ビットコインなどの仮想通貨(デジタル通貨や暗号通貨とも呼ばれます)の値段がかつてないほど高騰していることを、あなたはご存知ですか?
ビットコインの値段が高騰するとともに、ビットコインを取り扱う上場企業への期待も高まっています。
ビットコイン関連銘柄はいままさに旬のまっただ中、これから時流の流れをつかめば大きな飛躍が期待できるテーマ株なんです。
ビットコインに関する話題はこれから次々に飛び出す予定です。話題に乗り遅れることのないようビットコイン関連銘柄をチェックし、またとないこのチャンスを掴みましょう!
この記事ではビットコイン関連銘柄とは何なのか、また具体的にどんな銘柄があるのかを一覧形式で紹介します。
ビットコイン関連銘柄とは?話題のテーマ株を追え!
ビットコイン※が値上がりしているのは知っているけど、いきなり新しい市場に参入するのはちょっと勇気がいりますね。
インターネット上で使うことができる通貨のこと。国境や国による制約を受けず、手軽に売買できることから人気が高まっています。仮想通貨、暗号通貨、デジタル通貨とも呼ばれます。
ビットコインについて詳しくは「ビットコインとは!人気の仮想通貨についてわかりやすく解説」を参考にしてください。
ビットコインは値動きが激しいことが特徴の一つ。為替レートによって利益を得るFXとよく似ています。「FXはなんだか怖い」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
「でもビットコインが値上がりしているのは気になる!」そんな方には、ビットコイン関連銘柄がおすすめ。
ビットコイン関連銘柄は、ビットコイン関連事業を手掛ける企業で、これから大きく値を上げる可能性があるテーマ株だといえます。
たとえいま現在、時価総額が低い低位株だったとしても、ひとたび時流の変化をつかめば、テンバガー※株にもなりえるかもしれません。
株価が10倍以上に跳ね上がる株のこと。テンバガーについて詳しい解説は「テンバガー(10倍株)銘柄で一攫千金!資産を10倍に増やす方法」を参考にしてください。
ビットコインは豊富な話題性と注目度の高さから、大きな値上がりが期待できる夢のある銘柄だといえます。
ビットコイン関連銘柄はどんな銘柄?
ビットコイン関連銘柄と一口でいっても色々な銘柄があります。具体的にどんな銘柄なのでしょうか。
- ビットコインの取引所や販売所を運営している
- ビットコインを企業活動として取り入れている
- 他の仮想通貨も開発、運営している
- 仮想通貨を運営している企業と業務提携している
- Fintech※のシステム構築をしている
インターネットと金融を融合させたもので、ファイナンス(Finance)とテクノロジー(Technology)の2つの言葉を合わせた新しい産業分野。
仮想通貨のブロックチェーンはFintech技術をけん引する存在です。
ブロックチェーンなど、ビットコインのシステムについては「ビットコインの仕組みとは!システムをわかりやすく解説」で詳しく解説しています。
このように多彩な銘柄がビットコイン関連銘柄として挙がっています。
ビットコインで支払いができるようになれば、世界中の人々が気軽に商品を買うことができるようになるため流通が活性化し、売上の増大にもつながります。
ビットコイン関連ニュースからますます目が離せませんね。
ビットコイン株を買おう!ビットコイン関連銘柄一覧
ここでは話題のテーマ株、ビットコイン銘柄を一覧で紹介します。
<ビットコイン関連銘柄一覧>
証券コード | 銘柄名 | 企業概要 |
---|---|---|
2315 | カイカ | ブロックチェーンや人工知能を中心にFintechなどの最先端技術研究を行っている。2017年4月、フィスコ仮想通貨取引所等と業務提携合意。 |
3121 | マーチャント・バンカーズ | 2017年2月、ビットコイン取引所「BtcBox」と資本・業務提携を発表。 |
3688 | VOYAGE GROUP | 子会社のVOYAGE MARKETINGがbitFlyerと提携し、自社ポイントをビットコインに交換できるサービスを開始し注目された。 |
3690 | ロックオン | 「Zaif Payment」のテックビューロと業務提携し、自社ネットショップでビットコインによる決済を可能にした。 |
3691 | リアルワールド | bitFlyerと業務提携し、自社クラウドサービスで貯めたポイントがビットコインに交換できることに。 |
3696 | セレス | 2016年9月、ビットコイン送金サービス「CoinTip」のサービスを開始した。 |
3769 | GMOペイメントゲートウェイ | bitFlyerと業務提携し、ビットコインで決済できるサービスを導入。 |
3774 | インターネットイニシアティブ(IIJ) | QUOINEやKeychainと協業し、仮想通貨流通のネットワーク環境を構築する事業を2017年上旬に開始予定。 |
3807 | フィスコ | 傘下のフィスコ仮想通貨取引所ではビットコインや日本で作られた暗号通貨モナコインを取り扱う。 |
3808 | オウケイウェイヴ | ブロックチェーン技術とビットコイン取引所を有するテックビューロや、ビットコイン関連サービスを展開する企業breadwallet LLCと業務提携。 |
3825 | リミックスポイント | 傘下のビットポイントジャパンはビットコインやイーサリアムの仮想通貨を扱う取引所・販売所。 |
3853 | インフォテリア | 2017年4月、一般社団法人ブロックチェーン推進協会が、インフォテリアなどの企業と共同で仮想通貨「Zen」の実験を開始。 |
3917 | アイリッジ | ブロックチェーン技術を活用した電子地域通貨の商品化に着手。 |
6172 | メタップス | 2017年3月、AIによる仮想通貨の取引データの解析をし、投資アルゴリズムを構築。 |
6180 | GMOメディア | ビットコインでオンラインゲームのアイテムを購入できるサービスを開始。 |
8306 | 三菱UFJ FG | 仮想通貨イーサリアムの企業連合に参加。仮想通貨「MUFGコイン」の発行。 |
8411 | みずほ FG | 日本IBMと組み、仮想通貨「みずほマネー」を開発。bitFlyerと業務提携。 |
8473 | SBIホールディングス | SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社を設立。仮想通貨の交換・取引サービスを提供。 |
8703 | auカブコム証券 | MUFGイノベーションラボなどと共同で企業コイン「OOIRI」を導入。 |
8704 | トレイダーズホールディングス | 2017年4月、子会社であるみんなのビットコイン株式会社が仮想通貨取引所サービスを提供開始。 |
8732 | マネーパートナーズグループ | 米大手取引所「Kraken」と業務提携を検討中。 |
9449 | GMOインターネット | 2017年5月、子会社のgmo-z.comコインがビットコインの売買ができる取引所を開始。イーサリアムやアルトコインも売買予定。 |
このように今でもたくさんの銘柄がありますが、ビットコイン市場が拡大すれば、今後さらに増えることが予想されています。
ではこの中でも特に注目度の高い銘柄を紹介していきます。
ビットコイン(仮想通貨)の取引所を運営する注目銘柄3選!
投資するには取引所や販売所を介して、ビットコインを売買する必要があります。
取引所のアカウントを作るののも手軽で、ビットコインなど仮想通貨に投資したいという人はどんどん増えています。
そのため取引所を運営する銘柄は、今がまさに大注目の銘柄なんです。
フィスコ仮想通貨取引所ではビットコインのほかに、日本が発祥のアルトコイン※であるモナコイン(モナーコイン)の取り扱いがあります。
ビットコイン以外の仮想通貨の総称です。基本的にビットコインの仕組みと大差はありません。
2017年4月末、モナコインは新技術セグウィット※を採用したため注目を集め、そのせいで<3807>フィスコは大きく株価を上げました。
取引データを圧縮して、コンピュータ処理を迅速にする処理のこと。仮想通貨の取引量が多くなると処理が追い付かず、送金までの時間が長くなります。それに対処するために作られたシステムです。
当時の株価はこちらになります。
ビットポイントジャパンは、ANAホールディングスの子会社であるLCCのピーチ・アビエーションと共同し、ビットコインで航空券を購入できるサービスを、2017年12月末までには開始する予定です。
このニュースが流れるとともに、<3825>リミックスポイントは株価が急騰し、ストップ高まで買われました。
当時の株価はこちらです。
SBIバーチャル・カレンシーズでは、2017年夏ごろ、ビットコインとイーサリアムを取り扱いを始める予定です。
<8473>SBIホールディングスの株価はこちらです。
SBIバーチャル・カレンシーズの仮想通貨取引所の新情報が開示されれば、またとない好材料になりますから、株価が急騰する可能性が十分あります。
SBIホールディングスという名前を聞くと、株のトレーダーならすぐに「SBI証券」を思い浮かべるのではないでしょうか。
SBI証券はビットコイン関連銘柄として名前が挙がっているSBIホールディングスのグループ会社です。
手数料などのサービスが充実し、取引ツールの使い勝手もよく、顧客満足度も大変高いSBI証券ですから、すでに口座開設している人も多いのではないでしょうか。
SBI証券の手数料やサービスについての詳細は「人気のSBI証券!特徴から口座開設方法まで徹底紹介します」をご覧ください。
SBI証券のいいところは、なんといってもIPOチャレンジポイント※が貯まるところ!
SBI証券のIPO当選確率がアップするポイントサービスのこと。
新規公開株のことをIPOといいますが、IPOは初値が高騰するためカンタンに儲けが出やすいお宝株なので大変人気が高く、抽選に当たりにくいのが難点です。しかしSBI証券のIPOチャレンジポイントを貯め、抽選時にポイントを使うことで、IPOに当選する可能性が高くなるのです。
ビットコイン関連銘柄は今回紹介した銘柄だけにとどまらず、今後もどんどん上場銘柄が増えていくことでしょう。
それに備えてSBI証券のIPOチャレンジポイントを貯め、ビットコイン関連銘柄の上場に備えましょう!
まだSBI証券の証券口座を持っていない人はこちらから口座開設ができます。
話題の仮想通貨にメガバンクも参入!
<8306>三菱UFJフィナンシャルグループや、<8411>みずほフィナンシャルグループは仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)と業務提携し、ブロックチェーンの実証実験を開始。
仮想通貨の将来性を見越し、開発事業に前向きです。
三菱UFJ銀行の口座にあるお金を、スマホアプリでMUFGコインに変え、インターネットバンキングを経由して、早く低コストで相手に送金できるのがメリットです。
2018年春にはUFJ銀行の口座を持つ人を対象に、このコインの利用ができる見通しです。
<8306>三菱UFJフィナンシャルグループの株価はこちらです。
みずほマネーに関しては、いつ頃導入するかはまだ発表されていませんが、今後の展開が見逃せませんね。
<8411>みずほフィナンシャルグループの株価はこちらです。
メガバンクはいずれも、2016年11月の米大統領選後に株価が急騰しました。なぜならトランプ大統領による金融規制緩和が、投資家に好材料視されたため。
その後、金融関連株の株価は天井を打ったかのように見えます。日銀のマイナス金利政策や円高リスクもある中で、この天井を破ることができるか。それは仮想通貨の今後に命運がかかっているのかもしれませんね。
急騰の可能性あり?今後の成長に期待するビットコイン関連銘柄
今は注目されていなくても、ビットコインの知名度がもっと上がることによって、注目が集まる可能性のある株を紹介します。
このようにビットコイン関連銘柄のほかの銘柄に比べると、株価に出遅れ感があります。
業績は良好ですが、PERは約44.75倍・PBRは約3.89倍なので、やや割高感があるためでしょうか。
とはいえ<3696>セレスは今後もビットコイン決済サービスの新事業を発表する予定なので、株価を押し上げる材料には期待できます。目が離せない銘柄ですね。
Zaifのビットコインを日本円に換金し、手数料無料でマネパカードに直接チャージ。日本国内のマスターカード加盟店で利用できるというサービスです。
ビットコインをもっと身近に使えるようになることで、利用者数が増え、ビットコイン自体の価値も上がりそうですね。
<8732>マネーパートナーズグループの株価はこちらです。
このチャートを見ると、現在の<8732>マネーパートナーズグループの株が底値圏にあることが見て取れますね。
現在の株価低迷の理由としては、2017年3月期の本決算で売上高、経常利益、当期利益が大幅なマイナスになっていることも関係しています。
とはいえPERは約19倍・PBRは1.28倍なので、比較的割安だとも判断できますから、今後のビットコインの値動きや、新しい情報次第で突然値上がりするかもしれません。
焦らず待つことだ!
ビットコインの未来を予想して関連銘柄を買おう
ビットコインなど仮想通貨に関係する銘柄は、今が天井ではありません。まだまだこれから大きく値上がりする銘柄だといえます。
ビットコインのメリットをまだ多くの人に認知されていないという面もありますが、仮想通貨を扱ったFintech技術はさまざまなものに応用がきき、アイデア次第で無限大にビジネスが広がる可能性を秘めているからです。
これから伸びしろがあるFintech技術の最先端、仮想通貨ビジネスに、ぜひあなたも投資を始めてみてください。