2018年12月28日 公開
2018年12月28日 更新

一人暮らしでかかる電気代の平均は? 相場と節約ポイントをチェック!

一人暮らしの電気代は一般的にどれくらいかかるか知っていますか? 実際の相場を知ると、「自分はちょっと使い過ぎ?」と驚くかもしれません。この記事では単身世帯の電気代の相場や、電気代を節約するためのポイントを解説。電気料金見直しの参考にしてみてください。

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一人暮らしの電気代はどのくらいかかるか不安に思ったり、自分が毎月支払っている電気代が多いのか少ないのか気になったりしている方も多いのではないでしょうか。一人暮らし世帯の電気代を安く済ませるための第一歩は、電気代の相場や節約ポイントを知ることです。

そこで今回は、一人暮らしの電気代について解説をしていきます。

一人暮らしの電気代ってどのくらいかかる?

初めての一人暮らしだと、電気代がどのくらいかかるのか気になりますよね。

ここでは、総務省の統計局のデータから、一人暮らしの平均的な電気代を見ていきましょう。

家計調査から見る一人暮らしの電気代

総務省統計局の時系列データ「家計調査(家計収支編)」によると、単身世帯全体の電気代は以下のようになっています。

☆単身世帯全体の電気代平均

月額 年額
2017年 5,392円 6万4,704円
2016年 5,320円 6万3,839円
2015年 5,599円 6万7,189円
2014年 5,565円 6万6,784円
2013年 5,482円 6万5,779円
2012年 5,141円 6万1,696円
2011年 4,801円 5万6,708円
2010年 5,016円 6万0,190円
2009年 4,769円 5万7,231円
2008年 4,868円 5万8,421円

北陸電力、中国電力、沖縄電力を除く大手電力会社(旧一般電気事業者)は2011年に発生した東日本大震災の翌年以降に続々と値上げをした(消費者庁「小売電気料金及び託送料金の推移 日本と海外の比較」より)ことも影響し、2012年以降は平均の電気代がやや高くなっています。

では、勤労者世帯(サラリーマン世帯)に限った電気代平均はどうでしょうか。

☆勤労単身世帯(サラリーマン世帯)の電気代平均

月額  年額
2017年 4,219円 5万633円
2016年 4,148円 4万9,776円
2015年 4,302円 5万1,626円
2014年 4,388円 5万2,651円
2013年 4,346円 5万2,156円
2012年 4,027円 4万8,329円
2011年 3,927円 4万7,119円
2010年 3,974円 4万7,692円
2009年 3,841円 4万6,096円
2008年 4,117円 4万9,399円
これを見ると、単身世帯全体と比較して月平均で1,000円ほど安くなっているのがわかります。この差は、日中の在宅時間が影響しているものと考えられます。

一人暮らしのライフスタイルにも差異はありますが、全体で見ると、月額4,000円から5,000円が電気代の相場と言えそうです。

ガス代・水道代も合わせた水道光熱費は?

ガス代なども含めた一人暮らしの光熱費はどのぐらいになるのでしょうか?同じく総務省統計局のデータを見てみましょう。

☆単身世帯全体の光熱費平均

月額 年額
2017年 1万1,380円 13万6,560円
2016年 1万1,028円 13万2,336円
2015年 1万1,667円 14万4円
2014年 1万1,849円 14万2,188円
2013年 1万1,863円 14万2,356円
2012年 1万1,404円 13万6,848円
2011年 1万875円 13万500円
2010年 1万737円 12万8,844円
2009年 1万649円 12万7,788円
2008年 1万999円 13万1,998円
光熱費の月額平均は1万1,000円前後のようです。工夫次第では、この数字より安くすることもできるでしょう。

☆勤労単身世帯(サラリーマン世帯)の光熱費平均

月額 年額
2017年 9,288円 11万1,456円
2016年 9,016円 10万8,192円
2015年 9,463円 11万3,566円
2014年 9,653円 11万5,836円
2013年 9,837円 11万8,044円
2012年 9,086円 10万9,032円
2011年 9,093円 10万9,116円
2010年 8,803円 10万5,636円
2009年 8,813円 10万5,756円
2008年 9,343円 11万2,116円
勤労単身世帯では、単身者全体よりも2,000円ほど安くなっています。これも電気代と同様に、在宅時間の長さが影響していると思われます。

ライフスタイル別・一人暮らしでの電気代と電気の使用状況

一人暮らしといっても、学生と社会人、高齢者では、それぞれにライフスタイルが異なります。

それぞれ、どのぐらいの電気代がかかって、どの程度の差があるのでしょうか?
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学生・若い社会人の一人暮らし

統計局では「一人暮らしの学生」を対象にした調査は実施していないため、「単身世帯34歳以下」の2017年度の平均値を見てみましょう。
電気代 3,172円
ガス代 2,384円
水道代 1,363円
光熱費月額 6,979円
2017年の単身世帯全体の光熱費月額平均11,380円と比べると、かなり安いのがわかります。

自炊よりも外食が多かったり、自分の洗濯機でこまめに洗濯するよりも、まとめてコインランドリーを利用したりと、家電の利用時間が少ないのも光熱費が少ない要因と考えられます。また、上の世代と比べると収入が少なめで光熱費を節約する人が多いのも理由のひとつでしょう。

35歳以上の社会人の一人暮らし

単身世帯全体と勤労単身世帯での差でも見られたように、社会人は在宅時間が短いため電気代が安くなる傾向にあります。

35歳から59歳の単身世帯と単身勤労者世帯の光熱費を2017年度の平均値で見てみます。
単身全体 単身勤労者
電気代 5,092円 4,768円
ガス代 3,197円 3,157円
水道代 2,355円 2,322円
光熱費月額 11,191円 10,637円

電気代は、ガス代・水道代の差に見られる30~40円よりも大きく、300円以上の開きがあります。

入浴などで使うガスや水道は勤労者であるなしに関わらずさほど変わりませんが、在宅時間が短いことによる電気だけは明確な差が出ています。

高齢者の一人暮らし

高齢者の一人暮らしの場合、勤労単身世帯とは逆に、電気代が高くなるケースが目立ちます。2017年「65歳以上単身世帯」の平均値を見てみましょう。
電気代 6,254円
ガス代 3,252円
水道代 2,378円
光熱費月額 12,915円
電気代が突出して高くなっています。在宅時間が長いので、テレビやエアコンなどの使用時間が長いことが理由として考えられます。

一人暮らしの電気代を節約するポイント

平均的な電気代よりも毎月の電気代が大幅に高い方は、電気の使い方次第で節約ができるかもしれません。

電気代を節約するための基本的なポイントをしっかりチェックしておきましょう。

エアコンを上手に利用する

夏と冬は、エアコンの使用によって電気代の比率が高まるので、扇風機やサーキュレーターとの併用や温度や風量の設定を「自動」にするなどして、効率的な使い方をしましょう。

室外機やフィルターが汚れていると、稼働効率が悪くなります。とくにフィルターは2週間に1度を目安に掃除をすることをおすすめします。

また、室外機の周囲にものがあると外気を取り入れにくくなるため、室外機の周辺にものを置かないなどの対策も大切です。

待機電力を減らす

長時間使わない家電の電源プラグは、コンセントから抜いておきましょう。

常時稼働が必要な冷蔵庫やタイマー予約をよく使う炊飯器などは仕方がありませんが、電気ポットや電子レンジなどは、使用時以外はプラグを抜いていてもさほど不都合はないでしょう。

電力会社を変える

電力自由化で電力会社も選べるようになりました。賃貸マンション・アパートでも条件によっては電力会社の変更は可能なので、現在の電気代と比較して安い電力会社があれば切り替えを検討してみましょう。

まずは現在の契約プランの内容をチェックして、自分のライフスタイルにあっているどうかをもう一度確認してみてください。

選べる電力会社が増えたのと同時に、時間帯や曜日によって料金が異なるプランなども増えているので、より自分に適したプランが見つかるかもしれませんよ。

一人暮らしの電気代も節約できる!できることから始めよう

一人暮らしの電気代は、毎日の使い方を工夫するだけではなく、電力会社やプランを変えることでも安くすることができます

年間で考えれば大きな違いになることもあるので、さまざまな方法を検討して、自分に合った電力会社やプランを選んでくださいね。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※画像はイメージです※本文の価格は税込価格となります

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電気をかえると どのくらいおトクになるの?

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