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共働きがいちばん危うい!?子育て費用の注意点とその理由とは

子育てをするにあたり、お金を貯めなくちゃ…とは思うものの、具体的にどうすればいいのかわからない人は多数。そんななか、夫婦でバリバリ働いているのに、お金が貯まっていないという人も少なくありません。意外なその理由と、共働き夫婦が貯蓄をするコツとは?

共働き夫婦の貯蓄が「危うい」理由

Cras-i design(クラシデザイン)代表でファイナンシャル・プランナーの波柴純子さんは、「共働き夫婦ほど、危うい」と指摘。その理由について、こう説明します。

「夫婦どちらも収入があるので、日々の生活に困りはしていないと思うんです。ただ、働くかわりにといってはなんですが、外食とか体のメンテナンスとか、時間をお金で買うような支出は発生しがちです。

共働き夫婦でよくあるのは、自分もそれなりに生活費を担っているし、相手はそれなりに貯蓄できているだろうと思い込んで、アテが外れるケース。また、お互い退職金や厚生年金があると、深く考えずに同じようなタイミングでリタイアして一気に生活に困窮するケースもあります。」(波柴さん、以下「」内同)

将来、子どもにかかるお金の貯め方は?

では、どうすればいいのでしょうか。波柴さんは、「貯蓄の口座を作る」ことと「ライフイベント表を作る」ことをアドバイスします。

貯蓄の口座を作る

結婚の時にそういった口座を作ることができればベストですが、その後でも、家を購入する、子どもを産むなど、大きなライフイベントをきっかけに、ぜひ貯蓄用口座を作りましょう。

ライフイベント表を作る

同じ収入でも人によって使い方は違います。まず年単位の表で、いつどんなライフイベントがあり、毎年の収入と支出、そして資産はいくらあるかといったことを書いた “ライフイベント表”を作ることをおすすめします。

「貯蓄に失敗する理由は、動機づけが弱いことにつきます。『子どもが独立したらお金がかからなくなるから、老後はなんとかなるだろう』など、ふわっと思ってしまう。お金に関することは、“ふわっ”とさせておいてはいけません

収入から逆算していくら積み立てていくというよりは、まずは何歳のときにどうしているか、その時お金はいくら必要かなど、将来的な表をつくって、そこに自分の年齢をおいてみる

日本の夫婦は、お金に関する話から逃げがちです。もともと夫が稼いできて、妻に食費を渡すとか、あるいは給料を全部妻に渡して、妻が夫に“お小遣い”をあげるといったスタイルの家が多かった日本では、夫婦間でお金について話し合う習慣がないことが多いのでしょうね。

でも、今や共働きは当たり前。団塊世代のように、働き続ければ給料も上昇、預貯金の金利も良く、特にプランニングをしなくても心配せずに生活できたという時代ではありません。世の中の常識が変わっているのに、習慣が変わっていないんです」

子どもにかかるお金を貯めるといっても、何歳で産むのか、何人を予定するのかなどで、貯蓄額も変わってきます。そこでまず、ライフイベントのタイミングとそれにかかる金額を把握それから現在の収支を照らし合わせ、貯蓄を始める必要があるということです。

“未来の時系列”という視点をもつ

ライフイベント表では、「将来的にしたいこと」をなるべく具体的にイメージします。

  • ステップ1:したいことをイメージしよう
  • ステップ2:ライフイベントの時間、額を明確にしよう
  • ステップ3:現在の収支を確認しよう
  • ステップ4:資産のバランスを把握しよう

ステップ1では、例えば資格取得、海外旅行など。ステップ2では、転職、出産、引っ越しといった人生に関わる大きなイベントをわかる限り書いてみます。そしてステップ3・4では現時点での貯蓄額以外にローンはどのくらい残っているのかなどを書き出してみましょう。

ローンはどのくらい残っているのか。返済があるなら、返済がある間・終わった後の貯蓄はどんな商品をどんなペースで貯めるのか。このライフイベント表作りを毎年おこなえば、予定が変わったときにも随時対応していくことができます。

書き出して、“目にする”ということが、貯蓄への第一歩です。

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ファイナンシャル・プランナーの波柴純子さんは、いまもっとも必要なのは“変化に対応できる能力”と指摘。どんな時代でも生き抜く力について、お話を聞きました。
 

※一部の画像はイメージです

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