows・Mac)、iSPEED(iPhone・Android)で利用可能。
会社四季報の刊行は3・6・9・12月の年4回で、最新版の情報は発売日の早朝に更新されます。
バロンズ拾い読み
楽天証券の口座を持っていれば、投資情報サービス「バロンズ拾い読み」を無料で読むことができるんですよ。
「バロンズ拾い読み」はダウ・ジョーンズ社が発行している投資週刊誌「バロンズ」の中から、日本の投資家にも役立つ記事を厳選し、機関投資家向けに提供されているレポートです。
米国市場だけでなく、日本市場の投資にも役立つ分析記事が充実しています。
「バロンズ拾い読み」は毎週火曜日に更新され、次のような情報をチェックすることができるんですよ。
- 新興国市場投資情報
- ETF情報
- 米国株式市場
- 中国銘柄 など
2016年のアメリカ合衆国大統領選挙の際には、ドナルド・トランプ氏が当選した場合に買われる銘柄を予想した記事など、大統領選の特集もありました。
投資には情報が必要不可欠です。しかし日本の経済紙だけでは海外株の情報は十分だと言えません。
「バロンズ拾い読み」なら米国の投資週刊誌を抜粋・要約し、日本語に訳したものなので、海外株の情報を補うことができます。
「バロンズ拾い読み」は特に米国株の購入を検討している人に、オススメの情報サービスですよ。
Longine(ロンジン)決算速報
「Longine(ロンジン)」とは、ナビゲータープラットフォーム社が提供する投資情報サービス。
ロンジンは通常月額1,080円の有料サービス(IR情報を除く)ですが、楽天証券ならそのうちの決算速報を無料で読むことができるんです。
基本的には寄付き前に配信されるので、アナリストの分析を参考にした上で決算発表後の売買を行えます。
QUICKリサーチネット
QUICKリサーチネットとは、QUICK企業価値研究所(株式会社QUICK)が発信するアナリストレポートと企業関連データベースを合わせたオンラインレポートサービスです。
月額300円(税抜)で、会社情報やQUICKコンセンサス※などをチェックすることができます。
証券会社やアナリストが、聞き取りや財務分析を基に算出した業績予想の平均値のこと。この集計を株式会社QUICKが行っています。
QUICKリサーチネットで会社情報として配信されているレポートは、次のとおりです。
- 要点レポート
- 詳細レポート
- 業種・投資戦略レポート
- IPOレポート など
楽天証券のメリットその3、海外の株価や投資情報メールを利用可能!
楽天証券では米国や中国のリアルタイム株価を確認することができます。
米国株式リアルタイム株価は月額1,000円(税抜)で、ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している楽天証券取扱銘柄の株価をチェックできるんです。
過去1カ月に手数料が発生する米国株式の約定が1回以上あれば、無料で利用できます。
中国株式リアルタイム株価は申請が必要ですが、無料で利用可能。
香港証券取引所や上海証券取引所に上場している楽天証券取扱銘柄の株価をリアルタイムでチェックできるんですよ。「楽天証券の海外株式」も参考にしてください。
また投資情報のメール配信も行っています。メールサービス「マーケットアロー」の内容を、次の項目で詳しく見てみましょう。
マーケットアロー
「マーケットアロー」は、無料で利用できる投資情報メールサービスです。
サービス概要は次のとおり。
ニュース提供元 | ・株式会社フィスコ |
---|---|
配信情報 | ・国内市場 ・為替市場 ・海外市場 |
利用料 | ・無料 |
利用資格 | ・楽天証券の口座 |
登録可能な メールアドレス数 |
・1件 |
登録可能な メールアドレス種類 |
・PCメールアドレス ・モバイルメールアドレス |
配信される情報は、次の29種類から選べます。
種類 | |
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国内株式市場 (10種類) |
<毎営業日に配信> ・オープニングコメント ・外資系証券注文状況 ・前場の寄り付き概況 ・ランチタイムコメント ・後場の投資戦略 ・後場の寄り付き概況 ・クロージングコメント ・マザーズ市況 ・JASDAQ市場 <毎週金曜日に配信> |
為替市場 (5種類) |
<毎営業日に配信> ・為替市場オープニングコメント ・今日の海外市場を読む <随時配信> <毎週金曜日に配信> |
海外市場 (14種類) |
<毎営業日に配信> ・NYオープニングコメント ・NY金融市場動向 ・デイリー金・原油 ・NYコモディティデータ ・昨日のアジア市場 ・香港・中国市場見通し ・香港市場・大引け概況 ・中国本土市場・午前の概況 ・中国本土市場・大引け概況 ・インド市場見通し ・インド市場寄り付き概況 ・インド市場・大引け概況 ・アジアインデックス一覧(午後2時) ・アジアインデックス一覧(午後6時) |
マーケットアローでは29種類のなかから好きなものだけ、いくつでも配信を希望できます。
楽天証券のインタビューは「楽天証券に取材!高機能ツールや人気のサービスについてインタビュー」でお読みいただけます。
楽天証券ではセミナーの開催もしており、ネット上だけでなくリアルでも有識者から情報を得ることができます。次の記事で楽天証券のセミナーについて紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
楽天証券なら無料で利用できる投資情報が豊富
楽天証券はマーケットスピードやiSPEEDなど、取引ツールも魅力的ですが、投資情報の豊富さもメリットのひとつです。
無料で利用できる投資情報は次のとおり。
・日経テレコン
・ニュース検索(ロイター、フィスコ、四季報速報など)
・会社四季報
・バロンズ拾い読み
・Longine(ロンジン)の決算速報
・マーケットアロー
日本市場だけでなく、海外市場の投資にも役立つ情報が満載です。
投資情報は売買を検討する上で必要な判断材料のひとつです。有料の投資情報を買うのも良いですが、無料で知れる情報が多いに越したことはありませんよね。
投資情報の多さで選ぶなら、楽天証券がおすすめです。
まだ楽天証券の口座を開設していない場合は、「楽天証券の口座開設にかかる期間は最短3日!メリットや機能も解説」の記事を参考に開設してくださいね。
すでに楽天証券を利用している人も、知らなかった機能があれば、ぜひこれから利用してみてください。
投資をする上で、その投資先の情報収集は欠かせない。最新のニュースをいち早くチェックできる環境を作ることが大切だ。