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大学生のアルバイト事情 月80時間働くツワモノも!

大学生のアルバイト、みんなどのくらいやっているのでしょうか? また、親からの仕送りは、いくらくらい貰っているものなのでしょうか。一人暮らしをしている大学生の収入と支出例も合わせてご紹介します。

大学生のアルバイト事情 どのくらい働いているの?

JASSO日本学生支援機構「平成28年度学生生活調査結果」によれば、アルバイトをしている大学生の割合は、全体の83.6%。このうち36%は、家庭からのお小遣いや仕送りだけでは就学困難で、経済的理由により、アルバイトを生活費や学費に充てているということが明らかになっています。

アルバイトに費やす時間として、もっとも多いのは週に11時間~15時間。ただし週20時間以上(=月80時間以上)という人も1割強います。

大学生のお小遣い事情は?

全国大学生活協同組合連合会「学生生活実態調査2018年度」によれば、大学生の月の支出の平均は自宅生:67,200円下宿生126,100円。自宅生は支出の6割に相当する40,920円/下宿生は支出の25%に相当する31,670円をアルバイトで賄っています。

自宅生の平均収入:67,750円

上位の内訳

  • アルバイト(40,920円)
  • 小遣い(12,780円)
  • 奨学金(11,060円)

下宿生の平均収入 127,280円

上位の内訳

  • 仕送り(71,500円)
  • アルバイト(31,670円)
  • 奨学金(20,530円)

自宅生に比べて支出が多い下宿生ですが、「仕送りゼロ」が7%「5万円未満」も16%。しかもこれらは増加傾向にあり、5~10万円以上は横這いなものの、10万円以上は激減しています。

下宿生への仕送り+奨学金の平均の合計は、平均92,030円。食費や住居費など生活の基盤として必要な金額(86,730円)とあまり変わらないため、学生生活を楽しむうえで欠かせない「クラブ・サークル活動」「旅行」や短期も含めた「留学」などは、アルバイトの頑張り度にかかっていると言えそうです。

仕送りなしで月90時間働いたA子さんの場合

地方国立大学(文系)に通うA子さん。実家からの仕送りはなく、一人暮らしをしながら生活費と留学費(アフリカへの留学費用、100万円)を工面するため、深夜のファーストフード店で月90時間働いていました。

<主な支出>

  • 家賃3.8万円
  • 光熱費0.5万円
  • 食費 2万円(飲み会含む)
  • サークル活動費 1〜2万円(ダンスとNGO)
  • その他生活費 1万円

合計:約9万~10万

<収入>

  • 深夜のファーストフード店のアルバイト:平均月9万円(90時間)
  • 学生支援機構の奨学金:5万円
  • 仕送り:なし

合計:月約14万円

食費を浮かせたくて居酒屋バイトをしたB君の場合

B君は、地方私立大学(理系)に通う大学生。一人暮らしをしながら、居酒屋でアルバイトをしています。賄いで食費が浮かせるのがメリットで、月70時間働いています。

<主な支出>

  • 家賃3.6万円
  • 光熱費 0.5万円
  • 食費 2万円(賄いで夕食を浮かす)
  • サークル活動費 0.1万円(軽音)
  • その他生活費 1.5~2万円
  • 遊興費 1万~2万円(飲み会や、旅行など)

合計:月約10万円

<収入>

  • 居酒屋でのアルバイト:7万円(70時間)
  • 親からの仕送り:5万円

合計:月約12万円

B君は、本当はもっとアルバイトで稼ぎたいものの、税負担の関係上、103万円を超えないように工夫しているのだとか。ただ、そう言う一方で、「学生生活がアルバイトばかりになってしまっては、本末転倒」とも。

「留学、人間関係を広げるなど目的があれば良いのですが、勉強から逃げるようにしてアルバイトをするのは、ちょっと違うと思います。僕も大学院に進みたいので、勉強はしっかりやっていきたいと思っています」と話してくれました。

アルバイトをすることで、お金だけでなく、得られるものは多いことでしょう。でも、学生の本分はやっぱり勉強。親としても、計画性をもった貯蓄が大切といえそうです。

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