2018年12月28日 公開
2018年12月28日 更新

電気代が高い原因とは? 注意すべき家電製品と安く抑える使い方のコツ

「電気代が高い!」とお悩みではありませんか? しかし、何が原因なのかわからない方も多いでしょう。今回は、電気代が高くなる原因を紹介するとともに、電気代がかかる家電製品もピックアップしています。さらに電気代を安く抑えるコツについても解説します。

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「電気代が高い」と感じているものの、原因がわからなくてお悩みの方もいるのではないでしょうか? もしかしたら、使っている「家電製品」に電気代が高くなる原因がある可能性があります。

今回は、電気代を高くしている可能性のある家電製品や、電気代を安く抑える使い方のコツを紹介します。

電気代が高い! おもな原因4つ

電気代は、さまざまな要因で変動します。

まずは、電気代が高くなるおもな原因を4つピックアップして見ていきましょう。

原因1 家族構成や季節の変化などの影響

電気の使用量は、家族が1人増えるだけでも大きく変動します。出産で家族が増えたり、逆に子どもが独り立ちして家を出ていくなど、家族構成が変わることで、電気の使い方が大きく変わる家庭もあるでしょう。

また季節の移り変わりも、電気の使用量に大きく影響します。例えば春・秋はエアコンなど空調系の家電製品を使わない家庭も多いですが、夏・冬では使用頻度が高くなり、その分電気代が高くなります。

原因2 電源プラグを挿しっぱなしにすることによる待機電力

電源プラグをコンセントに挿したままにしておくだけで、待機電力が発生する家電製品もあります。例えば、タイマー機能のある炊飯器やエアコンなどが該当します。

現在は待機電力対策として、コンセントごとにオン・オフのスイッチがついたテーブルタップが数多く販売されているので、必要に応じて活用しましょう。

ただし、エアコンに関しては注意が必要です。エアコンは電源プラグをつないでおくことで内部の冷媒を予熱して、すぐに稼働できるようにしています。こまめにプラグを抜き差しすると故障の原因になるため、使用の少ない春・秋は抜いておく、くらいの対応に留めておくのが無難です。

原因3 家電製品の入れ替えや老朽化による電気代アップの場合も

同じ種類の家電でも、機種によって消費電力量や省エネ性能などに違いがあり、電気代は変動します。

古い家電製品は省エネ性能が低く、消費電力量も大きい傾向があります。電気代が高いのは、家電製品の老朽化が影響している場合もあるでしょう。

原因4 オール電化を導入した場合の電気代

オール電化を導入した結果、電気代が高くなることがあります。ただしこの場合、これまでガスでまかなっていた分が電気代に変わっている可能性があります。

オール電化にすると、これまでガスコンロや給湯器、お風呂の湯沸かしなどで使っていたガスが電気に変わります。そのため、オール電化にしたあと電気代が大幅にアップしたように感じるかもしれません。

しかし、この場合はガス代と電気代とを合算してから光熱費全体が上がったかどうかを確認して判断しましょう。

電気代が高いおもな家電製品3つ

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電気代が高くなる原因として、使い方はもとより、基本的に使用電力量の大きい家電製品があることも覚えておきましょう。

ここでは、電気代が高くなってしまうおもな家電製品を3つピックアップして紹介します。電気代が高くなる時期や使い方などにも注目しながら見ていきましょう。

年中通して使用頻度の高い「エアコン」

エアコンは、特に夏・冬の時期は使用頻度が高く、かつ複数台所有している家庭も多い家電製品のひとつです。

エアコンは設置する部屋が広くなるほど電気代が高くなり、だいたい1台あたり年間1万6,000円~5万円程度かかるとされています。

カタログなどに記載された期間消費電力量をもとに、エアコンの大きさ別で年間の電気代目安を試算してみました。
パナソニック18年度モデル Xシリーズエオリア

部屋の広さ 電気代
6畳用 約1万5,822円
8畳用 約1万8,252円
10畳用 約2万142円
12畳用 約2万7,864円
14畳用 約3万1,914円
18畳用 約4万3,335円
20畳用 約5万1,057円

(参考:一般社団法人日本冷凍空調工業会

エアコンは、使い方によっては電気代が高くなる可能性がある家電製品のひとつです。室内温度と設定温度との差が大きくなると、設定温度に近づけようとして電気を激しく消耗するという特徴があります。

こまめにオン・オフを繰り返した場合、室内温度の急激な上昇・低下が繰り返されることになるため、逆に電気代がかかることがあります。

節電を重視するなら、設定温度を夏は28度、冬は20度程度にしておくこと、外出などが短時間の場合はつけっぱなしにしておくことをおすすめします。

「洗濯乾燥機」も電力消費が大きい!

現在では、乾燥機能がついた「洗濯乾燥機」が増えています。洗濯機は大きく分けてドラム式・縦型の2タイプがあります。

洗濯のみだと、縦型に比べドラム式のほうが電気代は安いものの、双方とも乾燥機能を使用することでぐっと電気代がアップします。

洗濯容量11~12キロの洗濯機で1回洗濯した場合、1回あたりの電気代の目安は、ドラム式では約1.9円(消費電力約68Whで計算)、縦型では約2.7円(消費電力約98Whで計算)です。

一方、同じ洗濯機で乾燥機能を使用した場合、1回あたりの電気代の目安は、ドラム式では約17~25円(消費電力約620~890Whで計算)、縦型では約69円(消費電力約2,550Whで計算)です。

洗濯・乾燥それぞれ1回ずつ毎日使用した場合の電気代は、ドラム式の場合、約6,898~9,818円、縦型の場合約26,170円と想定されます。乾燥機能は、毎日使用しない方もいるでしょうが、意外に電気代がかかるものと考えておきましょう。

使用頻度は少なくても意外に電気代がかかる「食器洗い乾燥機」

家庭によっては、食器洗い乾燥機を頻繁に使っている場合もあるでしょう。1日に1~2回程度の使用頻度でも、意外と電気代がかかっています。

例えば4~5人分の食器を洗える食器洗い乾燥機で、1日2回使用したとします。1回につき電気代約20.8円(約770wh)と計算すると、1年365日使用した場合、20.8円×2回×365日=約1万5,184円となります。(水道代・洗剤代は含めず)

手洗いに比べ、使う水が少なく済むというメリットはあるものの、電気代だけで考えた場合コストがかかるのは否めません。

高い電気代を安く抑える3つのコツ

電気代が高くつく理由はさまざまです。ここで、電気代を安く抑えるコツを3つにまとめてご紹介していきます。

家電製品の買い替え

家電製品は、年々省エネ化が進んでいます。省エネ指数や年間の電気代、長期的にかかる電気代などを最新の家電製品と既存の家電製品で比較した場合、最新の家電製品を使用したほうがお得になるでしょう。

多くの家電製品は、買い替え目安が購入後10年といわれています。家庭内の家電製品をチェックし、古くなったものがあれば、買い替えを検討してみましょう。

ピークの電気使用量に見合った契約内容へ変更する

現状の電気の契約内容が、どのようなものか把握していますか? 生活状況が大きく変わった場合はもちろんですが、そもそも電気の契約内容が現在の生活に見合ったものなのか、チェックしてみることをおすすめします。

もし契約しているアンペア数が必要な分より大きい場合、余計に電気代がかかっている可能性も考えられます。アンペア数を考えるときに重要なのが、同時に使用する電気の量です。

消費電力量の大きい電子レンジやドライヤーなどを同時に使う機会の多い場合はアンペア数が大きいほうがよいですが、工夫して同時に使用する電気を調整できそうな場合は、契約アンペア数を小さくすることで、毎月の電気代を抑えられるかもしれません。

電力会社や料金プランを変える

2016年4月の電力自由化以降、たくさんの企業が電力の小売事業に参入しています。基本料金が0円のプランや夜間の料金が割安になるプランなど、各社さまざまなプランを打ち出しています。

こうした各電力会社の料金プランを比較し、自分のライフスタイルにあわせて電力会社を切り替えるだけで、これまでよりも年間の電気代が数千円安くなるケースもあります。切り替えを検討してみる価値はあるでしょう。

高い電気代は電気会社の切り替えで改善しよう

今回は、電気をたくさん使う家電製品と、その上手な使い方について紹介してきました。しかし、電気代が高い原因は、電気の使い方だけではありません。契約している電力会社や料金プランも毎月の電気代に影響します。

まずは現在の契約内容をあらためてチェックし、現在お住まいの地域で契約可能な他の電力会社と比較してみましょう。電力会社・料金プランを切り替えることで、毎月の電気代を今よりも安くできるかもしれませんよ。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※画像はイメージです※本文の価格は税込価格となります

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電気をかえると どのくらいおトクになるの?

平均1万8,000円
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エネチェンジ編集部 エネチェンジ編集部