ワンタップバイ(One Tap BUY)は、1,000円から株を購入できるスマホユーザー向けの証券会社です。
ワンタップバイで買うことができる銘柄は、任天堂やマイクロソフト、ウォルトディズニーカンパニーなど、あなたの知っている有名企業ばかり。
これらの有名企業は1単元100株という単元株で買おうと思うと数十万、数百万という元手が必要な銘柄が多いです。
しかしワンタップバイなら、多額の投資資金が必要な銘柄でも、たった1,000円から株主になれます。
これならあなたのお小遣いをほんの少し節約するだけ。節約した分を投資に充て、お金を増やすこともできるんですよ。
ここではスマホで手軽に投資を始められるワンタップバイの取扱銘柄やサービス内容、口座の開設方法、入金方法、購入方法について、詳しく紹介します。
ワンタップバイ(One Tap BUY)4つの特徴とサービス内容
ワンタップバイ(One Tap BUY)とは、株式会社One Tap BUYが提供する証券取引アプりのこと。2016年6月1日より配信されています。
「1,000円単位での購入」、「1.銘柄選択、2.金額指定、3,購入確定」という3STEPだけで株取引ができるなど投資初心者に配慮した設計が特徴です。
サービス開始当初は米国株しか取引できませんでしたが、後に日本株や積立投資も可能となりました。現在は「One Tap BUY日本株」「One Tap BUY米国株」「積み株」「One Tap BUY10倍」という4つのアプリを提供中です。
ワンタップバイには、ほかの証券会社にはないサービスが多数あります。まずはその特徴から見てみましょう。
それぞれ詳しく紹介していきますね。
ワンタップバイなら、1,000円から株取引を始められる
ワンタップバイでは、1,000円単位※で株取引を行います。
一方でワンタップバイは「株単位」ではなく「金額単位」での取引。自分で決めた金額分だけ株を購入できるので、無理なく投資を続けることができます。
1,000円から株式を購入できるのは相対取引を採用しているからです。相対取引とは市場を介さずに投資家同士が直接取り引きをすること。事前に株式会社One Tap BUYが単元株単位で株式を仕入れ、それをユーザーへ切り分けて提供しているのです。
例えば1株5,000円の銘柄をOne Tap BUYが100株購入。1,000円で購入したいユーザーが現れたら、0.2株分をOne Tap BUYがユーザーへ提供します。
ワンタップバイなら大企業の株を購入可能
ワンタップバイで取り扱っている個別銘柄は、日本株と米国株それぞれ30銘柄です。
日本株の場合は楽天やヤフー、米国株の場合はアップルやアマゾンなど大企業の銘柄を購入可能です。同じくワンタップバイの「まるごと日本株」では、3種類のETF※商品を取り扱っています。
上場投資信託のこと。投資信託が上場しているので、通常の株取引と同様に、取引可能な時間内であれば、リアルタイムな値段での売買が可能です。
ETFについて詳しく知りたい場合は、「ETFとは?仕組みやメリットをわかりやすく解説」を読んでみてくださいね。
個別銘柄はどれも一度は耳にしたことがある有名企業ばかりです。
日本株の個別銘柄を見てみましょう。ワンタップバイが取り扱っているのは、次の30銘柄です。
分類 | 銘柄 |
---|---|
メーカー | ・<1928>積水ハウス ・<2269>明治ホールディングス ・<2503>キリンホールディングス ・<4452>花王 ・<4502>武田薬品工業 ・<4911>資生堂 ・<5108>ブリヂストン ・<5332>TOTO ・<6752>パナソニック ・<6758>ソニー ・<6861>キーエンス ・<6954>ファナック ・<6981>村田製作所 ・<7201>日産自動車 ・<7203>トヨタ自動車 ・<7267>本田技研工業 ・<7453>良品計画 ・<7751>キヤノン ・<7974>任天堂 ・<8113>ユニ・チャーム ・<9983>ファーストリテイリング |
小売 | ・<3382>セブン&アイホールディングス ・<9843>ニトリホールディングス |
サービス | ・<4661>オリエンタルランド ・<6098>リクルートホールディングス ・<9064>ヤマトホールディングス ・<9735>セコム |
ソフトウエア | ・<4689>ヤフー ・<4755>楽天 |
金融 | ・<8411>みずほフィナンシャルグループ |
ワンタップバイが取り扱っている米国株は、次の30銘柄です。
分類 | 銘柄 |
---|---|
メーカー | ・<AAPL>アップル ・<CAT>キャピタラー ・<CSCO>シスコシステムズ ・<KO>コカコーラ ・<XOM>エクソンモービル ・<GPS>ギャップ ・<GM>ゼネラル・モーターズ ・<HPQ>エイチピー・インク ・<IBM>IBM ・<INTC>インテル ・<MDLZ>クラフトフーズ(モンデリーズ・インターナショナル) ・<NKE>ナイキ ・<PG>P&G ・<PFE>ファイザー ・<XRX>ゼロックス ・<TSLA>テスラ |
小売 | ・<COST>コストコ ・<SBUX>スターバックスコーポレーション |
サービス | ・<BA>ボーイング ・<DIS>ウォルトディズニーカンパニー ・<MCD>マクドナルド ・<TWX>タイムワーナー |
ソフトウエア | ・<AMZN>アマゾンドットコム ・<GOOGL>アルファベット ・<FB>フェイスブック ・<MSFT>マイクロソフト ・<TWTR>ツイッター |
金融 | ・<GE>GE ・<V>ビザ |
ワンタップバイの「まるごと日本株」で取り扱っているETF商品は、次の3種類です。
- <1321>225投信(日経225連動型上場投資信託)
- <1570>日経レバETF(日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信)
- <1571>日経インバETF(日経平均インバース・インデックス連動型上場投信)
これらの違いは、次の表のとおり。
ETF | 儲かるタイミング |
---|---|
225投信 | 上がったら儲かる |
日経レバETF | 上がったら2倍儲かる |
日経インバETF | 下がったら儲かる |
225投信では、日経平均株価の225銘柄に分散させて投資を行います。分散投資を行うことで個別銘柄に投資するよりもリスクが減少するので、長期売買向きです。
日経レバETFは、日経平均の値の動きに対して2倍動きます。下がるときも同様に動きますが、値動きが大きいので短期売買には向いているんですよ。
日経インバETFは「日経平均が下がると値が上がる」のように、日経平均とは逆に動きます。市場全体の株価調整で活躍するのが、このファンドです。
日経レバETFと日経インバETFについては、次の記事も読んでみてくださいね。
また2017年12月からは米国のETFも取引可能となりました。
- SPDR(スパイダー)S&P500 ETF
- Direxion Daily S&P500 Bull 3X ETF
- Direxion Daily S&P 500 Bear 3X ETF
特にSPDR(スパイダー)S&P500 ETFはNYダウと並ぶ米国の代表的な株価指数「S&P500」と連動するETF。S&P500は安定したパフォーマンスをほこるベンチマークで非常に人気が高くなっています。
S&P500については「S&P500とは?NYダウとの違いやおすすめ投資信託とETFも紹介」で解説しています。
米国株なら24時間取引可能
ワンタップバイは相対取引です。投資家は取引所ではなくOne Tap BUY側と取引を行います。そのため注文をしたらその場で約定するのが特徴です。
- 株を買う場合は、ワンタップバイが保有する株を購入
- 株を売る場合は、売却分をワンタップバイが買い取り
即時約定が可能な、ワンタップバイの取引時間は次のとおりです。
株式市場 | 取引時間 |
---|---|
米国株 | 原則24時間 |
日本株 (ETF) |
東京証券取引所開場日の 9:00~14:59 |
米国株は基本的に24時間365日取引が可能です。
しかし米国市場が休みの時間には、一時的にワンタップバイの保有する株式が売り切れることで購入できない場合や、買取枠の上限に達することで売却できない場合もあります。
ワンタップバイなら、利益分だけ売ることができる
ワンタップバイで株を売る場合、方法は3種類です。
- 利益分売る
- 全額分売る
- 金額指定で売る
「利益分を売る」指定も業界初で、ワンタップバイならではのサービス。
例として評価額が10,158円、含み損益が+158円の場合を見てみましょう。
「利益分売る」を選択すれば、158円分だけ売却することが可能。
同じ場合に、「全額分売る」を選択すれば、10,158円分すべて売却できます。
購入時と同様に、1,000円単位で金額を指定して、好きな分だけ売却することもできるんですよ。
ワンタップバイ(One Tap BUY)では積立、CFD取引、IPOもできる!
ワンタップバイでは日本株や米国株以外にも、「積立投資」「CFD取引(差金決済取引)」「IPO」という取引が可能です。
それぞれの取引の特徴を見ていきましょう。
ワンタップバイの「積み株」を利用すれば、米国株への積立投資も可能
ワンタップバイには米国株の積立を行う「積み株※」もあります。
ワンタップバイが提供する、「株式自動積立投資」専用のスマートフォンアプリのこと。
「日本株」や「米国株」同様に、金額指定で積立が可能です。
「積み株」は、米国株式30銘柄から好きな企業を選んで、自分に合ったスケジュールと金額を指定するだけ。
毎週、毎月、毎年など積立頻度も自由に設定できます。
外国株式の個別銘柄を自動的に購入し、積み立てられるのも業界初のサービスです。
またワンタップバイの積立は、休止や終了、売却も自由に行えます。
売却も24時間可能です。
ワンタップバイのCFD取引は1万円から!
ワンタップバイは2018年9月10日より「One Tap BUY10倍CFD」の提供を開始しました。
このアプリを使えば証拠金1万円からレバレッジ10倍をかけたCFD(差金決済取引)取引※が可能となります。
Contract For Differenceの略称。現物資産の受け渡しを行わず、売買の差額分だけを決済する取引です。利益が出た場合は利益分、損失が出た場合は損失分のみを決済します。詳しくは「CFD取引とは?高レバレッジで効率よく大儲けできる差金決済取引」で解説しています。
取り扱い商品や取引時間などの特徴は次のとおりです。
取り扱い商品 | ・日本225(シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)に上場した日経225先物の株価指数先物の市場価格に連動)
・米国500(シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)に上場したE-miniS&P500の株価指数先物の市場価格に連動) |
---|---|
取引可能時間 | 月曜から金曜の8:00~翌6:00。 米国夏時間(サマータイム)の場合は月曜から金曜の7:00~翌5:00まで。 |
手数料 | 無料(市場価格の0.02%が提示価格に加えられている) |
証拠金 | 1万円以上、1万円単位 |
その他 | 買い、売りどちらかでも取引可能 |
すでにOne Tap BUYの証券取引口座を持っている場合は、申込画面から必要事項を記入し、CFD取引の審査を通過するだけでサービス利用を開始できます。
ワンタップバイのIPOなら1株から参加できる!
2018年11月下旬より、1株からIPOに申し込みできるサービス「誰でもIPO」の提供が予定されています。
IPO(Initial Public Offering)とは新規公開株や新規上場株式とも呼ばれ、未上場だった企業が新規に証券取引所へ上場することです。IPO株は株価が上がりやすく、銘柄分析や売買タイミングを図らなくても利益を出せる可能性が高いことが特徴です。
IPOへの申込みは通常100株単位であり、まとまった資金が必要になります。
しかし「誰でもIPO」は1株単位でIPOの購入申し込みが可能。
少額投資でもIPOに参加できるのが最大の魅力でしょう。
IPOへの参加はにはOne Tap BUYの証券口座が必要なので、まだ口座開設をしていない人は早めに行いましょう。
ワンタップバイの手数料一覧とお得な定額プラン
ワンタップバイでは「取引手数料」「入金手数料」「出金手数料」が必要です。
ただし取引手数料は予めスプレッドとして提示価格に含まれています。入金・出金手数料についてもみずほ銀行やソフトバンクカードを利用することで節約することが可能。
また定額プランを利用すれば取引手数料を気にせず、売買が可能になるのでお得ですよ。
取引手数料はスプレッドとして提示価格に加えられている
ワンタップバイでは取引手数料が無料です。
ただしスプレッド※が提示価格に予め組み込まれており、これが実質的な取引手数料となります。市場開場時のリアルタイムの株価にスプレッドを買付時には加算、売却時には減算した値段で取引を行います。
買値と売値の差のことで、手数料相当額に値します。
日本株のスプレッドは次のとおりです。
東京証券取引所 | スプレッド(買付・売付) |
---|---|
開場している時間帯 | 0.5% |
取引所の昼休み中は、前場の終値が基準になります。
例として、株価300円の株を1,000円分購入する場合の計算方法を見てみましょう。
300円÷100×0.5%=301.5円
2、1株301.5円として1,000円分購入
1,000円÷301.5円=3.31675株
この場合、3.31675株購入できることになります。
米国株のスプレッドは次のとおりです。
NY証券取引所 | スプレッド(買付・売付) |
---|---|
開場している時間帯 | 0.5% |
上記以外の時間帯 | 0.7% |
ニューヨークの本市場の前後約4時間は電子市場※が開いています。
「e市場」や「eマーケットプレイス」とも呼ばれ、企業間で取引を行うためにインターネット上に設けられた取引所のこと。
電子市場が開場している時間の基準の値段は次のとおりです。
- 値段がついている場合は、電子市場での値段
- 値段がついていない場合は、気配値
リアルタイムのレートに1ドルあたり0.35円のスプレッドを加減したレートを適用。買付時には加算、売却時には減算します。
1回の取引金額が大きくなる場合は、ほかの証券会社で取引をしたほうが手数料が安く済むことが多いです。
しかし1万円未満の取引をする場合や利益分だけ売る場合など、取引金額が小さい場合にはワンタップバイがオススメです。
入出金手数料は「みずほ銀行」がお得!「おいたまま買付」なら送金不要
ワンタップバイの入出金には手数料が必要です。
入金方法は「専用口座への入金」もしくは「おいたまま買付」を利用します。
専用口座はワンタップバイの証券口座開設時に郵送される書類に記載の振込口座(みずほ銀行の口座)のことです。その口座へATMやインターネットバンキングを利用して入金します。
入金手数料は各金融機関の入金手数料によります。
出金手数料はみずほ銀行からの出金になり、次の手数料が必要です。
みずほ銀行宛 | 他行宛 | |
---|---|---|
3万円未満 | 100円 | 250円 |
3万円以上 | 200円 | 350円 |
みずほ銀行の口座を持っている人は、みずほ銀行の口座を使うのがお得ですね。
もうひとつの入金方法である「おいたまま買付」とは、預金口座に残高があれば証券口座への送金不要で株式が購入できるサービス。
みずほ銀行やソフトバンクがカードの口座に残高があれば、預金口座から直接株を購入できます。
連携先の銀行口座から株式などを購入する場合の、おいたまま貸付の送金手数料は次の通り。
2万円以上 | 2万円未満 |
---|---|
無料 | 1回あたり100円 |
おいたまま買付を利用できる対象は順次拡大しています。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- 南都銀行
- NTTドコモ口座
- ソフトバンクカード
ソフトバンクカード、ドコモ口座で株式などを購入する場合、1回138円(税抜)の手数料がかかりますが、2019年12月までキャンペーンにより送金手数料無料です。
2万円以上株式を購入すれば、手数料は無料。利用しない手はない!
ただし「銀行においたまま買付」を利用して取引を行う場合、金額が通常とは異なり1万円単位なので注意しろよ。
定額プランを使えば手数料を気にせず取引可能!
ワンタップバイは2018年6月18日から定額プランを導入しました。
月額料金980円(税抜)を支払えば、米国株、日本株、ETFの売買手数料・スプレッドが無料となります。
手数料のかかる都度プランの場合は、リアルタイムの株価に0.5%のスプレッドが加味された提示価格で取引を行いますが、定額プランではこれが無料となります。
取引回数の多い人や手数料が気になる人は「都度プラン」から「定額プラン」へ切り替えることで手数料を節約できます。
税金はかかるが確定申告は不要
ワンタップバイでの取引は通常の株取引同様、売買益と配当金に税金がかかります。
売買益の場合は経費を差し引いたプラスの金額に対し20.315%。配当益の場合は、日本株は20.315%、米国株の場合は現地での配当金10%が差し引かれた金額に20.315%の日本国内の税金が必要です。。
ただしワンタップバイで口座開設すると自動的に特定口座の開設をしていることになります。特定口座とは証券会社側が確定申告に必要な計算を行い、納税もしてくれる制度。
そのためワンタップバイで確定申告の手続きをする必要はありません。
確定申告が必要なのは、ほかの証券会社でも取引を行っており、損益通算をしたい場合です。
本格的に始めるなら物足りない?ワンタップバイのデメリットを紹介
ワンタップバイは少額でも取引できる、24時間取引可能など多くのメリットがあります。
しかし初心者には嬉しいメリットも、株を本格的に始めたい人にとってはデメリットになるかもしれません。
ワンタップバイの主なデメリットを紹介します。
取り扱い銘柄が少ない。
ワンタップバイの取り扱い銘柄は日本株と米国株合わせて60銘柄です。
初心者にとって選択肢の少なさはメリットですが、もっと多くの銘柄の中から選びたいと思ったらネット証券の開設が必要になってきます。
また単一の企業に集中して投資し続けることは分散投資という面から見るとリスクの高い行動です。
複数の金融資産を組み合わせ適切なアセットアロケーション※を組めば適切なリスク管理ができます。
投資資金を異なる資産(アセット)に配分(アロケーション)すること。資産には「国内外株式」「国内外債券」「不動産」「コモディティ(金)」などがあります。
入出金に手数料がかかる
ワンタップバイは入金と出金に手数料が必要です。また入金後も金額が反映されるまでに1~2時間程度かかります。
SBI証券や楽天証券などのネット証券では即時入金やリアルタイム入金と言われるサービスがあり、手数料無料で入金も即時反映されます。
入金手数料/反映 | 出金手数料/反映 | |
---|---|---|
ワンタップバイ | 自己負担/1~2時間 | 自己負担/1~2時間 |
SBI証券 | 無料/即時 | 無料/15時30分前は翌日、それ以降は翌々日 |
楽天証券 | 無料/即時 | 無料/15時30分前は翌日、それ以降は翌々日※ |
高額取引の場合はネット証券の方が手数料が安い
ワンタップバイは少額取引における取引手数料の安さがメリットです。しかし取引金額が大きくなるとネット証券の方が手数料を抑えることができます。
ワンタップバイ(都度プラン) | 楽天証券※1 | |
---|---|---|
1000円 | 5円 | 50円 |
1万円 | 50円 | 50円 |
3万円 | 150円 | 50円 |
10万円 | 500円 | 83円 |
20万円 | 1,000円 | 97円 |
楽天証券の場合、5万円以下の現物取引の手数料は税抜50円です。
そのため1万円を超えた時点で手数料に差が生じます。
日本株の場合1万円以上の取引はネット証券の方がお得です。
指値注文や逆指値注文ができない
ワンタップバイでは指値注文や逆指値注文ができないこともデメリットです。
予約注文機能を使えば東京証券取引所開場日の16時00分から翌営業日の8時59分まで、好きな価格で買付けの予約ができますが、指値注文がsできる訳ではありません。
- 指値注文:希望価格より安くなったら買う。または希望価格より高くなったら売る
- 逆指値注文:希望価格よりより高くなったら買う。または希望価格より安くなったら売る
指値注文を使えば希望価格まで株価が下がった時点で自動的に購入処理を行ってくれます。
逆指値注文を使えば上昇トレンドの始まりで株を買うことができたり、株価が下がりすぎる前に早めの損切りを行うことができます。
損切りとは購入時点よりも株価が下がり、含み損が出た段階で株を売却すること。
損切りができないといつまでも株価が下落し続け、塩漬け株※になってしまう可能性もあるので注意です。
含み損が大きくなり過ぎて売るに売れなくなってしまった株。資産を移し替えることもできないで資金効率も悪くなります。
配当金をドルで受け取れない
ワンタップバイでは保有株式数に応じて配当金を受け取ることができます。
ただし米国株の場合、受け取った配当金は日本円に転換されて口座に反映されるため、ドルのまま保有し続けることはできません。
また、そもそも配当金を実施していない企業もあるので注意しましょう。
- <AAPL>アップル
- <AMZN>アマゾンドットコム
- <TWTR>ツイッター
- <TSLA>テスラ
- <FB>フェイスブック
ワンタップバイ(One Tap BUY)の口座開設方法
ワンタップバイは口座開設費や口座管理料がかかりません。
申し込みが混み合っている場合、口座開設までに3週間程度かかることがあるので、早めに申し込み手続きをしておきましょう。
では口座開設の申し込み方法を紹介していきますね。
口座開設はスマホかパソコンからの申し込みが可能です。
マイナンバーはあとからでも提出が可能ですが、よりスムーズに手続きを完了させるために、同時に登録するのがオススメです。
マイナンバーの提出を行うために、ここではスマホからの口座開設方法を見ていきましょう。
スマホで口座開設を行う場合、ワンタップバイのアプリをダウンロードして口座開設を行う方法と、ブラウザから口座開設を行う方法があります。
生年月日を入力し、「口座開設」を選択すると、申し込みフォームの入力が始まります。
入力する内容は次のとおりです。
分類 | 入力項目 |
---|---|
基本データ | ・名前 ・会員ID ・性別 ・携帯電話番号 ・自宅電話番号(任意) ・メールアドレス |
住所・職業 | ・国籍 ・米国永住権 (グリーンカード) ・郵便番号 ・住所 ・職業 ・勤務先名、学校名 (所属部署、役職) ・内部者登録 |
資産情報など | ・取引の動機 ・投資目的 ・資産の状況 (年収、金融資産、収入の種類) ・投資経験 (現物株式、信用、先物・オプション) |
各画面で入力が済んだら、書類の確認を行います。次の内容を確認の上、チェックボックスにそれぞれチェックを入れましょう。
- 反社会的勢力でないことの確約
- 約款・規程集
- 特定口座開設届出書
次に本人確認書類のアップロードを行います。マイナンバーの入力と、マイナンバー確認書類を選択の上、画像をアップロードしてください。
顔写真付きの個人番号カードの場合、本人確認書類は自動的に個人番号カードの表面になります。それ以外の場合は、本人確認書類の選択と画像のアップロードも必要です。
最後に入力データの確認を行います。内容に誤りがないかを確認し、問題なければ「申し込む」を選択。これで申し込みは完了です。
ワンタップバイ(One Tap BUY)への入金方法
口座の開設が完了したら、次は入金です。ここでは銀行振込について紹介しますね。
銀行振込の場合、所有している銀行口座から、みずほ銀行の専用口座に送金を行います。送金方法は次の3つです。
- ネットバンキングから送金
- 銀行窓口から送金
- ATMから送金
ワンタップバイの取引画面に残高として反映されるのは、銀行が振込を受け付けたあと。反映のタイミングは、次の表のとおりです。
送金手続きをした時間 | 反映されるタイミング |
---|---|
銀行の営業時間外 | 毎営業日の朝10:30頃まで |
銀行の営業時間内 | 銀行が振込を受け付けてから約1時間以内 |
ワンタップバイでは、入出金どちらの場合も振込手数料がかかります。
注文方法は至ってシンプル!ワンタップバイで株を売買する方法
ワンタップバイのアプリをダウンロードすると、口座開設前でもデモ取引を行うことができます。アプリは次の3種類です。
- One Tap BUY日本株
- One Tap BUY米国株
- 積み株
ここでは米国株のデモ取引を使って、ワンタップバイの取引方法を見てみましょう。
デモ取引ではまず、好きなジャンルと言葉を選択します。その選択に合わせて3社がピックアップされるので、そのなかから1社を選びましょう。
選んだ企業でデモ取引を行います。まずは購入方法です。
金額を設定したら、下にある「買う」を選択。これで買い注文は完了です。
次は売却方法を見てみましょう。
金額を設定したら、下にある「売る」を選択。これで売り注文は完了です。
このようにワンタップバイのアプリはとてもシンプルで、取引も簡単なんですよ。
ワンタップバイ(One Tap BUY)で少額投資を始めよう!
ワンタップバイでの取引は1,000円単位で金額を指定するだけなので、アプリもシンプルでわかりやすいのが魅力。
また「利益分を売る」や「銀行においたまま買付」、「積み株」など業界初のサービスも多数あります。
ここまで紹介してきたワンタップバイは、次のような人にオススメです。
・少額で積立のように購入したい人
・取引が簡単でわかりやすい方がいい人
・少しの値動きで売買を繰り返したい人
・有名企業の銘柄を少しずつ購入したい人
ひとつでも当てはまった人は、ぜひワンタップバイで株取引を始めてみてくださいね。