2018年12月28日 公開
2018年12月28日 更新

電気代平均額ってどのくらい? 世帯人数にあわせて上手に節約しよう

電気代の節約を考えるのであれば、まずは月々の平均額を知って、節約できる額の目安を把握しておきましょう。この記事では、世帯人数ごとの電気代平均額をお伝えします。電気代を節約する目安として、参考にしてみてくださいね。

209 view

光熱費を節約したいと思っているものの、必要なものだからと諦めてはいませんか?

実は電力自由化によって一般家庭でも電力会社を自由に選べるようになり、電気代を大きく節約することができるようになりました。

この記事では、世帯人数別に一般家庭の電気代平均を見つつ、実際に電力会社やプランを切り替えることでどれくらい節約できるのかについて解説していきます。

統計でわかる一般家庭の電気代平均額

 (1186)

一般家庭の平均的な電気代はどのくらいなのでしょうか。総務省統計局では、毎月「家計調査」で、世帯人数ごとの品目別消費額の統計を発表しています。

この統計をもとに、2017年の電気代の平均額を見てみましょう。

平成29年(2017年)の世帯人数ごとの1カ月と年間の電気代平均

1カ月の電気代平均 年間の電気代平均
2人世帯 9,176円 11万106円
3人世帯 1万485円 12万5,815円
4人世帯 1万1,239円 13万4,868円
5人世帯 1万2,610円 15万1,322円
ご自身の家庭と比べていかがでしょうか?平均よりも高くなっている方はもちろんですが、下回っていたとしてもさらに月々の電気代を節約することは可能です。

誰にでもできる電気代節約術とは

 (1187)

毎日の生活に欠かせない電気ですが、ちょっとした工夫で使用量を減らして電気代を節約することができます。具体的な電気代節約術を見ていきましょう。

家電の使い方を見直す

家庭内にはいろいろな家電製品がありますが、使い方を少し工夫すれば電気代を節約することができます。

ここでは、代表的な家電製品を4品目取り上げて解説していきます。

☆エアコン

年間をとおしてもっとも電気代がかかる家庭の多い、エアコンの使い方を見直してみましょう。

節電を重視するなら、夏の冷房は設定温度を28℃を目安に考えましょう。資源エネルギー庁によると設定温度を27℃から28℃に上げることで年間30.24kWhの省エネになり、年間670円の節約ができるといいます。

また、冬の暖房の設定温度は20℃を目安にしましょう。資源エネルギー庁では設定温度を21℃から20℃にした場合、年間53.08kWhの省エネ、年間1,170円の節約になるとしています。

とはいえ、冬に室温20℃は寒いと感じる方も多いはずです。そんな方は、電気コタツや電気カーペットを併用することで、暖かさをキープしながら電気代を節約することができるでしょう。

☆冷蔵庫

冷蔵庫の電気代は温度設定によって節約できます。その方法は季節ごとに温度を変えることです。室温も低くなる冬は、ドアの開閉時でも庫内の温度が変わりにくいため強弱の設定を「弱」にしてもOK。これだけでも節約効果があります。

資源エネルギー庁によると、強弱設定を適切にするだけで年間61.72kWhの省エネになり、年間で1,360円の節約ができるでしょう。※周囲温度22℃で、設定温度を「強」から「中」にした場合

壁にピッタリつけるのではなく、適切な間隔で冷蔵庫を設置するのも節電効果があります。資源エネルギー庁によると、年間45.08kWhの省エネになり、年間で990円の節約につながります。

冷蔵庫の中にものを詰め込みすぎないことも、節電に効果があります。適度に隙間をつくって入れることで冷気がとおりやすくなり効率的に冷やせるようになります。資源エネルギー庁によると、年間43.84kWhの省エネになり、年間960円の電気代を節約できます。

☆照明器具

照明器具は玄関、リビング、トイレ、部屋ごとにあります。必要ない照明器具をこまめに消して点灯時間を短くすれば、電気代の節約が可能です。

資源エネルギー庁によると、白熱電球は年間19.71kWhの省エネになり、年間430円の電気代が節約できます。蛍光ランプは年間4.38kWhの省エネになり、年間100円の節約になります。

もっと大きく節約したい場合は、白熱電球からLED電球に取り替えるのがポイントです。 資源エネルギー庁によると、LED電球に取り替えるだけで年間90.00kWhの省エネになり、年間1,980円の電気代が節約できるとしています。

☆液晶テレビ

液晶テレビは画面の明るさを調節し、見ないときはこまめに消すだけで電気代を節約することが可能です。

資源エネルギー庁によると、明るさを調整するだけで年間27.10kWhの省エネになり、年間600円の電気代節約につながります。見ないときは消すように心がけると年間16.79kWhの省エネとなり、年間370円の節約ができます。

古い家電を新製品に買い替える

家電製品は、当時最先端だった製品でも、5~10年もすれば機能・性能ともに大きく進化します。もちろん、省エネ性能も同様です。

古くなってきた家電がある場合は、思い切って買い替えることで電気代を大きく減らせる場合があります。

ここでは、家庭でもよく使用する3つの家電製品について、買い替えるポイントを説明しましょう。

★エアコン

新製品に買い替える時は、部屋の広さに合わせることが大切です。

選ぶ時には「APF」(通年エネルギー消費効率)を目安にします。APFの数値が大きいほど省エネ能力が高くなり、電気代の節約になります

★洗濯乾燥機

意外と電気代がかかるのが洗濯乾燥機です。

洗濯容量が10Kgの電気代は、1日1回毎日洗濯乾燥すると年間で約9,500円~23,000円です。一般的に、洗濯機自体の値段はドラム式洗濯機のほうが高くなる傾向がありますが、電気代や水道代などのランニングコストではドラム式が安くなる傾向があります。

頻繁に使用する予定で、電気代をより重視する場合は、縦型洗濯機よりもドラム式洗濯機を選んだほうがトータルでおトクになる可能性があるでしょう。

★冷蔵庫

冷蔵庫は一年中つねに使用するものなので、特に省エネ性能は大切です。

4人家族なら400から500Lサイズが適切な大きさです。電気代のことを考えるなら、「年間消費電力量」の数値が小さい製品をおすすめします。冷蔵庫は容量が大きいほど電気代が安くなるというのが、買い替えのポイントでしょう。

日常生活を見直す

普段は何気なく使っている電気ですが、日常生活を見直すことで電気代の節約につなげられます。たとえば節約の意識を高くするには、毎月の電力使用量をチェックするなどです。

また外気は窓を通して室内に伝わるので、冷暖房器具の電気代節約には窓の断熱が効果的です。断熱シートや断熱フィルムを貼ったり、思い切って断熱ガラスにしたり、といった対策が考えられます。

電力会社の切り替えで電気代を節約できる

 (1188)

2016年4月の電力自由化によって、自由に電力会社を選べるようになりました。電力会社を切り替えることで電気代が節約できる時代になったのです。どのように節約できるかを説明しましょう。

電力自由化で知っておきたいポイント

電力自由化以降、たくさんの事業者が、新たに電力小売に参入しました。2018年12月現在、全国には500を超える事業者が、家庭に電気を供給する「小売電気事業者」として登録を受けています。

この中から、新しい電力会社を選ぶ際のポイントについて説明します。

☆自分のライフスタイルに合った電力会・プランを選ぶことができる

新しい電力会社では、電気代がおトクになる料金プランのほか、特定サービスの割引やポイント、クーポン券の付与といった特典を提供しているところもあります。

車によく乗る方は昭和シェルやENEOSでんきを選ぶとガソリン代などが割引になったり、まちエネを選ぶと電気代に応じてPontaポイントがたまったりと、ライフスタイルにあわせて電力会社を選べるようになっています。

☆マンションやアパートでも切り替えできる

電力会社の切り替えは一戸建て住宅だけというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、賃貸のマンションやアパートでも切り替え可能な場合がほとんどです。

中には「高圧一括受電」といって、マンションなどの集合住宅全体で電力会社と契約していることがあり、その場合は個別に切り替えることはできませんが、そうでなければ自由に切り替えが可能です。

電力会社の切り替えが可能かどうかは、入居前に管理会社などに確認しておくとよいでしょう。

☆切り替えても電気の電力供給の品質は変わらない

新電力を含めたすべての電力会社は、同じ送電網(電力ネットワーク)を使って各家庭に届けられます。

そのため、切り替えたからといって停電の可能性が高まったり、電力供給が不安定になるといったことはなく、切り替え前と同様に電気をつかうことができます。

☆工事費は無料

新しい電力会社に切り替えた際、「スマートメーター」という電気使用量の計測機能と、計測した数値の電送機能をもった新しい電力メーターに交換します。

スマートメーターは利用者のものではなく、送配電会社の所有物になるため、工事費・設置費は基本的に無料です。

新しい電力会社に切り替えた際、「スマートメーター」という電気使用量の計測機能と、計測した数値の電送機能をもった新しい電力メーターに交換します。

スマートメーターは利用者のものではなく、送配電会社の所有物になるため、工事費・設置費は基本的に無料です。

電力料金プランの比較サイトが便利

電力会社の切り替えで電気代が節約できるといっても、どの電力会社を選んでいいかわからない方や、手続きが面倒な方もいるでしょう。

そのような方におすすめなのが、現在の電気代をもとに電力料金プランを一括で比較できるサイトです。

電力料金プラン比較サイトでは、各電力会社の電気料金を比較できるほか、付帯サービスの内容も比べることができます。キャンペーンでギフト券がもらえるなど、各電力会社から直接申し込むよりもおトクに選べるのも大きなメリットです。

電気代を安くするには、電力会社・プランの切り替えが有効!

世帯人数ごとの電気代平均と、電気代を安く抑える方法を解説しました。

家電製品の使い方によって節約する方法もお伝えしましたが、より効果的なのは電力会社や料金プランの切り替えです。2016年4月の電力自由化により、地域の大手電力会社だけでなく、さまざまな電力会社から自由に選べるようになりました。

また、多くの電力会社や料金プランが登場しているので、ぜひ自分にあったものを探してみましょう。もしかすると、思いがけない節約ができるかもしれませんよ。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※画像はイメージです※本文の価格は税込価格となります

49 件

電気をかえると どのくらいおトクになるの?

平均1万8,000円
お得になってる!

関連する記事 こんな記事も人気です♪

スマートメーターとは? メリット・デメリットと導入までの流れまとめ

スマートメーターとは? メリット・デメリットと導入までの流れまとめ

電力会社の切り替えを検討しているときに、「スマートメーター」という言葉を耳にしたことはありませんか?「スマートメーター」とは、通信機能などを備えたデジタル式の電力メーターです。この記事では、スマートメーターとは何か、スマートメーター導入のメリット・デメリット、設置の流れを解説します。電力会社切り替えの第一歩として、スマートメーターについて知っておきましょう。
電気代を節約したい方必見! 今日から実践できる簡単テクまとめ

電気代を節約したい方必見! 今日から実践できる簡単テクまとめ

毎月の電気代を安く抑えるために、忙しい人でも今日から取り入れることができる簡単な電気代節約術を大公開! さらに、日頃の節約術と組み合わせれば年間の電気代も効果的に節約できるアンペア数やプランの見直しについても解説しています。電気代が高いと感じている方は必見です。
一人暮らしでかかる電気代の平均は? 相場と節約ポイントをチェック!

一人暮らしでかかる電気代の平均は? 相場と節約ポイントをチェック!

一人暮らしの電気代は一般的にどれくらいかかるか知っていますか? 実際の相場を知ると、「自分はちょっと使い過ぎ?」と驚くかもしれません。この記事では単身世帯の電気代の相場や、電気代を節約するためのポイントを解説。電気料金見直しの参考にしてみてください。
電気代が高い原因とは? 注意すべき家電製品と安く抑える使い方のコツ

電気代が高い原因とは? 注意すべき家電製品と安く抑える使い方のコツ

「電気代が高い!」とお悩みではありませんか? しかし、何が原因なのかわからない方も多いでしょう。今回は、電気代が高くなる原因を紹介するとともに、電気代がかかる家電製品もピックアップしています。さらに電気代を安く抑えるコツについても解説します。

この記事のキーワード

この記事のライター

エネチェンジ編集部 エネチェンジ編集部